“ハッピーな気分を保つ”ことは、簡単なようで、なかなか実践できることではありません。
いい仕事が見つかったり、素敵な彼氏ができたりしたら、誰もがハッピーな気分になりますよね。でも、真の幸せへの第一歩は、内面の改善からだというのです。
今回は、アメリカのビジネス系ウェブサイト『Inc.』の記事を参考に、“ハッピーな人間になるためのヒント”7つをご紹介します。ぜひ実践してみてください。
■1:エクササイズする
運動をよくしている人は、性格が明るく、幸せそうに見えませんか? それは“見える”だけでなく、脳科学的にもそう実証されているそうです。
うつの治療に“薬”“薬とエクササイズ”“エクササイズ”という3つの方法を試したところ、“エクササイズ”のグループの成功率が最も高かったそうです。ちなみに、エクササイズの時間は10分程度でも十分効果があるそうですよ。
■2:睡眠時間を長くする
研究によると、睡眠不足はポジティブな情報や記憶を処理する脳の器官・海馬に悪影響を与えるそうです。加えて、睡眠不足だと、人間の心はより繊細になり、ネガティブな出来事に反応しやすくなるとか。
まずは早寝早起きを心がけ、すっきり爽やかな気分で朝を迎えましょう。
■3:家族や友達と過ごす時間を増やす
誰もが1人では生きていけません。他者とのいい関係は、私たちをハッピーな気分にする一番の要素です。
ハーバード大学の心理学者によると、家族や友人との交流が深い人はよりハッピーな気分でいられるといいます。ハッピーな気分でいることが、さらに大切な人との関係をよくし、さらに多くの関係を作っていくことになるでしょう。
■4:もっと外に出る
「インドア派だから」と、家にこもりすぎていませんか? もっと積極的に外に出て、清々しい空気を吸い、山や海で時間を過ごしましょう。
英国サセックス大学の研究によると、アウトドア、しかも都会の環境ではなく自然環境で時間を過ごした人は、よりハッピーな気分になったそうです。
■5:人を助ける
困っている人を助けて感謝されると、誰でもハッピーな気分になりますよね。ハッピーな気分や感謝の心は、どうやら伝染するようです。
ペンシルバニア大学の研究者によると、”他者に親切な行動をすること”は、ハッピーになる近道だったそうです。
■6:笑顔になる
笑顔の人は、他人の目にも幸せに見えますよね。実際、それは事実かもしれません。
ただ研究によると、笑顔にも“コツ”があり、口だけで微笑む“ニセ笑顔”を長時間続けると自分が疲れるそうで、楽しいことを想像し、口だけでなく目も使い“本当の笑顔”になることが大事だとか。笑顔には集中力と生産能力を高め、精神的なダメージを軽減する効果もあるそうです。
■7:瞑想する
「朝から晩までバタバタで、座ってゆっくり考える時間もない」なんて生活を続けると、そのうち不機嫌MAX!なんてことに……。そんな時は、短い時間でも1人になれる場所で、心を落ち着けるために瞑想してみましょう。
アメリカで行われた調査によると、8週間にわたり瞑想のクラスを受けた被験者は、クラス後の脳内スキャンで“優しさ”と“自己知識”の部分が発達し、ストレスの部分が縮んだことが判明したそうです。
以上、毎日の生活をハッピーにするためのヒント7つをご紹介しましたが、いかがでしたか?
何もしなくてもハッピー、という人はなかなかいませんよね。自分の小さな努力次第で、本当の幸せが生まれるはずです。今日から早速実践してみてくださいね!
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【参考】
※ 10 Scientifically Proven Ways to Be Incredibly Happy – Inc.