2009年10月07日

小説技術メモ/超能力バトルの困難

超能力 vs 超能力によるバトルもの小説を描きたいという人は多いと思う。
……ぶっちゃけ、いわゆる『JOJOの奇妙な冒険』みたいなヤツね。
でもアレ、最初っから目指すにゃ、山が高すぎるよねー。

ただ、超能力バトルもの以前の問題で、まず頭脳戦を描くために求められる、
構成力や発想力というのは相当な高度なものだし。

超能力バトルを描く前に、格闘戦や殺陣を描けるのは、もちろん前提条件。
殺陣は描けないけど超能力バトルなら出来るかも、なんて虫のいい話。
通用するわけがない。

そうした基本の上に、超能力を描写できてこそ、
「超能力バトルものが描ける」ということになるのだろうが。
この「超能力描写」とは恐らく、近似したところで、
風景描写みたいなものかもしれない。

というわけで個人的には、いきなり超能力バトルものを書きたい!
という意欲は買うけれども。
あんまり高度なことに色気出してないで、足下も固めてようね、
て話になるなあ。

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