小説
最終話後編
新たな力【エクストリーム】に覚醒を遂げたWはナスカヴィラコチャラスカに取り込まれて居たフェイトを救出しナスカを撃退し闘いの終わりを見せると思ったがしかしまだ本当の終わりでは無い…此処からがこの闘いの最後で有る事を彼等はそれに挑む
最終話 俺達のAへ/優しい温もり 後編
場所 ヴィラコチャラスカ体内/海面上空
エクストリーム&フェイト&なのは&ユーノ&アルフ&クロノ&はやて&守護騎士&ガイア&管理局side
エクストリーム
『これで、ナスカとの闘いが終わったな/でも…僕等はきっと一生後悔するね/かもな…でも、俺達は未来を縛り続ける者を決して許さない…フェイト、大丈夫か?』
フェイト
「う、うん…平気だよ?また助けられちゃったね?」
エクストリーム
『気にするなって…って言っても無理かお前の性格じゃ/殆ど君の無理の所為で心配性の性格になったからね?/やっぱり俺の所為?そのさ…ただ俺は…』
その時フェイトは黙ってエクストリームの左手を握りフェイトは小さく笑う
フェイト
「分かってる…それに早く此処を出て皆に安心させて上げたいから」
エクストリーム
『そうだな、良し此処はもう一度JOKERの力を使って…何だ?』
急に辺りが揺れ始めその揺れは更に大きくなりどんどん周りが変化し始める
フェイト
「な、なにコレ?」
エクストリーム
『恐らく、防衛プログラムの自己防衛システムが再起動したんだ/つまり本来の力を自ら解放するのか/ああ、このままだと少しマズイ…翔、彼を呼ぶよ!/OK!頼むぜ!来いハードタービュラー』
スタッグフォンを取り出し声を上げ魔方陣の目の前に現れ魔方陣を飛び越え彼等の元に駆けつけて来た
ハードタービュラー
『ライダー!お待たせしました!早く私の背中に!』
ハードタービュラーに乗り込みアクセルを回し再び転送魔方陣を展開しそれを突き破り外に出て見るが思わず後ろを振り返り思わず唖然とする
エクストリーム
『あ、あれが…防衛プログラムの姿なのか?』
それは、再び黒い球体に変貌を遂げ周りには今まで吸収された魔生物達がワラワラと群がりその誕生を待って居た
フェイト
「また、あの球体に…あ、みんな!」
そして彼等の帰りを待って居たメンバーの顔を見て安堵の表情を浮かべる
クロノ
「翔!それにフィリップ!なのは達から話は聞いて居たが…それが君達の新しい力?」
アルフ
「フェイト!良かった…正直翔達が倒れた時は、生きた心地がしなかったよ…んじゃガブリは無だね?」
なのは
「みんなお帰り!フェイトちゃんも無事で良かったの!」
はやて
「コレで心置きなくアレを…壊せるんやね?」
リィンフォース
『主』
エクストリーム
『ああ、皆心配を掛けて済まない…さてと、んじゃそろそろ行こうぜ…ん?どうしたフェイト?』
フェイトは突然右手を引っ張り顔を向ける
フェイト
「えっと、あの人は誰?」
エクストリーム
『あ!そうか、紹介をし忘れて居たぜ!この人は、俺達の今日出会った先輩ライダーの仮面ライダーガイア先輩だ!』
ガイア
『どうも、ボクはガイア!仮面ライダーガイア、本名は門脇 純って言うんだ…ボクは、此処とは違う地球から来たんだ…そしてその偶然でWに出会い一緒に闘って居たんだ…君が翔君の言って居た妹のフェイトちゃん?』
フェイト
「あ、はい!フェイト・テスタロッサです!その、えっと兄や皆を色々と助けて頂きありがとうございます!」
ガイア
『そんなにかしこまらなくて良いよ、好きでした事だし…君の妹ってしっかりしてるね?』
エクストリーム
『ええ、それに先輩もありがとうございます!俺達が居ない時皆を守ってくれて』
ガイア
『それは、お互い様さ…さてと長話も此処までにしよう…奴がそろそろ動くよ?』
その時黒い球体に黒い柱が何本も上がり全員その球体に目を向ける
クロノ
「始まる」
はやて
「夜天の魔道書、呪われた闇の書言わせたプログラム…闇の書の闇」
そして球体は大きく膨らみそして弾け飛んだ中から現れたのは巨大な顔を持つ獣と思わせる巨体を持ちそしてその背中にリィンフォースと良く似た堕天使の女を模した女性が其処に居た
防衛プログラム
『▽□%&#○●%!!!!!!』
言葉を発するがその声はまるで壊れたラジオの様な声で全く理解が出来なかったそして黒い羽根を広げ飛び立とうとするが…そして今彼等の力が一つになる
アルフ
「チェーン・バインド!」
ユーノ
「ストラグル・バインド!」
先ずは二人はそれぞれのバインドで周りの亜種の魔生物達を縛り付け切り崩し
ザフィーラ
「縛れ!鋼の軛!」
そのまま一気にザフィーラの攻撃を周りの亜種の魔生物達を一層する
防衛プログラム
『□▽●○#$%&!!!』
ヴィータ
「ちゃんと合わせろよ!高町なのは!」
なのは
「ヴィータちゃんもね!」
ヴィータ
「鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵グランアイゼン!」
数回カードリッジをリロードした
アイゼン
『ゲットファイト!』
本来の姿に変わるべく大きなハンマーに変化を遂げる
ヴィータ
「轟天爆砕!ギガントシュラークウゥゥゥゥゥ!!!」
そのまま振り下される度にハンマーの部分は大きくなりそれに合わせつかの部分も伸び直撃し先ず第一層の結界を叩く
なのは
「高町なのはとレイジングハートエクセリオン!行きます!」
レイジングハート
『ロード・カードリッチ!』
レイジングハートを高く上げ数回リロードし狙いを付ける
なのは
「エクセリオン・バスター!!!」
防衛プログラムはそれを阻止しようと触手を伸ばすが衝撃波でそれを押しのけそしてレイジングハートに桃色の球体が現れ一気にエネルギーをチャージしそれを撃ち込んだ
なのは
「ブレイク!!!」
そして四つの長いエネルギー弾が防衛プログラムに直撃しそして最後の砲撃を放つ
なのは
「シュート!!!!」
更に結界を削る
防衛プログラム
『□▽○●#$%&!!!!』
シャマル
「次!シグナムとテスタロッサちゃん!そして仮面ライダーW君!」
ガイア
『此処はボクも力を貸す!W、ボク達の力を合わせるよ?』
エクストリーム
『ハイ!先輩の力お借りします!/翔、此処は疾風と切り札の力を/おう、来いビッカーソード!!!』
ガイア
『ハアァァァァァァ!!!!』
『CYCLONE/JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
再びプリズムビッカーのソードだけを呼び出しそして腰にJOKERメモリをそしてビッカーの先端にCYCLONEメモリを差し込み疾風の力が切り札によりその力をよりそしてクリスタル部分の剣先が馬鹿デカく変化し高めそしてガイアが発生する風の力をXTREAMメモリが吸収し更に突風発し防衛プログラムを押さえつける…そしてその真後ろに居た剣士の刃が光る
シグナム
「剣の騎士!シグナムの魂!炎の魔剣レヴァンティ!刃の連結上の続くもう一つの姿」
鞘の剣の柄を連結させ真新しい姿に変化を遂げる弓矢の形になる
レヴァンティン
『ボーゲンフォーム!』
そして弓の弦を引きそして弓矢が手元に現れ狙いを定める
シグナム
「駆けろ隼!!!」
レヴァンティン
『シュツルムファルケン!』
矢を放ちその矢は炎を纏いまた結果を打ち破りそしてフェイトとエクストリームは互いの顔を見て頷く
エクストリーム
『フェイト!力を合わせるぞ!』
フェイト
「うん!私も一緒に闘うから!フェイト・テスタロッサ!バルディッシュアサルト!行きます!!!」
エクストリーム
『仮面ライダーW・エクストリーム!黒木 翔!/フィリップ!二人で一人の仮面ライダーだ!!!』
そして二人の金色と緑の刃が空を切り二人の剣の演舞を見せ互いの力を高め合わせるそしてお互いの剣の風圧で残された亜種の魔生物達を全て切り落とした二人は、それぞれ剣を高々に上げ雷と突風発しそれぞれの剣に力を込める
フェイト&エクストリーム
『「撃ち抜け雷神!/切り裂け疾風の刃!」』
バルディッシュ
『ゲット・セッター!』
雷と疾風の刃がそれぞれの力を合わせ結界を超えそのま本体の両側を切り裂いた
防衛プログラム
『□●×▽#$%&!!!!』
再び再生された亜種の魔生物達が狙う
ザフィーラ
「盾の守護獣ザフィーラ!砲撃何ぞ撃たせん!」
自身の魔力を解放し本来の鋼の軛の銀の刃が再生された魔生物達を貫く
シャマル
「はやてちゃん!」
はやて
「彼方より来たれ、やどりぎの枝…銀月の槍となりて撃ち貫け!」
そして防衛プログラムの前に銀のベルカの魔方陣が展開する
はやて
「石化の槍!ミストルティン!!!」
そのまま杖を下しそして銀の無数の弾丸が防衛プログラムを襲う巨体を貫き直撃した部分から石化をし動き封じそして背中の上の女性も石化され完全にその姿を崩すしかし防衛プログラムはまだ、諦めず再生を繰り返す
アルフ
「うわぁ、何アレ!?翔達の人造魔導師以上だよ!」
シャマル
「何だか凄い事になってる」
エイミィ
『やっぱり、並みの攻撃じゃ全然通じない…ナスカはその力を自分に置き換えて居たけど今は抑える要が居ないから力が溢れて居るんだ、ダメージを入れても直ぐ再生されちゃう』
クロノ
「だが、攻撃は通って居るプランの変更は無しだ!もう一度行くぞ!デュランダル!」
デュランダル
『OK!ボス!』
クロノ
「悠久なる凍土、凍てつく棺のうちにて永遠の眠りを与えよ!」
そしてクロノの魔力が一気に高まり周りの海面が氷が張り巡らされ防衛プログラムの動きを奪う
クロノ
「凍てつけ!」
デュランダル
『エターナルコフィン』
デュランダルがその言葉を発した後奴の体を凍らせた
エクストリーム
『アイツの技を見るのは二度目だが…正直あの技をまともに食らいたくないな…/だね、冷え症になるよ/いや、そう言う問題じゃ無くて…って、そろそろ決めるぜ相棒!/了解!』
そして体を纏った氷を払いのけ再び彼等に襲い掛かる
なのは
「行くよ!フェイトちゃん!はやてちゃん!翔君も!フィリップ君も!」
フェイト&はやて
「うん!」
エクストリーム
『ああ、さぁ見せてやろうぜ!俺達の取って置きの切り札をな!ビッカーシールド!!!』
再びビッカーシールドを出しビッカーソードを差し込み構える…そして手元に五本のメモリをそれぞれ取り出し順番に差し込む
『PRISM・MAXIMUM・DRIVE』
『LUNA・MAXIMUM・DRIVE』
『HEAT・MAXIMUM・DRIVE』
『CYCLONE・MAXIMUMDRIVE』
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
ビッカーソードの先端にPRISMそしてシールドの四つの先端にそれぞれのメモリを差し込みそして魔力を高める
レイジングハート
『スターライトブレイカー』
周囲に散らばった魔力をかき集めただ一点にその力を高める
なのは
「全力!全開!スターライト!!!」
フェイト
「雷光一閃!プラズマザンバー!!!」
はやて
「ごめんな…お休みな…響け終焉の笛!ラグナロク!!!」
エクストリーム
『行くぜ!相棒これが俺達の/ああ、僕達の想いをこの一撃に!ビッカーファイナリュージョン!!!』
そしてそれぞれの力を合わせ撃ちだせ呪われた想いを打ち砕け!
エクストリーム&なのは&はやて&フェイト
『「ブレイカァァァァァ・ノヴァアアアアアア!!!!!!」』
桃色と金と銀そして七色の光が交わり超絶のエネルギーに包み込まれ次第に防衛プログラムは形を無くしデータの残骸飛び散りその原型を留めず崩壊した本体のコアが露出したが余りにもエネルギーが大きく未だに暴発しそうになる
ユーノ
「マズイ、早く捕獲しないと!」
シャマル
「此処は任せて!」
旅の鏡を使い目標を捉えるがしかし未だにエネルギーが収まらずアルフとユーノがシャマルが総出でそれを抑え込む
アルフ
「くぅ!これってジェルシード以上にきついね!でも、後は空に撃ちだせば!」
誰もが思ったこの闘いはこれで終わると思った…その矢先に奴が現れた
???
『ふ、ふふふふふ…まさか、本当に此処まで来るとは中々ですね…ですが爪が甘いですよ!皆さん!』
全員その声に耳を傾け思わず息を飲み込んだ
エクストリーム
『そんな、馬鹿な!お前が何故生きて居る!お前俺達が…』
???
『殺したんですよね?で・す・が…残念私は生きてますよ…仮面ライダー君?』
エクストリーム
『何故だ!ナスカアァァァ!!!』
そう奴は彼等の目の前に居た必死の想いで倒した今回の元凶と言われる存在しかし何故奴は此処に居る
ナスカ
『いやぁ〜実はですね、私は私で有って私じゃ無い…そう、データの欠片から再生された記憶の一部ですよ?』
エクストリーム
『記憶の一部?/そうか夜天の魔道書の記憶保持の能力…そしてお前は自分の記憶を利用し砕けた欠片のデータから自分の自我の一部を残しそして僕達の目の前に現れた!』
ナスカ
『中々の洞察力ですね?ええ、その通りです…流石にこれじゃ君達に勝てません…ですが、打つ手が無い訳じゃ無い!』
ナスカは、突如として右手を掲げ奴はその手に微量では有るが欠片を自身の体に取り込み変化し始める蒼い体はやがて黒に変わり今までとは違うドス黒い姿に変わった
エクストリーム
『な、なに?姿を変えた!?』
ナスカ
『さぁ、仮面ライダー君!私にはまだチャンスが有る、それはもう一度そのコアを取り込み今度こそ悲願を叶える!』
エクストリーム
『くっ!まだそんな事を!/翔!此処は僕達で/ああ、コアの射出まで時間を稼ぐ!ん?先輩?』
ガイアはエクストリームの肩を叩き頷く
ガイア
『ボクも行くよ!最後まで付き合わせてくれるかい?』
エクストリーム
『勿論ですよ!クロノ!コアの発射時間にどれくらいかかる?』
クロノ
「ざっと、制御に10分はかかる、それでまで抑えれば」
エクストリーム
『分かった…フィリップ!/ん?何だい翔?/エクストリームを解除だ!奴の力に対抗するのは俺達自身の可能性で打ち勝つんだ!/了解だ、それにXTREAMには僕の体を預けられるしね?/ああ、分かった!行くぜ!』
そう言ってXTREAMメモリを解除し本来の仮面ライダーWのCYCLONE/JOKERの姿に戻る
W/翔
『へぇ〜ボロボロと思ったけど元通りだな…それとフェイトありがとな!』
首に巻かれたマントを外し再び彼女の背中に掻けフェイトは、少し微笑みこの言葉を掛ける
フェイト
「おにぃちゃんそれにフィリップ…えっと、その頑張れ【仮面ライダー】!」
ただ後ろを向き力強く応える
W/翔
『ああ、俺は…俺達は頑張るぜ!行きますよ先輩!』
ガイア
『頼むよ後輩!』
そして闘いの舞台はライダー軍団と闘って居た巨大な岩石をフィールドに彼等は降り立つ
ナスカ
『やれやれ、まさか此処まで計画を狂われるとは正直ムカつきますよ…しかし異世界の仮面ライダーで有る貴方が何故彼に力を貸すんですか?』
ガイア
『それは、同じ仮面ライダーだからさ!それに先輩は後輩を助けるモノってね…ナスカ貴様の計画は此処までいい加減諦めろ!』
ナスカ
『五月蠅い!後一歩なのだ!後一歩で世界から全ての世界から悲しみ、不幸、苦しみ、絶望、涙、死と概念からも全てが解放される!何故だ、私はこんなにも全ての命の幸福を願って居るのに何故だ!!!』
ナスカは、自分の考えを言うが理解されずただ怒りをぶつけるその問いに対し彼等が答える
W/翔&フィリップ
『ナスカ…もしかしたらお前の言うお前が作り出す世界は、きっと一番正しいのかもしれない/でも、不幸も悲しみも悔しみも絶望も憎しみも…そして罪も無い世界が絶対に良いとは僕等は思えない/俺達は、人類が求めた全ての命を求めた理想を此処で摘み取ろうとしてる邪魔者さ…それに本当の神が居るなら…全ての嫌事を消した上に作る幸福の世界を打ち立てる事はしない…俺達は、そんな神を信じて行きたい!』
ナスカ
『何なんだ一体!お前は何なんだ!』
ナスカは自らの剣を取り出しそして彼等は仮面の下で笑いそして何時も答えを言う為左手首のスナップを決めそして親指を天に伸ばし人差し指を向け三本の指を自身に向ける
W/翔&フィリップ
『俺か?いや俺達は!/僕達は!二人で一人の魔導師探偵で二人で一人の仮面ライダーWだ!全ての命や時間を進む事を否定し!そして…一人の少女の家族を奪った者よ!さぁ、お前の罪を数えろ!!!!!』
ナスカ
『仮面ライダアァァァァァァァ!!!!』
パワーアップしたナスカのスピードは今まで以上に攻撃は早かったしかし、良く見ると奴の力はそれだけじゃなかった
W/フィリップ
『ん?この感じは?奴に複数の力の反応を感じる…ック!』
咄嗟に奴の体に拳を叩き込みしかし変な感触を覚える
ガイア
『何だ?まるで攻撃が通じない?まさか再生してるのか?』
しかし考える暇も無くナスカは両手から複数の火球を作りだしそれを叩き込ませる
W/翔
『何だこの火球は?今までとは違う、そこだ!』
火球を払いのけナスカの真後ろの背中に蹴りを入れるが寸前の所で避けられそして背中に剣を一太刀浴びせられる
W/翔&フィリップ
『何だ?超高速とは、違う…まるで獣の様に反応した/まさか、奴は!?/どうしたフィリップ?』
ナスカ
『おや、お気づきですか?良いでしょ答えて上げますよ!私の力はただ残留データを集めた訳じゃ無い…幹部怪人達の良い所を寄せ集め私は、より一層強くなりました…如何ですか?私の力は?先のWを超えた力なら勝てますよ?可能性なのでは無意味ですよ?ふふふふふふふ、所詮ただ集まっただけで何が出来る!こうして合わされば簡単に超えられる…さぁ?どうする仮面ライダー君?』
しかしその言葉を聞きWは微動だにしない…もう一度仮面の下で笑った
W/翔
『そうか、つまりお前の実力じゃなく…そいつ等の力を借りてるだけか…どこぞの合体怪獣っての思い出すぜ…成る程』
ナスカ
『ん?何が言いたいんですか?』
W/翔&フィリップ
『俺達にはこう聞こえるぜ?/自分に自信が無いから最後はツギハギ頼りって事さ/もう、自分じゃ勝って無いって宣言してるぜ?ナスカさんよぉ!!!』
ナスカ
『貴様等アァァ!!!』
ガイア
『ナスカ!お前は墓穴を掘ったんだ!それは、僕達は一人で闘ってるんじゃない二人で闘ってるんだ…いいや間違えた【三人】だ!』
W/翔
『ああ、どうも負ける気が俺達負けるイメージが浮かばないな…それにあんまりフェイトの前でカッコ悪い所は見せられないぜ…兄貴ってのは常に憧れでなきゃいけねぇんだ!だから負けたりしない!俺がかつて憧れを抱いたあの人に追いつき追い越したいから!だから、お前程度に負けられるか!』
そして二人で一人のライダーともう一人のライダーが力を合わせる
ナスカ
『それは、勝ってから言え!!!』
ナスカの剣を避け二人はそれぞれの拳を同時にナスカに叩き込む
ナスカ
『な、なにぃ!?攻撃が効いているだと?有り得ない!』
今度は火球を放つが二人は炎の火球をスレスレで避け再び同時に蹴りを叩き込む
ナスカ
『この程度直ぐに再生させてくれるわ!』
ナスカは体制を立て直し離れるがしかし二人は同時に飛び出し左右の肘でナスカの腹部に叩き込ませるそしてそのま左右の足でナスカの顔を蹴り上げる
ナスカ
『な、何故だ?何故これ程まで力が追いつかない?有り得ない、有り得ない…理解不能!何故だ何故!』
ナスカはそのまま襲い掛かり二人は頷き手首を曲げガイアの左手とWの右手の掌を握りそのまま勢い良くナスカの顔面目掛けて拳を叩き込ませる
ナスカ
『う、うぅぅぅ…バカな…そんなハズは?無いハズだ…』
W/翔&フィリップ
『オイオイ、先の威勢は何処に行ったんだ?/翔、そろそろ制御が終わった、時間だ…/了解!先輩(ガイア)!』
ガイア
『ああ、行くよ!後輩(ダブル)!』
そしてその時だWの手元に緑色の【R】と書かれたメモリが現れた
W/翔&フィリップ
『これは、あの時と違うメモリ…そうか、皆が俺達を信じているんだ!/なら、その期待に応えないとね!』
そのメモリのスイッチを押した
『RIDER』
そのままマキシマムスロットに差し込んだ
『RIDER・MAXIMUM・DRIVE』
そしてガイアもそんな彼等を見て頷きお互い大地を一歩また一歩と大きく踏み出しそして助走をつけ一気に空に向け飛び出した、それと同時に防衛プログラムのコアは宇宙に居るアースラ起動上に飛ばされそしてそれぞれの想いが今交錯した、アースラのアルカンシュが放たれる時ナスカは残った力で二人に目掛けて火球を撃ち込むがそれでも彼等はわずかに体を逸らしナスカの攻撃を避けそしてガイアは右足をWは左足を前に突出しそのまま重力に従い叩き込んだ…その時アルカンシュが防衛プログラムのコアを撃ち貫いた
W&ガイア
『ライダアァァァァァァダブルキイィィィィィィィィック!!!!』
そして二人の蹴りは完全にナスカのドライバーを貫きナスカは、ただ後ろを振り返り答える
ナスカ
『はははははは、愚かだ実に愚か何時か、人は死ぬ死ぬ死ぬ!!!死絶えて行くのだ!所詮はお前達はただの化け物の偽善者共だ!!!!!!』
その言葉を残しナスカは、爆散し跡形も残らず消滅した…消え去った後翔こう答えた
W/翔
『バァカー!俺達がいるかぎり…全て命を進むべき人々の明日の想いを誰にも殺させるものかよ!!!』
ただそう答え闘いを終えた二人のライダー互いに健闘し合う
ガイア
『やったね!W!』
W/翔&フィリップ
『ええ、先輩のお蔭で勝てました!/君が来てくれて良かった…しかし、コレからどうするんだい?』
ガイア
『そうか、どうやったらボクは帰れるんだ?ん?ちょっと後ろを見て?』
後ろを振り返ると其処に時空の部分著しく変化していた
W/翔&フィリップ
『これは、一体?/おそらくナスカを倒した影響だろうね…奴は防衛プログラムの力で時空を歪ませる力が有った、コレはそれが拡散され別の時空と繋がった…あくまで確証は無いけど…/そうか…ん?先輩?』
ガイア
『ああ、ごめん…何故だか分からないけど…ボクを呼んでる様な気がするんだ…そうだ、この声は晶(あきら)君の声だ!それに、京子(きょうこ)さんや藤兵衛(とうべい)さんや滝(たき)さん…ボクを探して居るんだ…ボクは、戻らなくちゃいけない…ボクを待ってる人達が居るからゴメン、折角会えたのに…』
W/翔&フィリップ
『いえ、構いませんよ!それに戻る場所が有ったなら引き止める権利は俺達に有りませんよ/それに、君には待ってる人達が居る、だから早く帰った方が良い』
ガイア
『そうだね、それと他の皆に宜しく、短い時間だったけど…一緒に戦えて良かった!』
W/翔&フィリップ
『それは、俺達もです!/仮面ライダーガイア…その名前は確かに僕達の心に記憶した!/ありがとう違う世界のライダー!』
ガイア
『ボクの方こそ覚えてるよ二人で一人の心優しき仮面ライダーW!ありがとうこの世界のライダー!』
そしてお互い手を握りガッシリと握手を交し互いに頷き合い互いの想いをぶつけ…そしてガイアはクルセイダーに乗りそして次元の壁を突破し自分の本来の世界に帰還の旅を始める…彼等は、その別れを惜しみながらもその背中を見送り…そして彼等はこれからも続いて行く未来の行先は誰にも分からない…しかし、それは誰か決めた未来を生きるのではなくそれぞれの未来は、それぞれの想いで作り上げて行く…仮面ライダーは人類の自由と平和を守る風の使者で有る
影で暗躍する者を撃つ…しかし彼等の人生に安らぎは無い…悪魔のような軍隊と闘い続ける運命から逃れられない…そして背負うべき罪からも逃げられない…そんな想いを抱き彼等は愛機を走らせそして仲間たちの元へと戻る…例えそれでも誰かの未来を守れるなら自分達の明日を誰かの明日に繋げられるなら…かつてそんなヒーローに憧れを抱いた少年は憧れと酷似した姿になりそしてもう一人の少年は自分罪の贖罪として仮面を被る決意をした…今、その憧れから託された少年達は【明日】を守る為にそしてそれ信じて支える者達にこの言葉を送る
W/翔&フィリップ
『みんな!全部!終わったぜ(よ)!!!』
A's編―――エピローグに続く―――――
最終話 俺達のAへ/優しい温もり 後編
場所 ヴィラコチャラスカ体内/海面上空
エクストリーム&フェイト&なのは&ユーノ&アルフ&クロノ&はやて&守護騎士&ガイア&管理局side
エクストリーム
『これで、ナスカとの闘いが終わったな/でも…僕等はきっと一生後悔するね/かもな…でも、俺達は未来を縛り続ける者を決して許さない…フェイト、大丈夫か?』
フェイト
「う、うん…平気だよ?また助けられちゃったね?」
エクストリーム
『気にするなって…って言っても無理かお前の性格じゃ/殆ど君の無理の所為で心配性の性格になったからね?/やっぱり俺の所為?そのさ…ただ俺は…』
その時フェイトは黙ってエクストリームの左手を握りフェイトは小さく笑う
フェイト
「分かってる…それに早く此処を出て皆に安心させて上げたいから」
エクストリーム
『そうだな、良し此処はもう一度JOKERの力を使って…何だ?』
急に辺りが揺れ始めその揺れは更に大きくなりどんどん周りが変化し始める
フェイト
「な、なにコレ?」
エクストリーム
『恐らく、防衛プログラムの自己防衛システムが再起動したんだ/つまり本来の力を自ら解放するのか/ああ、このままだと少しマズイ…翔、彼を呼ぶよ!/OK!頼むぜ!来いハードタービュラー』
スタッグフォンを取り出し声を上げ魔方陣の目の前に現れ魔方陣を飛び越え彼等の元に駆けつけて来た
ハードタービュラー
『ライダー!お待たせしました!早く私の背中に!』
ハードタービュラーに乗り込みアクセルを回し再び転送魔方陣を展開しそれを突き破り外に出て見るが思わず後ろを振り返り思わず唖然とする
エクストリーム
『あ、あれが…防衛プログラムの姿なのか?』
それは、再び黒い球体に変貌を遂げ周りには今まで吸収された魔生物達がワラワラと群がりその誕生を待って居た
フェイト
「また、あの球体に…あ、みんな!」
そして彼等の帰りを待って居たメンバーの顔を見て安堵の表情を浮かべる
クロノ
「翔!それにフィリップ!なのは達から話は聞いて居たが…それが君達の新しい力?」
アルフ
「フェイト!良かった…正直翔達が倒れた時は、生きた心地がしなかったよ…んじゃガブリは無だね?」
なのは
「みんなお帰り!フェイトちゃんも無事で良かったの!」
はやて
「コレで心置きなくアレを…壊せるんやね?」
リィンフォース
『主』
エクストリーム
『ああ、皆心配を掛けて済まない…さてと、んじゃそろそろ行こうぜ…ん?どうしたフェイト?』
フェイトは突然右手を引っ張り顔を向ける
フェイト
「えっと、あの人は誰?」
エクストリーム
『あ!そうか、紹介をし忘れて居たぜ!この人は、俺達の今日出会った先輩ライダーの仮面ライダーガイア先輩だ!』
ガイア
『どうも、ボクはガイア!仮面ライダーガイア、本名は門脇 純って言うんだ…ボクは、此処とは違う地球から来たんだ…そしてその偶然でWに出会い一緒に闘って居たんだ…君が翔君の言って居た妹のフェイトちゃん?』
フェイト
「あ、はい!フェイト・テスタロッサです!その、えっと兄や皆を色々と助けて頂きありがとうございます!」
ガイア
『そんなにかしこまらなくて良いよ、好きでした事だし…君の妹ってしっかりしてるね?』
エクストリーム
『ええ、それに先輩もありがとうございます!俺達が居ない時皆を守ってくれて』
ガイア
『それは、お互い様さ…さてと長話も此処までにしよう…奴がそろそろ動くよ?』
その時黒い球体に黒い柱が何本も上がり全員その球体に目を向ける
クロノ
「始まる」
はやて
「夜天の魔道書、呪われた闇の書言わせたプログラム…闇の書の闇」
そして球体は大きく膨らみそして弾け飛んだ中から現れたのは巨大な顔を持つ獣と思わせる巨体を持ちそしてその背中にリィンフォースと良く似た堕天使の女を模した女性が其処に居た
防衛プログラム
『▽□%&#○●%!!!!!!』
言葉を発するがその声はまるで壊れたラジオの様な声で全く理解が出来なかったそして黒い羽根を広げ飛び立とうとするが…そして今彼等の力が一つになる
アルフ
「チェーン・バインド!」
ユーノ
「ストラグル・バインド!」
先ずは二人はそれぞれのバインドで周りの亜種の魔生物達を縛り付け切り崩し
ザフィーラ
「縛れ!鋼の軛!」
そのまま一気にザフィーラの攻撃を周りの亜種の魔生物達を一層する
防衛プログラム
『□▽●○#$%&!!!』
ヴィータ
「ちゃんと合わせろよ!高町なのは!」
なのは
「ヴィータちゃんもね!」
ヴィータ
「鉄槌の騎士ヴィータと鉄の伯爵グランアイゼン!」
数回カードリッジをリロードした
アイゼン
『ゲットファイト!』
本来の姿に変わるべく大きなハンマーに変化を遂げる
ヴィータ
「轟天爆砕!ギガントシュラークウゥゥゥゥゥ!!!」
そのまま振り下される度にハンマーの部分は大きくなりそれに合わせつかの部分も伸び直撃し先ず第一層の結界を叩く
なのは
「高町なのはとレイジングハートエクセリオン!行きます!」
レイジングハート
『ロード・カードリッチ!』
レイジングハートを高く上げ数回リロードし狙いを付ける
なのは
「エクセリオン・バスター!!!」
防衛プログラムはそれを阻止しようと触手を伸ばすが衝撃波でそれを押しのけそしてレイジングハートに桃色の球体が現れ一気にエネルギーをチャージしそれを撃ち込んだ
なのは
「ブレイク!!!」
そして四つの長いエネルギー弾が防衛プログラムに直撃しそして最後の砲撃を放つ
なのは
「シュート!!!!」
更に結界を削る
防衛プログラム
『□▽○●#$%&!!!!』
シャマル
「次!シグナムとテスタロッサちゃん!そして仮面ライダーW君!」
ガイア
『此処はボクも力を貸す!W、ボク達の力を合わせるよ?』
エクストリーム
『ハイ!先輩の力お借りします!/翔、此処は疾風と切り札の力を/おう、来いビッカーソード!!!』
ガイア
『ハアァァァァァァ!!!!』
『CYCLONE/JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
再びプリズムビッカーのソードだけを呼び出しそして腰にJOKERメモリをそしてビッカーの先端にCYCLONEメモリを差し込み疾風の力が切り札によりその力をよりそしてクリスタル部分の剣先が馬鹿デカく変化し高めそしてガイアが発生する風の力をXTREAMメモリが吸収し更に突風発し防衛プログラムを押さえつける…そしてその真後ろに居た剣士の刃が光る
シグナム
「剣の騎士!シグナムの魂!炎の魔剣レヴァンティ!刃の連結上の続くもう一つの姿」
鞘の剣の柄を連結させ真新しい姿に変化を遂げる弓矢の形になる
レヴァンティン
『ボーゲンフォーム!』
そして弓の弦を引きそして弓矢が手元に現れ狙いを定める
シグナム
「駆けろ隼!!!」
レヴァンティン
『シュツルムファルケン!』
矢を放ちその矢は炎を纏いまた結果を打ち破りそしてフェイトとエクストリームは互いの顔を見て頷く
エクストリーム
『フェイト!力を合わせるぞ!』
フェイト
「うん!私も一緒に闘うから!フェイト・テスタロッサ!バルディッシュアサルト!行きます!!!」
エクストリーム
『仮面ライダーW・エクストリーム!黒木 翔!/フィリップ!二人で一人の仮面ライダーだ!!!』
そして二人の金色と緑の刃が空を切り二人の剣の演舞を見せ互いの力を高め合わせるそしてお互いの剣の風圧で残された亜種の魔生物達を全て切り落とした二人は、それぞれ剣を高々に上げ雷と突風発しそれぞれの剣に力を込める
フェイト&エクストリーム
『「撃ち抜け雷神!/切り裂け疾風の刃!」』
バルディッシュ
『ゲット・セッター!』
雷と疾風の刃がそれぞれの力を合わせ結界を超えそのま本体の両側を切り裂いた
防衛プログラム
『□●×▽#$%&!!!!』
再び再生された亜種の魔生物達が狙う
ザフィーラ
「盾の守護獣ザフィーラ!砲撃何ぞ撃たせん!」
自身の魔力を解放し本来の鋼の軛の銀の刃が再生された魔生物達を貫く
シャマル
「はやてちゃん!」
はやて
「彼方より来たれ、やどりぎの枝…銀月の槍となりて撃ち貫け!」
そして防衛プログラムの前に銀のベルカの魔方陣が展開する
はやて
「石化の槍!ミストルティン!!!」
そのまま杖を下しそして銀の無数の弾丸が防衛プログラムを襲う巨体を貫き直撃した部分から石化をし動き封じそして背中の上の女性も石化され完全にその姿を崩すしかし防衛プログラムはまだ、諦めず再生を繰り返す
アルフ
「うわぁ、何アレ!?翔達の人造魔導師以上だよ!」
シャマル
「何だか凄い事になってる」
エイミィ
『やっぱり、並みの攻撃じゃ全然通じない…ナスカはその力を自分に置き換えて居たけど今は抑える要が居ないから力が溢れて居るんだ、ダメージを入れても直ぐ再生されちゃう』
クロノ
「だが、攻撃は通って居るプランの変更は無しだ!もう一度行くぞ!デュランダル!」
デュランダル
『OK!ボス!』
クロノ
「悠久なる凍土、凍てつく棺のうちにて永遠の眠りを与えよ!」
そしてクロノの魔力が一気に高まり周りの海面が氷が張り巡らされ防衛プログラムの動きを奪う
クロノ
「凍てつけ!」
デュランダル
『エターナルコフィン』
デュランダルがその言葉を発した後奴の体を凍らせた
エクストリーム
『アイツの技を見るのは二度目だが…正直あの技をまともに食らいたくないな…/だね、冷え症になるよ/いや、そう言う問題じゃ無くて…って、そろそろ決めるぜ相棒!/了解!』
そして体を纏った氷を払いのけ再び彼等に襲い掛かる
なのは
「行くよ!フェイトちゃん!はやてちゃん!翔君も!フィリップ君も!」
フェイト&はやて
「うん!」
エクストリーム
『ああ、さぁ見せてやろうぜ!俺達の取って置きの切り札をな!ビッカーシールド!!!』
再びビッカーシールドを出しビッカーソードを差し込み構える…そして手元に五本のメモリをそれぞれ取り出し順番に差し込む
『PRISM・MAXIMUM・DRIVE』
『LUNA・MAXIMUM・DRIVE』
『HEAT・MAXIMUM・DRIVE』
『CYCLONE・MAXIMUMDRIVE』
『JOKER・MAXIMUM・DRIVE』
ビッカーソードの先端にPRISMそしてシールドの四つの先端にそれぞれのメモリを差し込みそして魔力を高める
レイジングハート
『スターライトブレイカー』
周囲に散らばった魔力をかき集めただ一点にその力を高める
なのは
「全力!全開!スターライト!!!」
フェイト
「雷光一閃!プラズマザンバー!!!」
はやて
「ごめんな…お休みな…響け終焉の笛!ラグナロク!!!」
エクストリーム
『行くぜ!相棒これが俺達の/ああ、僕達の想いをこの一撃に!ビッカーファイナリュージョン!!!』
そしてそれぞれの力を合わせ撃ちだせ呪われた想いを打ち砕け!
エクストリーム&なのは&はやて&フェイト
『「ブレイカァァァァァ・ノヴァアアアアアア!!!!!!」』
桃色と金と銀そして七色の光が交わり超絶のエネルギーに包み込まれ次第に防衛プログラムは形を無くしデータの残骸飛び散りその原型を留めず崩壊した本体のコアが露出したが余りにもエネルギーが大きく未だに暴発しそうになる
ユーノ
「マズイ、早く捕獲しないと!」
シャマル
「此処は任せて!」
旅の鏡を使い目標を捉えるがしかし未だにエネルギーが収まらずアルフとユーノがシャマルが総出でそれを抑え込む
アルフ
「くぅ!これってジェルシード以上にきついね!でも、後は空に撃ちだせば!」
誰もが思ったこの闘いはこれで終わると思った…その矢先に奴が現れた
???
『ふ、ふふふふふ…まさか、本当に此処まで来るとは中々ですね…ですが爪が甘いですよ!皆さん!』
全員その声に耳を傾け思わず息を飲み込んだ
エクストリーム
『そんな、馬鹿な!お前が何故生きて居る!お前俺達が…』
???
『殺したんですよね?で・す・が…残念私は生きてますよ…仮面ライダー君?』
エクストリーム
『何故だ!ナスカアァァァ!!!』
そう奴は彼等の目の前に居た必死の想いで倒した今回の元凶と言われる存在しかし何故奴は此処に居る
ナスカ
『いやぁ〜実はですね、私は私で有って私じゃ無い…そう、データの欠片から再生された記憶の一部ですよ?』
エクストリーム
『記憶の一部?/そうか夜天の魔道書の記憶保持の能力…そしてお前は自分の記憶を利用し砕けた欠片のデータから自分の自我の一部を残しそして僕達の目の前に現れた!』
ナスカ
『中々の洞察力ですね?ええ、その通りです…流石にこれじゃ君達に勝てません…ですが、打つ手が無い訳じゃ無い!』
ナスカは、突如として右手を掲げ奴はその手に微量では有るが欠片を自身の体に取り込み変化し始める蒼い体はやがて黒に変わり今までとは違うドス黒い姿に変わった
エクストリーム
『な、なに?姿を変えた!?』
ナスカ
『さぁ、仮面ライダー君!私にはまだチャンスが有る、それはもう一度そのコアを取り込み今度こそ悲願を叶える!』
エクストリーム
『くっ!まだそんな事を!/翔!此処は僕達で/ああ、コアの射出まで時間を稼ぐ!ん?先輩?』
ガイアはエクストリームの肩を叩き頷く
ガイア
『ボクも行くよ!最後まで付き合わせてくれるかい?』
エクストリーム
『勿論ですよ!クロノ!コアの発射時間にどれくらいかかる?』
クロノ
「ざっと、制御に10分はかかる、それでまで抑えれば」
エクストリーム
『分かった…フィリップ!/ん?何だい翔?/エクストリームを解除だ!奴の力に対抗するのは俺達自身の可能性で打ち勝つんだ!/了解だ、それにXTREAMには僕の体を預けられるしね?/ああ、分かった!行くぜ!』
そう言ってXTREAMメモリを解除し本来の仮面ライダーWのCYCLONE/JOKERの姿に戻る
W/翔
『へぇ〜ボロボロと思ったけど元通りだな…それとフェイトありがとな!』
首に巻かれたマントを外し再び彼女の背中に掻けフェイトは、少し微笑みこの言葉を掛ける
フェイト
「おにぃちゃんそれにフィリップ…えっと、その頑張れ【仮面ライダー】!」
ただ後ろを向き力強く応える
W/翔
『ああ、俺は…俺達は頑張るぜ!行きますよ先輩!』
ガイア
『頼むよ後輩!』
そして闘いの舞台はライダー軍団と闘って居た巨大な岩石をフィールドに彼等は降り立つ
ナスカ
『やれやれ、まさか此処まで計画を狂われるとは正直ムカつきますよ…しかし異世界の仮面ライダーで有る貴方が何故彼に力を貸すんですか?』
ガイア
『それは、同じ仮面ライダーだからさ!それに先輩は後輩を助けるモノってね…ナスカ貴様の計画は此処までいい加減諦めろ!』
ナスカ
『五月蠅い!後一歩なのだ!後一歩で世界から全ての世界から悲しみ、不幸、苦しみ、絶望、涙、死と概念からも全てが解放される!何故だ、私はこんなにも全ての命の幸福を願って居るのに何故だ!!!』
ナスカは、自分の考えを言うが理解されずただ怒りをぶつけるその問いに対し彼等が答える
W/翔&フィリップ
『ナスカ…もしかしたらお前の言うお前が作り出す世界は、きっと一番正しいのかもしれない/でも、不幸も悲しみも悔しみも絶望も憎しみも…そして罪も無い世界が絶対に良いとは僕等は思えない/俺達は、人類が求めた全ての命を求めた理想を此処で摘み取ろうとしてる邪魔者さ…それに本当の神が居るなら…全ての嫌事を消した上に作る幸福の世界を打ち立てる事はしない…俺達は、そんな神を信じて行きたい!』
ナスカ
『何なんだ一体!お前は何なんだ!』
ナスカは自らの剣を取り出しそして彼等は仮面の下で笑いそして何時も答えを言う為左手首のスナップを決めそして親指を天に伸ばし人差し指を向け三本の指を自身に向ける
W/翔&フィリップ
『俺か?いや俺達は!/僕達は!二人で一人の魔導師探偵で二人で一人の仮面ライダーWだ!全ての命や時間を進む事を否定し!そして…一人の少女の家族を奪った者よ!さぁ、お前の罪を数えろ!!!!!』
ナスカ
『仮面ライダアァァァァァァァ!!!!』
パワーアップしたナスカのスピードは今まで以上に攻撃は早かったしかし、良く見ると奴の力はそれだけじゃなかった
W/フィリップ
『ん?この感じは?奴に複数の力の反応を感じる…ック!』
咄嗟に奴の体に拳を叩き込みしかし変な感触を覚える
ガイア
『何だ?まるで攻撃が通じない?まさか再生してるのか?』
しかし考える暇も無くナスカは両手から複数の火球を作りだしそれを叩き込ませる
W/翔
『何だこの火球は?今までとは違う、そこだ!』
火球を払いのけナスカの真後ろの背中に蹴りを入れるが寸前の所で避けられそして背中に剣を一太刀浴びせられる
W/翔&フィリップ
『何だ?超高速とは、違う…まるで獣の様に反応した/まさか、奴は!?/どうしたフィリップ?』
ナスカ
『おや、お気づきですか?良いでしょ答えて上げますよ!私の力はただ残留データを集めた訳じゃ無い…幹部怪人達の良い所を寄せ集め私は、より一層強くなりました…如何ですか?私の力は?先のWを超えた力なら勝てますよ?可能性なのでは無意味ですよ?ふふふふふふふ、所詮ただ集まっただけで何が出来る!こうして合わされば簡単に超えられる…さぁ?どうする仮面ライダー君?』
しかしその言葉を聞きWは微動だにしない…もう一度仮面の下で笑った
W/翔
『そうか、つまりお前の実力じゃなく…そいつ等の力を借りてるだけか…どこぞの合体怪獣っての思い出すぜ…成る程』
ナスカ
『ん?何が言いたいんですか?』
W/翔&フィリップ
『俺達にはこう聞こえるぜ?/自分に自信が無いから最後はツギハギ頼りって事さ/もう、自分じゃ勝って無いって宣言してるぜ?ナスカさんよぉ!!!』
ナスカ
『貴様等アァァ!!!』
ガイア
『ナスカ!お前は墓穴を掘ったんだ!それは、僕達は一人で闘ってるんじゃない二人で闘ってるんだ…いいや間違えた【三人】だ!』
W/翔
『ああ、どうも負ける気が俺達負けるイメージが浮かばないな…それにあんまりフェイトの前でカッコ悪い所は見せられないぜ…兄貴ってのは常に憧れでなきゃいけねぇんだ!だから負けたりしない!俺がかつて憧れを抱いたあの人に追いつき追い越したいから!だから、お前程度に負けられるか!』
そして二人で一人のライダーともう一人のライダーが力を合わせる
ナスカ
『それは、勝ってから言え!!!』
ナスカの剣を避け二人はそれぞれの拳を同時にナスカに叩き込む
ナスカ
『な、なにぃ!?攻撃が効いているだと?有り得ない!』
今度は火球を放つが二人は炎の火球をスレスレで避け再び同時に蹴りを叩き込む
ナスカ
『この程度直ぐに再生させてくれるわ!』
ナスカは体制を立て直し離れるがしかし二人は同時に飛び出し左右の肘でナスカの腹部に叩き込ませるそしてそのま左右の足でナスカの顔を蹴り上げる
ナスカ
『な、何故だ?何故これ程まで力が追いつかない?有り得ない、有り得ない…理解不能!何故だ何故!』
ナスカはそのまま襲い掛かり二人は頷き手首を曲げガイアの左手とWの右手の掌を握りそのまま勢い良くナスカの顔面目掛けて拳を叩き込ませる
ナスカ
『う、うぅぅぅ…バカな…そんなハズは?無いハズだ…』
W/翔&フィリップ
『オイオイ、先の威勢は何処に行ったんだ?/翔、そろそろ制御が終わった、時間だ…/了解!先輩(ガイア)!』
ガイア
『ああ、行くよ!後輩(ダブル)!』
そしてその時だWの手元に緑色の【R】と書かれたメモリが現れた
W/翔&フィリップ
『これは、あの時と違うメモリ…そうか、皆が俺達を信じているんだ!/なら、その期待に応えないとね!』
そのメモリのスイッチを押した
『RIDER』
そのままマキシマムスロットに差し込んだ
『RIDER・MAXIMUM・DRIVE』
そしてガイアもそんな彼等を見て頷きお互い大地を一歩また一歩と大きく踏み出しそして助走をつけ一気に空に向け飛び出した、それと同時に防衛プログラムのコアは宇宙に居るアースラ起動上に飛ばされそしてそれぞれの想いが今交錯した、アースラのアルカンシュが放たれる時ナスカは残った力で二人に目掛けて火球を撃ち込むがそれでも彼等はわずかに体を逸らしナスカの攻撃を避けそしてガイアは右足をWは左足を前に突出しそのまま重力に従い叩き込んだ…その時アルカンシュが防衛プログラムのコアを撃ち貫いた
W&ガイア
『ライダアァァァァァァダブルキイィィィィィィィィック!!!!』
そして二人の蹴りは完全にナスカのドライバーを貫きナスカは、ただ後ろを振り返り答える
ナスカ
『はははははは、愚かだ実に愚か何時か、人は死ぬ死ぬ死ぬ!!!死絶えて行くのだ!所詮はお前達はただの化け物の偽善者共だ!!!!!!』
その言葉を残しナスカは、爆散し跡形も残らず消滅した…消え去った後翔こう答えた
W/翔
『バァカー!俺達がいるかぎり…全て命を進むべき人々の明日の想いを誰にも殺させるものかよ!!!』
ただそう答え闘いを終えた二人のライダー互いに健闘し合う
ガイア
『やったね!W!』
W/翔&フィリップ
『ええ、先輩のお蔭で勝てました!/君が来てくれて良かった…しかし、コレからどうするんだい?』
ガイア
『そうか、どうやったらボクは帰れるんだ?ん?ちょっと後ろを見て?』
後ろを振り返ると其処に時空の部分著しく変化していた
W/翔&フィリップ
『これは、一体?/おそらくナスカを倒した影響だろうね…奴は防衛プログラムの力で時空を歪ませる力が有った、コレはそれが拡散され別の時空と繋がった…あくまで確証は無いけど…/そうか…ん?先輩?』
ガイア
『ああ、ごめん…何故だか分からないけど…ボクを呼んでる様な気がするんだ…そうだ、この声は晶(あきら)君の声だ!それに、京子(きょうこ)さんや藤兵衛(とうべい)さんや滝(たき)さん…ボクを探して居るんだ…ボクは、戻らなくちゃいけない…ボクを待ってる人達が居るからゴメン、折角会えたのに…』
W/翔&フィリップ
『いえ、構いませんよ!それに戻る場所が有ったなら引き止める権利は俺達に有りませんよ/それに、君には待ってる人達が居る、だから早く帰った方が良い』
ガイア
『そうだね、それと他の皆に宜しく、短い時間だったけど…一緒に戦えて良かった!』
W/翔&フィリップ
『それは、俺達もです!/仮面ライダーガイア…その名前は確かに僕達の心に記憶した!/ありがとう違う世界のライダー!』
ガイア
『ボクの方こそ覚えてるよ二人で一人の心優しき仮面ライダーW!ありがとうこの世界のライダー!』
そしてお互い手を握りガッシリと握手を交し互いに頷き合い互いの想いをぶつけ…そしてガイアはクルセイダーに乗りそして次元の壁を突破し自分の本来の世界に帰還の旅を始める…彼等は、その別れを惜しみながらもその背中を見送り…そして彼等はこれからも続いて行く未来の行先は誰にも分からない…しかし、それは誰か決めた未来を生きるのではなくそれぞれの未来は、それぞれの想いで作り上げて行く…仮面ライダーは人類の自由と平和を守る風の使者で有る
影で暗躍する者を撃つ…しかし彼等の人生に安らぎは無い…悪魔のような軍隊と闘い続ける運命から逃れられない…そして背負うべき罪からも逃げられない…そんな想いを抱き彼等は愛機を走らせそして仲間たちの元へと戻る…例えそれでも誰かの未来を守れるなら自分達の明日を誰かの明日に繋げられるなら…かつてそんなヒーローに憧れを抱いた少年は憧れと酷似した姿になりそしてもう一人の少年は自分罪の贖罪として仮面を被る決意をした…今、その憧れから託された少年達は【明日】を守る為にそしてそれ信じて支える者達にこの言葉を送る
W/翔&フィリップ
『みんな!全部!終わったぜ(よ)!!!』
A's編―――エピローグに続く―――――
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プロフィール
- 血液型
- 血液型はB型
- 自己紹介
- どうも、ピクシブから移転した二人で一人の探偵です。以後宜しくお願いします!
- 趣味
- 漫画・アニメ・ゲーム・特撮
- 特技
- 特に無い
- 職業
- 食品関係
- 小説について
- 俺の小説が【これは苦手、これは嫌だ】と言う方は回れ右をしてください。
苦手だと言う方はご遠慮します!
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