キヤノンがA4モノクロレーザープリンターSteraシリーズの新製品6機種を発表しました。
片面印刷のみのLBP6040/6030、両面印刷対応のLBP6240/6230、A4印刷速度が33枚/分のLBP6340、同じく30枚/分のLBP6330をラインナップします。
このうちLBP6040とLBP6240にはキヤノン製モノクロレーザープリンターとして初めてWi-Fiを内蔵しており(カラーレーザープリンターには導入済み)、プリント専用アプリCanon Mobile Printingを使用することで、スマートフォンやタブレットから直接印刷が可能です。Wi-Fi規格はIEEE802.11 b/g/n。
Microsoft Officeのファイルを印刷する際には、キヤノンが提供するデータ変換サービスを利用すると、レイアウトを崩さず原稿通りのレイアウトで印刷できるとしています。
なお、そのほかの機種は有線LANおよびUSB接続のみ対応。従来機種からは印刷速度の向上を図っています。一例として、LBP6040/6030では16枚/分から18枚/分に高速化しています。
モノクロレーザープリンターは多くの場合、企業やSOHOなどで導入されていますが、これまではUSB接続や有線LAN経由での使用が主流でした。キヤノンの担当者によれば、新製品のラインナップにWi-Fi対応機種を含めた背景には、近年、業務におけるスマートフォンやタブレット端末の活用が進んできており、また買い替えの際にもWi-Fi対応機種を希望する顧客の割合が増えてきたことがあるといいます。
発売時期は、LBP6040、LBP6030、LBP6340、LBP6330が5月29日。LBP6240とLBP6230が7月下旬。
税別価格は、LBP6040が1万3800円、LBP6030が1万1800円、LBP6240が1万6800円、LBP6230が1万4800円、LBP6340が3万1800円、LBP6330が2万4800円。