忍者ブログ
想学談林の管理人が、たまにぼやく言葉の部屋です。 お時間があれば、お付き合い下さい。 想学談林:http://www.sougaku-danrin.net/
こんにちは(*・ω・)ノ

内部文書ですが、諸般の事情で非公開としました。まあ創価学会というのは、一筋縄では行かない事情があるようです。
知りたいという人も多いと思いますが、でもまあ心中お察し下さい。

しかし今の創価学会の組織の中で、大石寺の大御本尊というのは、どれだけ意識があるのでしょうか?
既に四半世紀が過ぎようとしています。今の青年部あたりは、そもそも大御本尊を知らないのでは無いでしょうか。

しかし創価学会として、公式にまだ大御本尊は否定していません。また今年もあるようですが、任用試験などでは、日蓮の出世の本懐を、あの大御本尊を顕した事としてますよね。
そればかりではなく、大石寺教学にそって、日蓮の教えを学ばせています。

いま創価学会が授与しているのは日寛師の御本尊です。この日寛師ですが、六巻抄ではこの大石寺の大御本尊を根源としています。
しかしながら、実は大石寺の大御本尊は、後世の偽作であると言うのが、最近は定説になりつつあります。
この大御本尊を出世の本懐としているのは、日蓮正宗と創価学会、また顕正会位ではないでしょうか。

先日僕が見学した北山本門寺でも、大御本尊は認めていません。日興上人開基の寺であっても、そのような見解です。
過去、日顕師が大御本尊偽作をかました時、創価学会はそれを責めましたが、あれは対宗門のための事であり、実際には大御本尊が後世の昨であることを創価学会としては理解していると、僕は思います。

だって広宣部では、公然の秘密でしたから。
知っている人は知ってましたよ。

創価ルネサンスと言って、四半世紀前に「魂の独立」とヤンヤヤンヤやってましたが、本当に宗門の軛(くびき)を離れるのであれば、大石寺の大御本尊とは決別しなければなりません。

現にネットの中において、法華講なんかは、未だに創価学会の授与している本尊を「贋本尊」といい、学会員(特に非活など)をターゲットとして、人生不幸の根元は、創価学会の贋本尊なんだと言いふらし、日蓮正宗に戻り、宗門の御本尊を受けない限り地獄へ行くと言いふらしています。

この事について、根源の大御本尊に対して論究しない限り、対応なんて出来ないでしょう。

この大石寺の大御本尊への問いかけこそが、本来で言う「宗門からの軛」からの脱却に必要な事だと思いますが、未だに任用試験なんかでも、基礎として大石寺教学を学ばせているのですから、自己矛盾も良いところです。

日蓮の教えは宗門が守り通してきた。しかし最近の宗門は自堕落となり、正しく教えを守る創価学会を迫害した。だから創価学会は宗門から決別し、本来、宗門が守ってきた教えを奉じている。

こんなストーリーなんて、捨ててしまえば良い。

そもそも宗門に正しい教えなぞなかったのだから。
しかしこれを否定すると、歴代三代の教えが、自己矛盾に陥る。そしてそこを宗門に攻め込まれるから、あえて弄らない。

しかしそうではなく、新たな視点から切り込んで行く事が、魂の独立という事になるのではありませんかね?

そういった事をしない限り、創価学会はいつまでたっても「日蓮正宗創価学会」であり、所詮は宗門と同じと言うことをでしょう。

でもまあ、だから未だに法華講と鍔迫り合いを続けているのでしょう。

変わりばえがありませんなー( ̄○ ̄)
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック