インクリメンタルサーチや正規表現に対応した、インデックス型のファイル検索ソフト。検索結果は瞬時に表示される。「FileSearchy」は、入力文字列に一致したファイル/フォルダを一覧表示してくれる検索ソフト。検索結果のリストからファイルのコピーや削除を行ったり、パス名やファイル名をクリップボードに転送したりすることも可能。タブ切り替え式のインタフェースで、以前の検索結果を残したまま別の検索を行ったり、結果を見比べたりするのに便利。
利用できる検索モードは、
- インスタント（Instant search）
- 拡張（Extended search）
の2種類。（メイン画面左側に表示される）検索ペインを閉じている場合は「インスタントモード」、開けば「拡張」モードとなる。「インスタント」モードでの基本操作は「検索バーに文字列を入力する」だけ。オプションでは大文字/小文字を区別できるほか、検索条件の記述方法として「キーワード」「単語全体」「正規表現」を選択・指定することも可能だ。
「キーワード」を選択した場合は、ユーザの入力した文字列に応じて絞り込み検索が行われる（インクリメンタルサーチ）。「＊」「？」などのワイルドカードを使った検索にも対応する。「単語全体」はその名の通り、検索文字列全体を含むファイル名やフォルダ名を検索できるもの。正規表現はPerl互換となる。
文字列をセミコロンで区切って入力すると、複数のキーワードによるOR検索を行える。キーワード入力エリアの右端にあるボタンをクリックすることにより、除外する文字列を指定することもできる。
「拡張」モードでは「インスタント」モードでの指定に加え、対象ディレクトリの選択、テキストファイルやPDFファイル内の文字列検索、更新日時やファイルサイズの範囲指定を行うことができる。
検索結果リストには「ファイル名」「パス」「サイズ」「更新日時」「ファイル形式」の各フィールドが用意され、フィールド名部分のクリックでリストを並べ替えることが可能。ファイル内の文字列を検索した場合はリスト下段がプレビューエリアとなり、マッチした文字列が含まれる行のリストまたはテキストの内容をタブで切り替え表示できる。
オプション設定では、
- スタートアップ項目への登録
- インデックスファイルの保存場所の指定
- インデック作成対象ドライブの選択や除外するパスの指定
- ファイルハンドラのカスタマイズ
などを行える。