[PR]

 パソコン(PC)遠隔操作事件で、東京地検は19日、片山祐輔被告(32)=威力業務妨害などの罪で起訴、保釈中=の保釈取り消しを東京地裁に請求した。「真犯人」を名乗り、片山被告の無実を示唆した報道機関宛てのメールの送り主は片山被告で、送信が証拠隠滅に当たると判断した。請求が認められれば、片山被告は再び収監される。

 また、「真犯人」メールに「皇居ランナーを殺害する」などの文言があったとして、地検と警視庁は同日夜、脅迫の疑いで容疑者不詳のまま、関係先として片山被告宅を捜索した。