物流・ロジスティクス
乗り手不足に「怪物」の影
2014.05.20
40台のトラックを抱える兵庫県姫路市の運送会社も例に漏れず、「昨年末ごろからドライバー不足に悩まされるようになった」(社長)という。
近距離の輸配送業務がメーンということもあって、「給料ホドホド」「休みは固定」「出張はNG」といった、最近の若手の〝注文〟から大きく外れていないものの、「厄介なのは、いわゆるモンスターペアレントの存在だ」と苦笑する。
最近やめた若手の話。「その仕事は早朝の出発が当たり前。例えば、荷下ろしする現場周辺へ午前7時ごろに到着する場合、その数時間前に会社を出なければならない。しかし、このことでドライバーの親からクレームが入り、『辞めさせてもらいます』と一方的。理由は『そんなに朝が早くては(私が)息子を起こせない』というもの。あきれて言葉も出なかった」と社長。
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