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早大出身の元幕内・皇風が引退
5月21日 17時57分

大相撲で早稲田大学出身として77年ぶりに幕内昇進を果たした皇風(きみかぜ)が現役を引退しました。

皇風は東京都調布市出身の27歳。
平成21年の初場所で初土俵を踏み、平成24年夏場所には早稲田大学を経て角界に入った力士としては昭和10年夏場所の笠置山以来、77年ぶり2人目の幕内力士となりました。
しかし、この場所で右足の太ももを痛め、途中休場したあとは、返り入幕を果たせず今場所は西の幕下51枚目まで番付を下げ初日から休場していました。
皇風は21日、東京・両国の国技館で師匠の尾車親方と共に引退の記者会見を開きました。
皇風は「入門したときは早稲田大学出身ということで話題が先行したので、力をつけられるように頑張った。十両に上がれた時がいちばんうれしかった」と現役生活を振り返りました。
今後については「自分が成長できる場所で働きたい」と話し、関係者と相談しながら決めるということです。
尾車親方は「けがが多かったが、再びはい上がろうと頑張っていた。それでも、幕内に昇進したのは立派だった」と話しました。

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