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 安倍晋三首相は19日、政府の規制改革会議がまとめた全国農業協同組合中央会(全中)など中央会制度の廃止を柱にした農協(JA)改革案について、断行していく姿勢を示した。政府は6月にも改革案を正式に決める方針だが、首相が強い意欲を見せたことで、中央会制度の廃止が実現する可能性が高まってきた。

 同日開かれた産業競争力会議の席上で語った。

 安倍首相は「農協のあり方について、地域農協が主役となり、独自性を発揮して全力投球できるように抜本的に見直す」と述べた。