2014年5月21日20時15分
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は21日、東京電力福島第一原発の吉田昌郎元所長(故人)が政府事故調査・検証委員会に答えた「聴取結果書」(吉田調書)について、「全面公開すべきだ。原発の危機管理において、どういう行動を起こすのか明らかにして欲しい」と公開を求めた。大阪市役所で記者団に語った。
橋下氏は、田中俊一原子力規制委員長に吉田調書の内容が知らされていない点も問題視。「情報の隠蔽(いんぺい)体質が残っているような日本の行政の仕組みの中で、原発のシステムも本当に預かることができるのか」と述べ、公開しないとする政府の対応を批判した。
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