2160x1440 で 3:2の画面はこれまで聞いたことないサイズです。これはいったいどういうサイズなのか?
3:2
昔ながらの 1024x768 はいわゆる4:3、そして最近の 1366x768や1920x1080 は16:9 だったりします。3:2はその間にある比率。
最近は16:9のモニターばかりで、みなさんはこの辺の比率のモニターを見たことないかもしれませんが、実は私が自宅で使っている 2560x1600のモニターの縦横比は3.2:2なので、かなり3:2に近いものです。
それから、いわゆる A3, A4, A5 といった Aの比率は 2.8:2 なので近い比率です。ま、つまり液晶モニタの比率としては、最近見慣れてないけど実社会では意外となじみのある比率だったり。
さて、Windows 8.1 なら画面を分割してアプリを動かすことができますが、これを 3:2の画面でやるとどうなるか?
いま、3.2:2のモニターを使っている立場で回答すると(主観的ではありますが)「すごく自然な縦画面」が2つできます。
A4を2つに折って A5x2になった感じ。細すぎず四角過ぎず自然な縦長の画面ができます。ま、そりゃそうですね。なので、たぶん3:2は結構使いやすいと思う。
2160ピクセル
Windows 8.1 では8.1対応のストアアプリを細く配置すると、その最低幅は 500pxだったりします。そして、500pxというのは2160pxのほぼ1/4 サイズでもあったりします。
つまり、2160という幅は 500pxのウィンドウをちょうどほぼ4枚分並べることができるサイズなんですね。
つまり細長いウィンドウを左右に配置して画面構成をすると、1/4幅、1/2幅、1/4幅の3つの画面構成を作ることができます。この比率になると真ん中も自然な縦画面として使いやすい。使う人がいるかはわからないですが。
Windows 8.1 の仕様をもとに 2160x1440 3:2という画面をとらえるとこんなイメージになります。
本社がこんなことを考えて子のサイズにしたのか、A4のサイズと200ちょっとのDPIから導き出したサイズなのかはわかりませんが、個人的にはPCとしてだけでなく、ある意味ステーショナリーとしても使いやすいサイズと比率なのかな?という期待を持っています。