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原監督、交流戦Vへセペダにもバント!直前1勝5敗も巻き返す「上がるしかない」

2014年5月20日6時0分  スポーツ報知

 巨人・原辰徳監督(55)が19日、「日本生命セ・パ交流戦」(20日開幕)でのV指令を出した。打線低迷の打開策として小技や足をからめた「スモールベースボール」の徹底も明言。少ない得点を小刻みな継投で守り抜く展開に持ち込む考えだ。20日からの西武戦(西武D)を前に、チームは投手練習のみ。休養にあてた指揮官が「短期決戦のような野球になる」とチーム再生へのプランを語った。

 過去は振り返らない。原監督はすでに気持ちを切り替えている。交流戦前の6試合で1勝5敗と低迷したが「いいねえ。いいことだよ。うちは上がるしかないんだから」と巻き返すことしか頭にはない。

 20日からの西武戦。試合前のミーティングで、ナインに言うことは決まっている。2年ぶりとなる優勝指令だ。「交流戦の成績はペナントレースを大きく左右する。優勝には賞金も出るわけだし、そういう短期的な部分でも優勝をしっかり狙っていきたいと思う。我々の大きな目的達成には大事な部分だから」と言い切った。

 アンダーソンと橋本が故障で離脱し、チームに打率3割以上の打者がいない。頼みの阿部は規定打席以上でリーグワーストの2割2分、村田も2割4分6厘と不振で、つながりも欠いている。この状況下での優勝宣言は大胆にも思える。だが交流戦をきっかけに一気に浮上するべく、高い目標を設定した。

 打開策は練った。「目の前の1点を全力で奪いにいくことが、より大事になる。ロースコアの展開が多くなるだろう。短期決戦のような野球になってくるよ」。今季、指揮官がチームづくりの中心に据えたのが「短期決戦に強い」集団にすること。その真価を見極める交流戦になる。

 開幕当初は阿部、村田、長野ら中軸であろうと、状況によっては送りバントのサインを出してきたが、次第に個々の打力に任せる場面が目立っていた。実際、犠打はリーグワーストの27個。併殺数は12球団ワーストの49もある。

 原監督は「相手もいい投手が来る。5点6点と取るのは難しいだろうからね」と話し、送りバントやエンドラン、スクイズなど1点を取るためなら策は選ばない方針を再度、徹底する。より確実な方法で走者を進める。それは新4番のセペダでも当然のことだ。

 ここ5試合で計39失点した。ロースコアに持ち込むには、投手陣の踏ん張りも欠かせない。「交流戦は2試合ずつで、日程にも余裕があるから」と指揮官。早い回で中継ぎ投手を投入する「短期決戦型」の継投になる。

 目指すのは2年前の再現だ。12年は勝率5割のリーグ4位で交流戦に入り、17勝7敗で優勝。リーグ制覇と日本一にもつながった。4月に5連敗を2度も喫するなど、今季の状況と似ている部分も多い。低迷から浮上へ。「短期決戦」を強く意識して、リスタートする。(水井 基博)

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