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遠隔操作ウイルスの開発者らを起訴
5月20日 16時44分

パソコンを遠隔操作する悪質なコンピュータウイルスを開発、販売したなどとしてニューヨークの連邦地検はスウェーデン人の開発者らをハッキングなどの罪で起訴したと発表しました。

ニューヨークの連邦地検とFBI=アメリカ連邦捜査局の発表によりますと、19日までに起訴されたのは、スウェーデン人の24歳の男やアメリカ人の23歳の男など合わせて4人で、「ブラックシェイズ」と呼ばれるコンピュータウイルスを開発、販売したり利用したりしたとしてハッキングなどの罪に問われています。
また、各国の捜査当局との協力で、世界19か国でこのウイルスを購入して利用した90人余りがこれまでに逮捕されたということです。このウイルスにパソコンが感染すると、外部から遠隔操作できるようになり、パスワードを盗まれたり、パソコンに搭載されたカメラを動かして盗撮されたりするおそれがあるということです。
このウイルスは、スウェーデン人の男らが運営するウェブサイトで、40ドル=日本円でおよそ4000円で販売され、これまでに100か国以上に広がり、50万台以上のパソコンが感染したとみられています。
連邦地検はウイルスに感染しないよう対策ソフトを最新の状態にし、パソコンが勝手に動作していないか注意するよう呼びかけています。

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