シリーズ世界遺産100「チュニス旧市街〜チュニジア〜」 2014.05.14

(テーマ音楽)
(鹿賀丈史)崩れかけた貴重な遺産。
現代的な感覚を吹き込み新しい価値を生み出している町があります。
北アフリカ屈指の大都市チュニジアの首都チュニスです。
メディナと呼ばれるチュニスの旧市街が世界遺産になったのは1979年。
都市としては最も早い時期の登録でした。
7世紀のアラブ・イスラム様式がそのまま残っている貴重な場所です。
メディナの中心にある…。
敬けんなイスラム教徒は毎日の祈りを欠かしません。
この日はおよそ1か月に及ぶ断食ラマダンが間もなく終わる夜です。
イスラム教の厳しい戒律をやり遂げたことは彼らにとってはこのうえない喜びなのです。
メディナにはおよそ700に及ぶ重要な建物があります。
しかし長い年月の経過で倒壊を免れませんでした。
チュニス市では40年ほど前から修復を行っています。
ヤイシュさんはその活動の中心人物です。
16世紀に造られたこの館を今ユースホステルに改築しています。
保存協会で最初に修復を手がけたのがここ。
現在協会の事務所になっています。
14人の建築家がここで活動しています。
古い建物の特徴を生かしながら修復しようというのが彼らの考えです。
この部屋はスペインの影響を受けていてその様式は壊さないようにしてあります。
これまでヤイシュさんたちが手がけた修復は200軒に上ります。
この保育園はイスラム教の学校を修復してよみがえらせました。
修復は15世紀の様式を可能なかぎり残すようにして進められました。
保育園の誕生によって若い世代のメディナからの人流出にも歯止めがかかりました。
価値ある歴史を残すだけでなく例えばこの美術館では現代的な機能を併せ持つようにしています。
(メディナ)実はこの建物はもともと2つの建物でして本来は全く別々の物でした。
だから全体の空間を再構成する必要が生じました。
橋を造って1つの建物にしてお互いに行き来できるようにしたのです。
古い歴史と現代の調和。
メディナの中の壁を取り払うこともちゅうちょしませんでした。
細い通りに光を取り入れグランドモスクが見えるようにガラス張りにしたのです。
私たちが誇るメディナは守らなければなりません。
ほかの町の未来のためにもここがお手本となるようにしなければなりません。
2014/05/14(水) 22:45〜22:50
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「チュニス旧市街〜チュニジア〜」[字]

メディナを守る ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲

詳細情報
番組内容
メディナを守る ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】鹿賀丈史
音楽
【テーマ音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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