片山被告 死にきれず…酒飲み高尾山を放浪

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片山被告 死にきれず…酒飲み高尾山を放浪

< 2014年5月20日 18:52 >


 パソコン遠隔操作事件で起訴されていた片山祐輔被告(32)が、「一連の事件の真犯人は自分だ」と認めた。片山被告は再び身柄を拘束され、20日午後に東京拘置所に身柄を移された。

 真犯人を装いメールを送った片山被告は、19日に予定されていた会見に現れず、弁護士は本人と連絡が取れなくなっていると話していた。

 片山被告は、自分のことをとりあげたニュースを見てパニックになり、行方をくらましたという。弁護士によると、片山被告は19日午前10時過ぎ、江東区の自宅を出た後、亀戸にあるとみられる公園で自殺を図り、その後、電車で約50キロ離れた東京・八王子にある高尾山へ移動。缶入り酎ハイを飲みながら山中を放浪し、再び自殺を図ったという。

 片山被告の弁護人・佐藤博史弁護士「自分の持っていたベルトで首をつろうとしたんだけど、それが切れて新しくネクタイを買ったり別のベルトを買ったりしたが、死にきれなかったと(話していた)」

 片山被告は19日午後9時半頃、弁護士に電話をかけ、真犯人を装ったメールを送ったのは自分であること、無罪を主張していたパソコン遠隔操作の件についても「一連の事件の真犯人は自分だ」と認めたという。

 佐藤博史弁護士「『先生すみません。自分が犯人でした』ということを言いまして」「電車が来たら飛びだそうと何度も試みたそうです。だけどできなくて、最後、佐藤弁護士に悪いことをしたのでおわびをしようということで電話をかけたと(話していた)」

 その後、片山被告は再び電車に乗って移動し、新宿のサウナに宿泊。20日朝、弁護士が迎えに行ったという。

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