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更新:2014年05月20日 09:51

遠隔操作ウイルス事件

IT関連会社元社員、片山祐輔被告(32)がハイジャック防止法違反や威力業務妨害などの罪に問われているが、証拠などの不備から冤罪なのではないかという声も多い。

片山被告、姿を見せ「私が真犯人です」

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20日朝、片山祐輔被告が佐藤博史弁護士の事務所に姿を表したと、フジテレビ系「とくダネ!」で報じられた。また、NHKによると、片山被告は「私が真犯人です」と、一連の事件について容疑を認める発言をしているという。

これまでの経緯

5月16日、PC遠隔操作ウィルス事件をめぐって、「小保方銃蔵」を名乗る人物から、自らが真犯人であるとする内容のメールが弁護士の落合洋司氏やBBC記者の大井真理子氏など、マスコミ関係者宛に送信された。

同日夕方、このメールについて片山祐輔被告が会見を開いた。公判に出席していた片山被告は休憩中にジャーナリストの江川紹子氏に見せてもらい、メール送信の事実と内容を知ったという。片山被告は内容から真犯人からのものであるという信憑性が高いと思ったと述べるともに、「犯人はサイコパスみたいな本当にひどいやつだと思った」「どうせ送るなら勾留中に送って欲しかった」と訴えた。
また、記者から「送ったのは片山さんではありませんか?」と改めて尋ねられると、「私ではありません」ときっぱりと否定した。

今後の公判においては、メールには弁護団としても把握していない、真犯人しか知り得ない"秘密の暴露"が含まれている可能性があり、検察・警察に検証を要請していくと話していた。
【速報】遠隔操作ウイルス事件、"真犯人からのメール"に片山被告がコメント

しかし、週明け19日になって、メールが片山被告本人が送ったものだ、と報道された。報道では、被告が河川敷で不審な行動をしているの様子を確認した捜査員が土の中に埋められたスマートフォンを発見し、そこにメールを送信した痕跡が残されていたとされている。こうした報道を受けて、19日14時から弁護士とともに記者会見を行う予定だったが、会見に片山被告は訪れず、佐藤弁護士が一人で会見を行った。これら一連の流れを受け、同日、東京地方検察庁は片山被告の保釈取り消しを裁判所に請求した。

【速報】"自ら送信"との報道を受け会見…片山祐輔被告は姿を見せず

本事件については、ジャーナリストやウェブメディアを中心に、独自の調査や取材が展開されている。

PC遠隔操作 - GoHoo
遠隔操作ウイルス事件 - videonews.com
江川紹子のあれやこれや - Yahoo!ニュース個人

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