[京都新聞]サンガと伊名門交流へ フィオレンティナCEOが京都市訪問
http://kyoto-np.jp/sports/article/20140520000163

 イタリアのフィレンツェ市を本拠地とするサッカー1部リーグ(セリエA)フィオレンティナのサンドロ・メンクッチ最高経営責任者(CEO)が20日、姉妹都市の京都市を表敬訪問した。門川大作市長や京都サンガFCの祖母井秀隆ゼネラルマネジャー(GM)と中京区の市役所で対談し、サンガとの交流を要望。祖母井GMはユースチーム同士の試合を提案した。

 両市は来年提携50周年を迎え、ともにプロサッカークラブの本拠地があることから、互いのクラブ運営の責任者を交え、両市の記念事業について意見交換をすることになった。

 門川市長は「スポーツはもとより、さまざまな分野の深まりを熱望している」とあいさつ。メンクッチ氏が「サンガと技術的な交流をしたい」と話すと、祖母井GMは「毎年サンガU-18がドイツやオランダに遠征しており、そういう交流ができれば」と述べた。

 メンクッチ氏は対談後、「うちのユースは有名で非常に強い。いい試合になる」と笑顔を見せた。

 フィオレンティナは、10年以上にわたり日本企業とスポンサー契約を結ぶなど日本とつながりが強く、かつて元日本代表の中田英寿氏も在籍した。


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