2014年5月20日19時11分
東京電力は、福島第一原発の汚染水増加を抑える「地下水バイパス計画」で21日午前に、くみ上げた地下水の海への放出を始める。20日に福島県の専門家らが集まった会議で計画を説明し、了承を得た。
計画では、建屋に流れ込む前の地下水を山側にある井戸からくみ上げてタンクにため、海に放出する。1日約400トンずつ増え続けていると推定される汚染水を、数十~100トン減らせると見込む。東電や第三者機関による分析では、タンクでの放射性物質の濃度は、計画で決めた放出基準を下回っているという。
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