2014年05月20日
スマホ時代のコンテンツは「瞬間」か「没頭」じゃないか
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スマホ時代のコンテンツ
QUARTZというメディアがあるのですが、その中に「QUARTZカーブ」というのがあります。メディアを運営していたり、ブログを真面目に書いているような人は知っている人が多いかもしれません。
アメリカの新聞の平均的な記事の長さは、紙面の上から下までの一段の記事で、語数にして700語台である(日本語に訳すと2千数百字になる)。だが、『クオーツ』は、500語よりも短い記事と、800語よりも長い記事に特化している。
この哲学に行き着いたのは、トラフィックを分析したところ、デジタルでよく読まれるのは短い記事か長い記事のどちらかだという分析結果を得たからでもあり、700語台の記事は無駄が多いと考えるからでもある。
アメリカで躍進中のビジネスニュースサイト『クオーツ(QUARTZ)』 その編集方針と経営戦略を聞いた | New York Sophisticated | 現代ビジネス [講談社]
すごく雑に言うと「短い記事と長い記事しか読まれないわね」ってことです。
これは結構感覚値としても似ているのですが、スマホに主戦場がうつってから、よりこの傾向が顕著な感じがしています。
せっかくなので、弊社でやったらどうだったのか、的なものも交えて考えてみたいと思います。
短いものの代表
うちの会社は「nanapi」というハウツーのサービスを運営しているのですが、たとえば、今までは400-700文字くらいだった記事は、一枚の絵にするといいんじゃないかと考えました。
プリンでつくる簡単フレンチトーストをイラストでまとめたよ(。・з・。)φ(http://t.co/hBBEbN4wXDより) pic.twitter.com/gzNlqk9bpO
— nanapi (@nanapi) May 16, 2014記事は普通のものなんですが、一枚のコンテンツにすると、なんかわかりやすいのかなぁ、と。実際、TwitterやGoogle+で投稿していると評判がいい感じです。だいたい、数十はRTされるようになっていますし、多いものだと2000を超えたりしています。
他にも、バイラルメディアさんとか、近いかもしれないですね。
また、「アンサー」というQ&Aアプリもやっているのですが、これもかなり短文文化です。
Yahoo!知恵袋よりも、さらに短文で、テンポよく、という感じです。
このように、スマホだと、「一瞬で理解できる」という情報が求められているのかもしれません。
ボケてとかはわかりやすいですね。一瞬で見れて一瞬で笑える
若者に人気の「We heart it」とかもそうか。
長いもの
一方で、長いコンテンツというものも増えてきています。
たとえば、narrativelyという海外のメディアがあるのですが、かなり重厚な文章量になっています。
Master of the Macabre | Narratively | Human stories, boldly told.
Mediumとかもそういうコンテンツが多くなっているイメージがありますね。
7 Reasons Why You Will Never Do Anything Amazing With Your Life — Life Learning — Medium
日本だと、STORYS.JPとかが重厚なものが増えてきている?
STORYS.JPから初の書籍化 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
cakesさんもそうですね。
川上量生の胸のうち|川上量生|cakes(ケイクス)
ホリエモンドットコムも、インタビューが重厚。
「コーディネートのお手伝いをしたい」『ZOZOTOWN』『WEAR』で革命を起こした前澤友作が語る、ファッションECの未来とは?その1 | ホリエモンドットコム
もちろん、このあたりというのはPC時代から似たようなものがあったものの、スマホになり、持ち運びできるようなものが増えたからこそ、長い間没頭できる分量を見せるのに適しているのではないかと。PCだと、長いものはちょっとかったるいですものね。
というわけで
これからスマホのメディアやサービスを作る人は、どっちのコンテンツをメインにするか、意識してみるとおもしろいかなあ、と思いました。