「先生すいません」。佐藤博史弁護士によると、片山被告は連絡が取れなくなって半日たった19日午後9時半ごろ、電話で謝罪した。「全て認めざるを得ない」と言い、遠隔操作で誤認逮捕された4人についても「大変申し訳ないことをした」と話したという。
佐藤弁護士が片山被告から受けた説明によると、19日は高尾山をさまよい、首をつろうとしたがベルトが切れて断念。電車に飛び込もうとし、佐藤弁護士の説得に踏みとどまったといい、夜は新宿のホテルに泊まった。
20日午前に弁護士事務所に来た際は淡々とした様子で、東京地検の係官から「やったことは仕方がない」と声をかけられると、安心したような表情も浮かべたという。
被告、弁護士