３年契約、ギグスはアシスタントに
マンチェスター・ユナイテッドは１９日、来シーズンからの新監督に現オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏（６２）が就任することが決定したとクラブ公式ウェブサイトで発表した。以前から噂されていた通り、ファン・ハール監督の招へいが正式に発表された。同監督は３年間の契約にサインしたとのことだ。
今季のラスト４試合で暫定監督を務めたMFライアン・ギグスは、アシスタントコーチとしてファン・ハール新監督をサポートすることになる。また、新たなアシスタントコーチとしてフランス・フーク氏、マルセル・バウト氏の就任も発表されている。
ファン・ハール監督は過去にオランダ代表のほか、母国オランダのアヤックスとAZ、スペインのバルセロナ、ドイツのバイエルン・ミュンヘンで監督を務め、３カ国の４チームで国内リーグ優勝を成し遂げている。アヤックスでは１９９５年にチャンピオンズリーグでも優勝。この夏のブラジル・ワールドカップ終了後にオランダ代表を退任する。
ユナイテッドのエド・ウッドワード副会長は、新監督の発表に際して以下のようにコメントしている。
「ルイス・ファン・ハールという、現在のサッカー界で最も傑出した監督の一人を招へいすることができた。彼はこれまでのキャリアで数多くの偉業を成し遂げてきた。オールド・トラフォードは彼にふさわしい舞台となり、彼はそこでマンチェスター・ユナイテッドの歴史の新たな章を書き記してくれるだろう」