【PR】 女性向けのフリマアプリ「Fril」を作っている株式会社FablicでiOSアプリ開発の勘所を訊いてきた! #dotinstall

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このエントリーは「僕にiOSアプリ開発を教えてくれるかわりにこのブログとドットインストールでPRしませんか?」企画によるPR記事です。

ドットインストールでObjective-Cのレッスンを作る関係で、女性向けフリマアプリ「Fril」を作っている株式会社Fablicに教わりに行ってきましたよ。

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↑ 昨年、100万ダウンロード突破した女性向けフリマアプリです。

教えていただいたのは@ninjinkun。最近だと「iOSアプリケーション開発のコードレビューで気をつけていること」を読んだ方も多いのでは。実にさわやかな好青年でしたよ!

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↑ 今回いろいろ教えていただいた@ninjinkun。個人で作った「ninjinkun/NJKWebViewProgress」はFacebook公式アプリで採用されているのだとか。

■ iOS開発の勘所Q&A

みっちり1時間ほど、iOSアプリ開発について質問しまくってきたのですが、さすが日々現場で開発されているだけあって、すごく勉強になりました。

せっかくなので教わったことの一部をざっとご紹介。

Q. Objective-Cの仕様はちょくちょく変わるような気がしますが、どうやってキャッチアップしていますか?
A. 日々勉強するしかないのですが、個人的によく参考にしているのはclassなどを「新規作成」したときにできるスケルトンコード。仕様が変わるとここが変わることが多いので、そのスタイルを研究してモダンな書き方ができるようにしています。それから最近だとNYTimesのコーディング規約が良いとよく聞きますね。

Q. Xcodeでよく使うショートカットは?
A. Command+Shift+Oでインクリメント検索、そのあとにOptionキーを押しながら選択、というのはよくやります。そうするとアシスタントエディターで開けるので、実装ファイルを2つ並べながらコーディングするときに便利です。

Q. ストーリーボードはよく使いますか?
A. ストーリーボードを使いたくない気持ちはよくわかりますが笑、Appleの方針としてこれからは使わざるを得ないような気がします。特にこれから画面サイズが違う機種が出てくるようになるとAutolayoutが大事になってきます。AutolayoutはウェブのDOMとは違う考え方をするので最初はとっつきにくいかと…。部品を配置するというよりも、部品間の関係性を記述していく、という発想の転換が必要になります。

Q. strong、weakの使い分けはどういう感覚で行っていますか?
A. メモリの仕組みを理解するのが一番ですが最近はARCがだいたいやってくれるので…。「だいたいstrong、weakを使うときはこういうとき」というぐらいで最初はいいのではないでしょうか?作るものにもよりますが、weakを使うのは、(a) delegateの宣言、(b) blockに値を渡すだけのとき(一言で言えないので「block 循環参照」で検索してください)、(c) IBOutlet、ぐらいですかね…。

Q. CocoaPodsで定番を探すには?
A. 有名アプリのライセンスを見て「あ、これ使っているんだ」というのはよくやります。あとはGithubのスター数とかで判断します。

Q. 初学者におすすめの勉強法は?
A. 本で言うとちょっと古くなるのですが「iOSプログラミング 第2版」がおすすめです。ただ仕様がよく変わるのでやはり日々勉強が必要になりますね…。

Q. delegateって難しくないですか?
A. 慣れるとなんてことはないのですが、最初のうちはそうですよね苦笑。コードを書いて慣れていくのがいいと思います。

■ 女性向けアプリはわからないことだらけ?

いろいろ教えていただいた後に現在のアプリ開発についても話していたのですが、「Frilで働いていると、女性ユーザーの考え方に驚くことが多いですね」という@ninjinkun。

Frilでは徹底的にユーザー目線!を貫くために頻繁にユーザーテストをするそうですが、良かれと思って実装した機能が裏目に出ることもしばしばあるようです。

「Frilではユーザーテストに参加していただいた方でFacebookグループを作っているのですが、そこでロゴのデザイン案について意見を聞いたことがあるのです。そこで言われたのが『ここはピンクでいいけど、このピンクじゃない』という意見。僕はピンクはピンクだよね、と思ったのですが汗、女性の中では細やかな色の区別がされているのだな、と痛感することになりました…。」

「その他にも『引っ張って更新』というインターフェースがありますよね。これも普通に便利だと思って実装したのですが、女性の方の手が小さいこともあって、頻繁に失敗することがわかりました。全然更新できない、と言われ、引っ張る距離が短くても済むように動作の調整をしたのですが、こういう細やかな改善もユーザーと直接話しているからこそわかるのだと思います。」

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↑ オフィス風景。サポートスタッフはすべて女性で、Frilユーザーから採用されているのだとか。

「累計の出品数は500万を越えており、既に月間流通額が数億円規模」というFrilですが、一番の強みは「収益があがる仕組みが既にできていること」。エンジニアにとっても「インターフェースの改善がダイレクトに売上につながる」ので、とてもやりがいがあるそうです。

■ Android、iOS開発者、デザイナまで幅広く募集中!

近々業務拡大のため、オフィス移転も予定しているというFablic社。さらに成長を加速させていくためにAndroid、iOS開発者、デザイナを募集中です。

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↑ 気軽に遊びに来てください!とのことでした。

「自分の作ったものに対する反響がユーザーから直接届く」「さらに収益にもダイレクトに影響する!」という、やりがいのある仕事にチャレンジしてみたい方は是非気軽に連絡をとってみてください。

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