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最終更新:2014年5月20日(火) 9時52分

片山被告「全部自分が仕組んだこと」

 行方がわからなくなっていたパソコン遠隔操作事件の片山祐輔被告が19日夜、弁護団に対し「全部、自分が仕組んだことです」と一連の事件への関与を認めたことが、新たに分かりました。

 IT関連会社元社員の片山祐輔被告(32)は、他人のパソコンを遠隔操作して殺人予告などを送った威力業務妨害などの罪で公判中でしたが、19日の午前10時すぎから行方がわからなくなっていました。

 関係者によりますと、19日夜、弁護団が電話で片山被告と連絡を取り、片山被告は「全部、自分が仕組んだことです」と一連の事件への関与を認めたということです。片山被告は現在、弁護士の事務所で今後の対応を協議しています。

 この事件では、先週、「真犯人」を名乗るメールが新たに送られてきましたが、東京地検は片山被告本人が送ったと判断し、保釈取り消しを裁判所に申請しています。(20日09:41)

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