マイクロソフトの Surface Pro 3 発表イベントで、アドビシステムズが Surface 3 Pro のタッチ&ペン入力に最適化した Photoshop CC を披露しました。Photoshop CC 2014 と記されたこのバージョンはタッチとペン対応スクリーンでの操作に対応して、マルチタッチジェスチャ操作や大きなタッチターゲットなどを備えます。


Adobe Photoshop CC タッチ対応版

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Surface Pro 3 はノートとタブレットを両方持ち歩かずに済む、ノートを置き換えられるタブレットPCをうたう製品。従来品の10.6インチよりも大きく50%ピクセル数が増えた 12インチ2160 x 1440 (3:2) ペン対応ディスプレイ、Core i7 プロセッサや最大8GB RAM / 512GB SSD などを備え、消費だけでなく生産にも使える、本格的なフルWindows 8アプリが動くことを売りとしています。

発表会の隠し球として用意されていたのは、本格的なアプリも扱えることを象徴する Photoshop でした。マイクロソフトとAdobe のパートナーシップにより、Surface が持つ高解像度タッチパネルに最適化して開発が進んでおり、ペンへの対応や指で操作するためにUIを大きくするなどの変更がなされています。

デモンストレーションでは、アドビシステムズのMichael Gough氏が登壇。ピンチインやアウト、パン、回転などタッチ操作を実際に演じて見せ、しっかりと動作しているところを示しました。

マイクロソフトとAdobe は、今後 Photoshop 以外の Creative Cloudアプリにもペン&タッチ入力最適化を導入する予定。 今回デモされた Photoshop CCは現在も開発中とのことですが、iOS版や Android版 Photoshop Express / Touch ではなくフルバージョンのPhotoshop をタッチ&ペン操作で直観的に操作できる日を待ちわびていた人々は、あともう少しの辛抱です。

マイクロソフト Surface 3 Pro 発表