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 医療や介護の改革案を盛り込んだ「地域医療・介護推進法案」をめぐり、厚生労働省が21日の参院本会議で配った資料に誤りがあり、審議が止まった。本会議はそのまま閉会となり、予定されていた難病医療法案などの成立も先送りされた。

 この日は、衆院を通過した医療・介護法案が参院で審議入り。田村憲久厚労相が趣旨説明をした際、議員に事前に配られた資料に誤りが見つかった。野党が問題視し、審議が中断した。

 厚労省によると、配布資料に、昨年12月に成立した社会保障改革のプログラム法についての説明が紛れていた。プログラム法用の資料をコピー・アンド・ペースト(引き写し)で流用したのが原因という。