【オリックス】佐藤達、まさかの9回勝ち越し被弾「甘く入った」
2014年5月22日6時0分 スポーツ報知
◆交流戦 オリックス6―7阪神(21日・京セラドーム大阪)
痛恨の1球。佐藤達は天を仰いだ。9回2死走者なし。真ん中高めに浮いた147キロ直球を、ゴメスに軽々と運ばれた。「甘く入ってしまった。一番気をつけないといけない場面で打たれた」。今季4度目のイニングまたぎで、15試合ぶりに失点。完全無欠のセットアッパーが今季21試合目の登板で初黒星を喫し、連勝は6で止まった。
関西ダービーの第1ラウンドは、1勝1敗の痛み分け。3点リードから逆転を許したのは今季開幕戦以来と、自慢の強力リリーフ陣が力尽きた。勝った2位のソフトバンクに0・5差と接近されたが、森脇監督は「5回の4点で決まったかな、と思いたいところだったけど。でも、きのうの勝ちより、今日のゲームの方がたくさん(選手は)気づくことがある」と、冷静に振り返った。(橋本 健吾)