青銅器に鋳込まれた文字が「金文」です。
柔らかく丸みを帯びているのが特徴です。
(パパイヤ鈴木)いや〜という訳で…。
甘酸っぱいですね。
分かります。
私も高校生の時にすごく願望ありましたもん。
「結婚したい結婚したい」ってずっと思ってました。
成君は?
(足立)僕は正直ドン引きでした。
(青木)この男の子の立場?そうですね。
ホントに同じ。
気持ちが分かって。
一応今日はですね高校生男子からのお悩みという事で…僕と青木さんは結婚経験者で。
僕結婚して13年。
私は離婚して2年経ちますけれども4年半の結婚生活を過ごしまして今は娘と2人で暮らしております。
2人はどうですか?結婚っていうと。
どんな相手と結婚したいかというのは大体あるんですけど。
どういうのですか?僕は虫類が好きなので僕だけでなくは虫類の事も愛してくれるようなそんな心の温かい人に。
いや〜難しいです。
犬でも難しいからね。
相手がかわいがってる犬を一緒にかわいがるって事すら難しいんだから。
は虫類は難しいでしょう。
千瑛ちゃんどういう人がいいですか?私は子育てを一緒にしてくれる人。
あと経済面は安定してる人が。
そこは大事です。
すごい。
しっかり「そこは大事」。
まあ今回理想の結婚というテーマだからいいんですけどね。
さあ結婚って誰にとっても身近な事でですね理想もあると思うんですけども「結婚って何?」と聞かれると答えられないと思うんですよね。
経験者の私たちでもちょっと難しいと思うんですがそんな結婚について今日は見ていきたいと思います。
まずは憲法ではどのように定められているのか見てみましょう。
さあ成君読んでくれますか?
(足立)はい。
つまり結婚とは男女がお互いに合意さえすれば自由にできるもの。
そして男女が対等な関係で互いに協力して築いていくもの。
そんな事が憲法に定められているんですね。
続いて民法の穴埋めクイズです。
まずは結婚できる年齢について。
分かりますか?これ分かりますね。
成君。
(足立)18歳。
男性は18歳に。
そして女は…。
(尾崎)16歳。
そうですね。
2つ目は名字についての条文です。
これはどうですか?成君。
夫ですかね?夫の?はい。
あら。
「夫又は妻の」。
だからどっちかの名字にしなさいという事ですね。
でも一般的には男性の名字になる事が多いですよね。
青木さんは?名前変えましたね。
旦那の方に。
今も前の旦那の姓にしてます。
そうですか。
はいそして…何でしょう?これは。
千瑛ちゃん。
え〜「尊重し」?
(足立)それっぽい。
「夫婦は」ダン。
「同居し互いに協力し扶助しなければならない」。
そんな事決まってるんですか?決まってるんですね。
でも別居してるご夫婦も結構いますよね。
そうです。
あと単身赴任とか。
いますよね。
結婚にはさまざまな決まり事があるんですね。
愛し合うカップルが結ばれる結婚。
でも実は昔からそうだった訳ではないんです。
まずは歴史を見てみましょう。
結婚は男性が好きになった女性の元へ通う…男性が女性の家に入り同居する…武士の世の中では女性の地位が低下していきます。
結婚は妻が夫の家に入る嫁入り婚に変化しました。
支配層では結婚を政治の駆け引きに利用する政略結婚が主流で一夫多妻制が当たり前でした。
明治に入り西洋文化の影響から結婚は男女の愛情によって結ばれるものだという考えが広がり始めます。
1889年結婚についての制度が定められました。
しかしその内容は結婚は「家と家の結びつき」だとする昔ながらの慣習に従ったものでした。
女性の方が体の成熟が早いという理由から男性は17歳女性は15歳から結婚できると定められました。
そのため大正時代に書かれた童謡ではこう歌われているのです。
男女の本質的平等に基づいた新しい結婚の制度が始まります。
それが現在の結婚制度です。
それから60年が経ち結婚を巡る状況は変化しています。
結婚の主流はお見合い結婚から恋愛結婚へ。
夫婦の共働き率も年々上昇し今では男性一人が稼ぐ夫婦よりも多くなりました。
離婚率も年々上昇しています。
人々の生活スタイルは多様化し結婚に対する考え方も自由になってきているのです。
その結果今の制度を見直そうという動きが出てきています。
検討されている制度の1つが…多くの女性が名字を変える現状は不公平だとして結婚後も別々の姓を名乗れるようにしようという議論が行われています。
結婚の在り方やそれを定める制度は社会の変化に伴い今も変わり続けているのです。
民法改正の検討課題をまとめてみました。
左側が現行の今の法律ですね。
そして改正案ですね。
こうしたらいいんじゃないのっていう事で同姓または別姓を選択できるってなってます。
同姓どう?名前を変えたいって人もいるんでしょうけど変えたくないっていう人もいると思うんですよね。
自分が自分じゃなくなっちゃうとか。
奥さんが名字を変えたくないって言ったらどう?別に変えなくてもいいと思ってます。
僕はちょっとさびしくなるけどなぁ。
え〜「鈴木になんないの?」みたいな。
だからそれもそれぞれなんでしょうね。
きっと。
私も夫になる人の名字になりたいって結婚したいってそうやって思ってたので…。
別姓って考えたらちょっと実感湧かないですかね。
いろいろな意見が出ましたね。
夫婦別姓は家族の一体感がなくなるという意見もあり国会でもまだ議論が続いているんです。
ほかにも改正の議論になっているのが結婚できる年齢についてです。
経済的にも社会的にも成熟する事を重視すべきとして男女ともに18歳とする案が出ています。
既に実現した改正案もあります。
相続について定めた部分です。
これまでは非嫡出子は嫡出子の半分しか相続できませんでした。
しかしこれは法の下の平等に反するという主張を最高裁が認めそれを受けて2013年に相続を同等とする改正案が成立しました。
それでは法律上婚姻関係にないという結婚の形ってどういう事なんだろうという事で実はそういう結婚の形を選ぶ人も増えてきているんだそうです。
(小野)ハハ。
(福島)こんにちは。
福島宏太郎さん小野美智代さん夫妻。
そして長女の喜那奈ちゃんです。
2人は婚姻届を出さずに結婚生活を送っています。
こうした結婚は…8年前結婚を決めた2人はお互いの両親に挨拶をし結婚式も行いましたが婚姻届は出しませんでした。
私たちは別姓にしたいという気持ちがすごいあったので…。
福島さんは実家の自営業を継いだ長男で小野さんも代々続く旧家の長女。
特に小野さんは男兄弟がいなかったので小野の姓を受け継いでいくことを周りから望まれていました。
当初は福島さんが小野の姓に変えると申し出ていたそうです。
何か違う…違和感があるといいますか姓を大事にしたいっていう気持ちが強かったので相手にもその気持ちがあって当然だろうと思ってたので。
すごくポジティブに事実婚で別姓を選んでいるカップルが周りにいたっていうのが私たちの中では…。
(福島)すごい大きかった。
衝撃的っていうかこういう結婚の形もあるんじゃない。
悪くないじゃん。
…といった個人の生き方を重視する回答が上位を占めています。
福島さんと小野さんの事実婚を応援してくれたのは意外にも福島さんのお母さんでした。
福島さんのお母さんは姓が変わった事で苦労した経験があり共働きで対等な関係を築いている2人に共感してくれています。
(小野)まだ法律的には認められてなくても理解を示してくれる方もいっぱいいるし「あなたたちが求めているならやりなさい」っていう事で。
「応援するわ」っていう感じで。
それでは事実婚夫婦の…男性が自分が父親である事を役所に届ければ生まれてくる子供の姓は選ぶ事ができます。
喜那奈ちゃんは小野喜那奈です。
福島さんたちは住民票を利用しています。
小野さんの住民票には福島さんは未届けの夫と記載されています。
同じ住所に住んでいる事が証明できれば携帯会社の家族割引は問題なく受ける事ができたそうです。
今の日本では事実婚は1個の選択肢になっている。
なっていってくれればとは思います。
思うよね。
事実婚という選択をされてるご夫婦でしたけども。
もし私がこの先再婚する事があったとしたら子供を連れて再婚するっていう事になるじゃないですか。
子供の名字は変えたくないんですよね。
新しい旦那の名字には多分しないと思うので私は事実婚という選択肢を選ぶだろうなぁとは思いました。
僕は今見てて事実婚というか名字を別々にするという事は別に大した事じゃないと思うんですよ。
そんな大した事じゃないなっていう事を決意を持って望まなきゃいけないっていうシステムがおかしいなっていうふうに思いますよね。
だからこの別姓を選択できるっていうふうになったら肩の荷が下りる人いっぱいいるんじゃないかなって思います。
思いますが僕としてみればやっぱり自分のパートナー奥さんに自分の名字を名乗ってもらいたいっていうのは昔から変わらなくありますね。
千瑛ちゃんどうでした?事実婚って選択肢はあると思うんですけど私の選択肢にはないかなとは思いましたね。
名字変えたい?変えたいです。
では高校生の悩みに戻りましょう。
一見ラブラブな2人ですがミカリンの突然の求婚にユウタは困ってしまっています。
まずは先ほど登場した小野さん福島さん夫婦に意見を聞いてみます。
結婚って簡単じゃないじゃん。
そんなに軽く…軽くっていうか。
結婚の先に2人でどういう事をしていきたいかとかその時に女の子も男の子も働いているのかとかじゃあ働いているカップルだったら…街行く先輩夫婦の意見も聞いてみましょう。
楽しいですよ。
なかなか。
年取っていくほどに。
うちはね。
アハハハ。
まあ結婚…ずっと一緒にいるだけでもいいと思います。
でも結婚したらね必ず…結婚自体はいろいろありますけど…やっぱりまず好きな人を見つけると。
先輩たちの意見がありましたね。
パパイヤさんと青木さんは結婚についてはどう思ってます?離婚してるから結婚は絶対にしない方がいいとか全然思わないですし。
ただ結婚する前はこの漫画の女の子と同じですごくウキウキしてたんですよね。
「結婚したい」「結婚って楽しそう」とか。
でも実際は…という感じかな。
うちは一度もケンカがないんですよ。
えっ!例えば車を運転していて渋滞してるじゃないですか。
イライラするんですよ。
うちの奥さんが実際に言った事なんですけど「パパ眠くなったら運転代わるからね」って。
何が言いたいかっていうと何を言ったらケンカになる。
だったらこうして言ってあげたらいいのかなっていうのがお互い分かってるんでしょうね。
まあいろんな形があると思うんですよね。
大事なのはお互い協力し合ってパートナーシップを築き上げるっていうか。
ホントですね。
だからこの2人お互いにもっとコミュニケーションを取って自分たちの結婚のリアルな感じというのを築き上げていけると2人の距離がどんどん近づいていくのかなっていう。
そういう話を踏まえた上でさあお二人。
最初にはは虫類でしたっけ?はい。
ちょっと考える事が多いので結婚どうしようかってちょっと暗い気持ちになりました。
何で暗くなるの?千瑛ちゃんは?結婚は波長が合ったりコミュニケーション取るのがいいのかなって。
そういうので成功していくのが結婚なのかなって思い直しました。
憲法は結婚が男女の自由な意思に基づくものである事を明確にし民法は結婚の具体的な決まりを定めています。
しかし近年社会の変化に伴い現行民法は不十分な部分があるとして改正が検討されています。
事実婚夫婦の間に生まれた子供に対する相続差別の条文は改正されました。
結婚生活とは互いの努力や工夫で築き上げていくものです。
互いの人生がより豊かになるようパートナーシップを築くようにしましょう。
2014/05/15(木) 14:40〜15:00
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 家庭総合「理想の結婚?!」[字]
結婚ってそもそもなんだろう?法律はどう定めている?昔はどんなスタイルだった?…制度の歴史と現在を学び、結婚の意味を考えます。【出演】パパイヤ鈴木・青木さやか他
詳細情報
番組内容
結婚制度は、どんな経緯で今の形になったのでしょうか? 歴史を振り返ると、昔の日本には「通い婚」「一夫多妻制」などの時代がありました。「家」制度が廃止され、男女の平等に基づく現在の制度が作られたのは、戦後のことです。そして今も、結婚制度は時代に合わせて変わり続けています。結婚の、現在とこれからについて考えます。【出演】パパイヤ鈴木、青木さやか、足立成、尾崎千瑛【声】沖田愛【マンガ】和田フミ江
出演者
【出演】尾崎千瑛,足立成,【司会】パパイヤ鈴木,青木さやか,【語り】沖田愛
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趣味/教育 – 中学生・高校生
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