PC遠隔操作事件:片山被告、4事件すべての関与認める

毎日新聞 2014年05月20日 10時17分(最終更新 05月20日 10時30分)

片山祐輔被告=3月5日撮影
片山祐輔被告=3月5日撮影

 ◇「真犯人」メール送信も

 パソコン(PC)の遠隔操作事件で、保釈中に連絡が取れなくなっていた元IT関連会社員、片山祐輔被告(32)=威力業務妨害などの罪で公判中=が20日午前、東京都港区の佐藤博史弁護士の事務所に姿を現し、「真犯人」を名乗るメールをスマートフォンから報道関係者らに送り、東京都江戸川区の河川敷に埋めたと認めたことが関係者への取材で分かった。4都府県警が誤認逮捕した遠隔操作4事件についても、すべて関与を認めたという。

 東京地検は19日、報道関係者らに送られたメールについて、片山被告自身が送信した疑いが強いとして保釈取り消しを東京地裁に請求。片山被告は同日午前、佐藤弁護士と電話で話した後、連絡が取れなくなっていた。

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