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遠隔操作事件 メール送信時間やDNAが一致
5月20日 5時12分

遠隔操作事件 メール送信時間やDNAが一致
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パソコンの遠隔操作事件で、報道各社などに届いた真犯人を名乗るメールについて、被告の元会社員が都内の河川敷に埋めたとみられる携帯電話には、メールが届いたのと同じ時間に送信した形跡があることが警視庁への取材で分かりました。
元会社員と同じ型のDNAも検出されていて、警視庁は元会社員がこの携帯電話から送ったとみてさらに解析を進めています。

パソコンの遠隔操作事件では、インターネット関連会社の元社員、片山祐輔被告(32)が威力業務妨害などの罪に問われていて、ことし3月に保釈され、裁判では一貫して無罪を主張しています。
この事件について、自分が真犯人と主張するメールが今月16日、片山被告が裁判に出廷中に報道各社などに届き、警視庁などは、片山被告がその前日に、都内の荒川の河川敷に埋めたとみられる携帯電話で送ったとみています。
これまでの調べで、携帯電話の中にはメールと同じ文面が全文残され、送信した形跡もあったということですが、送信時間は今月16日の午前11時37分で、報道各社などに届いた時間と一致していたことが警視庁への取材で分かりました。携帯電話からは、片山被告と同じ型のDNAも検出されているということです。
警視庁は、片山被告がこの携帯電話から、裁判に出廷中にメールが届くようタイマー機能を使って送信した疑いがあるとみて解析を進めています。

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