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事件
【PC遠隔操作事件“真犯人”出廷(1)】「顛末」淡々と語る弁護人、キョロキョロと周囲に目をやる片山被告 傍聴券は18倍
(10:00~10:10)
《4人が誤認逮捕されたパソコン(PC)遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害罪などに問われた、片山祐輔被告(32)の第9回公判が22日、東京地裁(大野勝則裁判長)で開かれる》
《「被告が犯人」とする検察側と、「真犯人は別にいる」とする弁護側。これまでの公判では、両者は真っ向から対決。目撃証言や自白など直接的な証拠がなく、難しい裁判だといわれていた》
《だが…。その対決姿勢は、あっさりと、崩れ去った》
「先生、すみません」
《19日夜、弁護人にこう電話してきたという片山被告は「(一連の事件は)全部自分がやりました」と犯行を認めた》
《片山被告を“全面自供”へと追い込んだのは、墓穴を掘った形の自らの行動だった。16日午前11時半すぎ。「真犯人」を名乗るメールが報道機関に送られてきた。出廷していた片山被告は、公判後に「メールを送ることができない」と関与を否定し、自らの潔白を主張した》
《しかし、実際は、片山被告がスマートフォン(多機能携帯電話)の自動でメール送信できる「タイマー機能」を使って送ったものだった。スマフォは自らが前日の15日夕、江戸川区の荒川河川敷に埋めて隠し、その一部始終を、行動を確認していた捜査員が映像に記録していた》
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