Atlantic Media(アトランティック・メディア)が運営するメディアの一つ「The Atlantic Cities」がこのほどリニューアルを行った。2011年にライターとプロデューサー、インターンの3名で立ち上げたこのメディアは、世界中のまちの課題やアイデアを紹介し、議論や会話を生みだすメディアとなるべく発信してきた。
今回、「CityLab」という名前に変わり、9名のスタッフで運営。通勤や労働、政治、デザイン、テクノロジーなど、リニューアル前からのカテゴリーを引き継ぎながら、天気や犯罪など新カテゴリーも追加した。そのほかにも新しい取り組みを始めており、興味深いページをつくっているので紹介したい。
課題ごとに記事を探し、解決につなげる
CityLabにある「CityFixer」というページでは、さきほど紹介したカテゴリー以外に、まちの課題ごとに記事を探すことができる。道、政策、貧困、輸送機関、学校、ゴミ、エネルギー、経済成長、高齢化、インフラ、生活、気候変動という12個のカテゴリーが用意されている。
アメリカに関する記事が多いものの、さまざまなイシューをもとに世界中のまちの課題やアイデアを知ることができる。自分たちのまちの課題に他地域の取り組みを参照することで、解決につながるかもしれない。
そもそも自分が暮らすまちの課題を知らない人でも、他地域の課題やアイデアを知ることでインスピレーションを得ることができるだろう。また、このような地域の問題に焦点を当てたメディアやサービスはほかにもある。
イギリスで開発された地域の課題を共有・解決するアプリ「FixMyStreet」が有名だ。まちのゴミや道路の破損、落書き、違法ポスター、街灯の故障、騒音、バリアフリーなどを市民がレポートし、行政が解決していくというもの。
日本では「FixMyStreet Japan」としてサービス運営されており、これまで700件近くのまちの課題が共有されている。
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