メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

05月21日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

トピックス
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

憲法からみるPTA 強制加入は「結社しない自由」侵す

写真:木村草太・首都大学東京准教授木村草太・首都大学東京准教授

■木村草太(首都大学東京准教授)

 「どうする? PTA改革 札苗小の取り組み」(2月16日付朝日新聞朝刊)などの記事に、2児の父である筆者も強い関心を持った。任意加入の団体であることを明示した上で、より良いPTAを実現しようとする活動に共感した。一方で、その活動が困難なのは、PTAや保護者会といった団体の在り方について法律家がきちんと説明する努力を怠ってきたからではないかと感じた。そこで、法律家の視点から検討してみたい。

 憲法21条は「結社の自由」を保障する。この自由には、自由に団体を作って良いという「結社する自由」と同時に、自分の望まない団体には入らなくて良いという「結社しない自由」があることを忘れてはならない。つまり、PTAなどの団体は、その趣旨に賛同する人が自由に結成するものであり(結社する自由)、望まない人に加入を強制してはならない(結社しない自由)、というのが憲法上の大原則になる。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料会員登録はこちら

朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら

検索フォーム

注目コンテンツ

  • ショッピングチープな音質よ、さらばじゃ

    USB-DACでPCに革命を

  • ブック・アサヒ・コムこんな設定見たことない!

    小島よしおと『いぬやしき』

  • 【&M】黒革内装の特別仕様車を発表

    レクサスHS250h

  • 【&w】毛がふさふさ、モクズガニ

    大分の郷土料理「ガン汁」に

  • Astand会社法改正案にあたって

    今後の会計士と監査役の関係は

  • 写真

    ハフポスト日本版 長澤まさみ、ロングドレス披露

    レッドカーペットにスター集結

  • 就活朝日 なりたい自分へ踏み出そう!

  • 朝日転職情報

学校最新情報