噴き出す炎。
ベトナム南部の工業団地で、中国に抗議するデモ隊の一部が暴徒化しました。
一夜明けたきょうも。
ホーチミン近郊の工業団地です。
建物の一部からは、まだ煙が上がっています。
襲われたのは、台湾企業など100社余り。
漢字の看板を掲げた工場などが、無差別に狙われたと見られています。
この工業団地に工場を持つ台湾の自転車部品メーカーによりますと、放火された工場の焼け跡から、中国人技師1人が、きょう遺体で見つかったということです。
また中部のハティン省では、きのう午後、暴徒化したベトナム人に襲われた中国人1人が死亡、90人がけがをしました。
南シナ海での領有権問題を巡り、中国への怒りが高まるベトナム。
巻き込まれる危険を感じた台湾企業の関係者は、相次いでベトナムを脱出しています。
こちらの経営者も、暴徒化したデモ隊に襲われ、命からがら逃げ出したといいます。
ベトナムにある日本人学校です。
あちら、隣に台湾の学校があるため、万が一に備えて、きょうは臨時休校となりました。
中国に対する怒りの影響は、現地の日本人社会にも。
こちらの日系企業の工場には、おととい、バイクに乗った男たちがなだれ込み、ガラスをたたき割りました。
別の日系企業の社長に、当時の様子を聞くと。
JETRO・日本貿易振興機構によりますと、ホーチミン近郊で襲撃を受けた日系企業はおよそ10社。
けが人は出ていないということです。
現地の日系企業は、中国企業に間違われないよう、日の丸を掲げたり、ベトナムを支持する内容の横断幕を掲げたりするなどの対応に追われています。
きょうも南シナ海で中国とにらみ合うベトナム。
領有権を巡る対立は、先鋭化する一方です。
こうした中で、犠牲者が出たことについて、中国の当局は。
ベトナム政府は国内の反中国勢力を放置していると非難しました。
こんばんは。
死者が出る暴動の引き金になった、中国とベトナムの対立。
収拾の見通しが立ちません。
この事態を安倍総理大臣は、ひと事ではないと述べました。
きょう、戦後日本の安全保障政策の転換へと踏み出しました。
みずからが設置した有識者懇談会が報告書を提出。
これを受けて安倍総理大臣は、憲法解釈の変更によって、限定的に集団的自衛権の行使を容認することを視野に、与党協議に入る考えを表明しました。
夕方、記者会見した安倍総理大臣。
今の憲法解釈では実行できない事例を、パネルを使い、説明。
その上で。
記者会見に先立って、安倍総理大臣はみずからが設置した有識者懇談会から、報告書を受け取りました。
報告書は、集団的自衛権の行使を巡って、憲法解釈を変更し、行使を容認するよう求めました。
報告書の提出で議論が本格化する集団的自衛権。
街の皆さんはどう考えているんでしょうか。
集団的自衛権について、政府はこれまで、持っているが使えないという立場を取ってきました。
昭和47年、田中内閣は、集団的自衛権の行使は憲法上、許されないなどとする答弁資料を国会に提出。
昭和56年に、鈴木内閣は答弁書で、憲法9条の下で許容されている自衛権の行使は、日本を防衛するため、必要最小限度の範囲にとどまるべきとしたうえで、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されないとしました。
この憲法解釈を、歴代政権は踏襲してきました。
これに対し、行使容認に意欲を示す安倍総理大臣。
第1次政権で設置した有識者懇談会を、第2次政権で再開させました。
そして、その懇談会がきょう、報告書を提出。
日本を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しているとして、従来の憲法解釈では十分に対応できないとしています。
報告書は、憲法解釈の変更を巡って、次のように提言しました。
まず憲法9条が禁じているのは、日本が当事国である国際紛争を解決するための武力の行使で、自衛のための武力の行使は禁じられていないとしています。
そして多国籍軍など、集団安全保障措置への参加に憲法上の制約はないとして、憲法9条が禁じる武力の行使の解釈の変更を提言しています。
これについて、安倍総理大臣は。
また報告書は、集団的自衛権について、今日の日本の安全が、個別的自衛権の行使だけで確保されるとは考え難く、必要最小限度の中に、集団的自衛権の行使も含まれると解釈すべきだとして、憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認するよう提言しました。
その上で、行使する際の要件として、日本の安全に重大な影響を及ぼす可能性があること、攻撃された国から明確な支援の要請があることなど、6つを挙げました。
これについては。
その上で、今後の議論の進め方について。
与野党からは。
スタジオには、政府で国家安全保障を担当していらっしゃいます、礒崎陽輔総理大臣補佐官に来ていただいています。
どうも、よろしくお願いします。
会見を聞いた印象として、安保法制懇、有識者懇談会の意見というのは、かなり安全保障政策の思い切った転換で、前がかりな感じがしましたが、総理の言い方はかなり慎重、控えめに抑えていたような印象を受けたんですが、どうでしょうか?
法制懇も有益かつ…的な…していただいたんでありますけれども、そのまますべて政府の見解にはなりません。
今までのやはり、憲法解釈の経緯というのがありますから、こういうものを踏まえながら、もう少し具体的に絞ったものを考えていきたいと思います。
なるほど。
しかしとはいえ、きょうの総理の会見を聞いておりますと、集団的自衛権の行使容認、これまで憲法解釈ではそこを禁じてきたものについて、そこに踏み出すということが明確に表れました。
今なぜ、それが必要なんでしょうか?
やはり国際情勢の大きな変化があると思います。
それは全体的な国際的なものもありますし、ありますし、この東アジアのものもあります。
特にやはりアメリカが、やはり世界の警察といっていた時代から、今は軍事費の削減に入りました。
これからアメリカは、最大の同盟国でありますけれども、そこと引き続きこの安全保障体制を維持していくためにも、日本は応分の負担がいるということが1つですね。
もう一つは、こういう時代であり、東アジアの今のベトナムの話もありましたけれど、やっぱりアメリカ以外の友好国とも、安全保障の議論ができるようにしたいと。
そのためには集団安全保障の手足を縛られていると、お話をすること自体が、もう憲法違反になってしまいますから、そういう外交カード、抑止力として私たちは考えていかなきゃならん時代になったんではないかと思います。
今2つ大事なお話があって、アメリカがもう世界の警察官として幅を利かせる時代ではなくなったということですね。
安保条約というのは、片務性が非常に高いと、アメリカのほうばかりに負担がいってるんではないかと。
日本も応分ということは、日本もアメリカに対して集団的自衛権を行使することで、アメリカの力の限りというんでしょうか、それに即応していくと、こういうことでしょうか。
そういうことですね。
まずアメリカと日本が、できるだけ共同していけるように、お互いの法制を整備しようということですね。
そして今、東アジア、アジアの情勢というお話がありました。
これは中国ということを考えますと、尖閣のどうしても問題が、尖閣諸島の問題がありますが、ここについては、アメリカを念頭に置いた集団的自衛権の行使とはちょっとかけ離れてる印象があるんですが、これはどのように思われますか?
おっしゃるとおりです。
もし尖閣に万が一のことがそれは個別的自衛権の話になりますから、そこで集団的自衛権というのが、全くないわけじゃないと思いますけれども、その中心的なものが、個別的自衛権での対応になると思います。
なるほど。
さあ、きょうの安保法制懇の中では、集団的自衛権の行使に関わる要件というものが示されています。
そのうち重要だと思われる思われる3つについて、今、まとめてみましたんで、ご紹介します。
有識者懇談会が集団的自衛権行使のための要件として挙げたのが、こちらです。
密接な関係にある国が攻撃されること。
放置すれば日本の安全に重大な影響があること。
攻撃された国から明確な支援の要請があること。
以上を満たしたうえで、政府が総合的に判断し、国会の承認を得ることなどを挙げています。
礒崎さん、これで考えますと、これから検討に入る集団的自衛権の行使容認というのは、必ずしも地理的なもので縛っているものではないですね。
そうです。
地理的なものは関係がない?
そうですね。
地理的というのは、どこで線を引くかは非常に難しい問題がありますけれども、例えば、シーレーンの防衛なんかありますと、かなり遠くの場合はそういうことはありうる。
だから、地理的概念として考えるのは少し適さないと思います。
なるほど。
一方で現実には東アジア情勢の不安定さというのも先ほどありました。
これちょっと具体的に考えたいんですが、例えば北朝鮮が、アメリカに対して、弾道ミサイルを発射して、これを迎撃をするということは、一つ可能性としてありますか?
これは第1次の報告書の中にも入っていますけど、それも技術的なところがいろいろ議論にはなっておりますけれども、考え方としては、アメリカが最大の同盟国が、力を失うような事態に対しては、やっぱりわれわれも協力しなきゃならない。
だからしたがって、迎撃する能力があれば、これを迎撃することは考えなければいけないと思います。
なるほど。
それで一方で、日本は先ほど地理的概念ではないというふうにおっしゃいましたけれども、総理は、海外に出かけていって、武力行使をする、そういう国になるわけではないんだと。
これは自民党の方もおっしゃってました。
地理的概念がないとなりますと、理論上は、先ほども石油のシーレーンの話があって、中東まで行っているわけですね。
集団的自衛権行使となれば、そこから武器を使用することが当然想定される。
しかし、そういう現実が一方でありながら、海外で武力を行使するという国ではないんだという、そこの論理っていうのは、どう両立するんでしょうか。
シーレーンの防衛は、まず機雷掃海といって、ある国が敷設した機雷を除去する。
こういうことを想定しておるんで、どこかの国へ上がり込んで、そこで武力行使するようなことはまず考えておりません。
それから基本的にわが国でやる場合でも、日本の安全に影響がある場合に関わりますから、それも日本の船が危ないからやるわけで、近隣であってもそうですね、日本の安全保障に関係がない場合、日本の安全に全く関係ないような集団的自衛権の行使はしないと、そういうことですね。
なるほど。
しかし、その武器の使用が結果的に武力行使と取られると、そこで紛争に発展しかねない事態ということも、考えられないわけではないですから、そこらへんの歯止めというんでしょうかね、それをこれからどんなふうに?
それは今から、まさに、きょうから議論が始まるんですね、これで来週、自民党、公明党の与党PTというのを立ち上げていただいて、そこで一つ一つ事例を示しながら、議論をしますから、その中で、どこまでが許されるのか、どこからはだめなのかということを、しっかりとこれ、慎重に時間をかけて、議論をしていただきたいと思います。
その末に閣議決定、そしてここの法制化ということになるわけですよね。
そうですね。
だから、よく閣議決定だけで全部決めるんだというご批判を頂くんですが、決してそうではないんですね。
そのあとに、たくさんの法律を書かなきゃなりません。
その法律の審議をしっかりとやはりこれも国会の中で時間をかけて、与野党、議論を戦わせて、いい方向にいくということで、決して閣議決定で全部決まってしまうわけではありません。
しかし一方で、閣議決定でかなり具体的な形を示さないと、それぞれの法律にする過程で、それぞれの法律でいろんな基準を設けたら、これもまたよくないと思いますね。
閣議決定でかなり踏み込む必要もあるんじゃないでしょうか。
ある程度、これは与党の合意が閣議決定ということになるわけでありますから、ある程度の詳しさは必要でありますけど、やっぱり法制となりますと、もっともっと詳しいことを書き込んでいかなきゃなりませんから、最終的にはやはり、どういう法律にするかというところで、きちんとした議論をするのが一番いいと思います。
今、その与党という話がありましたので、公明党の山口代表が、この集団的自衛権の行使容認について、一貫して慎重な意見を述べておりますが、発言をちょっとまとめてありますので、お聞きください。
手厳しい意見もありましたが、礒崎さん、どんなふうにひも解かれますか?
公明党の山口代表がしばしばおっしゃっているのは、具体的な事案を国民に示して、国民が分かりやすい議論をして、話を進めようということをおっしゃった。
全く私もそのとおりだと思います。
まず具体的な事案を国民の皆さんに示すということが大事だと思います。
そして与党の中で安全保障政策が異なるということは、決していいことではありませんので、この機会にしっかりと議論を詰めて、できるだけ早い段階に、いい方向で結論を出していただきたいと思っております。
今後の議論の詰め方にいきます前に、そもそも憲法解釈の変更によって、集団的自衛権行使に道を開くというのはどうなんだ、憲法改正が筋だろうという意見があります。
これについてはどう反論されますか?
よく勘違いがあるのは、憲法で禁止されていることを憲法解釈でできるようにするんだと、そういう誤解がよくあるんですが、そうではないんですね。
憲法には何も書いてないんです。
憲法解釈で集団的自衛権は行使できないと決めていますから、われわれも、憲法に許容する範囲内で憲法解釈の変更をすることで、したがってこれは、憲法違反はそんなことするわけじゃありませんから、憲法改正が筋だという話は、ちょっと私は違うと思います。
なるほど。
これまでも解釈をいろいろ重ねてやってきただけに、解釈を変更するというのは、不自然なことではないということですね。
もちろん、必要性のちゃんとした説明もいりますし、それから憲法に合致しているということの説明もきちんといるとは思いますが、われわれは、現行の憲法9条の範囲でできることをやるんだという考えで、今後の議論をしていきたいと思います。
これから与党協議が始まります。
まずはどこから入りますか?
そのご質問もあるんですが、これはもう、与党のPTでございますから、私どもは政府側の立場でありますから、これは来週、与党PTが出来上がった中で、自民、公明の委員の先生方で、ご議論いただきたいと思います。
ーこれまでいろいろ取材をしていますと、やはり安倍政権のうちに安定をしている。
しかも安倍総理自身が積極的なうちに、自民党がずっと抱えてきた行使容認を成し遂げたいんだという声がある。
そのためには、12月のガイドラインの見直しまでに間に合わせたいんだと、閣議決定をという、声があります。
実際のところ、そのスケジュールっていうのはどうでしょうか?
ガイドラインというのはもちろん視野に入れて考えていかなければなりませんけれども、絶対条件とはわれわれ考えておりません。
ただ、次の臨時国会以降、具体的な法律を国会に提出していきたいと思いますから、それもにらみながら、期限を区切るものではありませんけれども、できるだけ早い段階で、与党の中での合意ができればいいなと考えているわけです。
やはり閣議決定も臨時国会、秋の臨時国会というのが一つのメドになると?
そこで法案が提出するような…でやっていただければ、ありがたいと思っておりますけど、きちんとまず議論を尽くすことのほうが大事だと思います。
しっかり議論を尽くしてやっていただきたいと思います。
礒崎さん、きょうはどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、戦後の日本の安全保障の負担のかなりの部分を一身に背負ってきたのが、沖縄です。
きょう、本土復帰から42年を迎えました。
沖縄がアメリカの統治下にあった時代、復帰運動が高まるきっかけとなった出来事が、本土復帰の8年前に行われた、東京オリンピックの聖火リレーでした。
沖縄がスタート地点に選ばれたことで、県民の復帰への希望が高まったのです。
沖縄代表として、かつて聖火ランナーを務めた男性が、あのときの期待と、その後の現実を語りました。
東京オリンピックの聖火リレーで、第1走者を務めた、宮城勇さんです。
当時、琉球大学で体育学科に在籍していて、聖火ランナーに選ばれました。
当時のニュース映像に記録された宮城さんです。
空港に到着した聖火を受け取り、走りだした瞬間、空気が一変したといいます。
大勢の観客が沿道を埋め尽くす中、宮城さんは空港からの1.7キロを聖火を掲げて走りました。
日本で初めてとなった東京オリンピック。
当時、アメリカの統治下にあった沖縄が、その聖火リレーのスタート地点に選ばれたことは、復帰への期待を強めるきっかけとなりました。
聖火を迎えるために人々が手にしたのが、日の丸です。
当時、アメリカは復帰運動の高まりを警戒し、掲げることを制限していましたが、県民の強い気持ちを抑えることはできませんでした。
沖縄は本日、祖国に復帰いたしました。
ばんざーい!
聖火リレーから8年後の昭和47年、沖縄の復帰が実現します。
しかし、それは宮城さんたち県民が求めていた、本土並みの復帰とは程遠いものでした。
沖縄では、本土ほどアメリカ軍基地の整理縮小が進まず、今では国内にあるアメリカ軍の専用施設の74%が集中。
復帰当時の59%から負担の割合は高まりました。
アメリカ軍兵士による暴行事件も後を絶ちません。
米軍は沖縄から出ていけ!
10年前には、宮城さんが勤めていた大学で、基地負担を象徴するような事故が起きました。
沖縄国際大学のすぐそばにある普天間基地に所属するアメリカ軍のヘリコプターが、大学の構内に墜落したのです。
多くの県民が県外への移設を求めている普天間基地。
今、政府は県内、名護市辺野古へ移設する計画を進めています。
本土並み復帰の夢はなんだったのか。
宮城さんは、あのとき感じた高揚感を、複雑な気持ちで思い返しています。
半世紀前、沖縄の人々が聖火リレーに託した切なる願い。
その声に耳を傾けてほしい。
宮城さんの変わらぬ思いです。
沖縄の願いを象徴するものとして、小指の痛みを全身の痛みとして感じてほしいということばがあります。
その一方で、安全保障などという国家の一大事となりますと、ある地域や個人に負担をお願いすることはやむをえないと、多くの政権が考えてきたのも、また事実です。
それは必ずしも否定されるものではありませんが、小指の痛みを忘れて、大事な決定を下すことだけは、厳に慎まなければならない。
沖縄の歩みを振り返ることは、そのことを肝に銘じることでもあります。
京都三大祭りの一つ、葵祭です。
きょう、華やかな宮廷の行列が、平安時代そのままに、京都の町を練り歩きました。
1400年以上の歴史がある祭り。
その名のとおり、植物の葵と縁の深いお祭りです。
かつては、このように葵は本州から九州にかけて、ごく普通に自生していました。
このありふれた植物を大切にしてほしいという教えから始まったという、葵祭。
1400年余り続く祭りを、今、新しい力が支え始めています。
十二ひとえに身を包んだ祭りのヒロイン、斎王代。
斎王代が乗る腰輿には、葵の葉が。
髪にも葵が飾られています。
華やかな行列が京都御所を出発。
上賀茂神社へと向かいます。
江戸時代に葵祭を描いた絵です。
この絵の中の人々も、よーく見ると、ちゃーんと葵を身に着けています。
今から1400年余り前、凶作となったとき、神のお告げに従い、葵を飾り、祭りを行ったところ、穏やかな天候が戻ったことから始まったと伝えられています。
これがなくては始まらないほど大切な葵。
しかし、ことしは葵が足りず、これまでどおりに祭りができるのか、危ぶまれる状態だったといいます。
葵祭で飾られるのは、フタバアオイです。
特徴はハート型の葉。
根元からは小さな花が咲きます。
かつては日本各地の森林で見ることができる、ごくありふれた植物でした。
しかし、祭りで使うフタバアオイを神社に納めてきた地元の人は。
専門家は、鹿の害に加えて、落葉樹林が減少するなど、環境の変化も葵が減少する原因となっていると指摘しています。
この危機を救おうと、立ち上がった子どもたちがいます。
静岡市立葵小学校。
校章も、葵。
近くには、葵のご紋の徳川家康が住んでいた、駿府城跡もあります。
葵が縁で、8年前、3株のフタバアオイを、上賀茂神社から分けてもらいました。
初めの数年はほとんど増やすことができず、失敗続き。
それが今ではこのとおりです。
そして、きのうの朝。
フタバアオイを京都に送る作業が始まりました。
校長先生たちは、切り取った300本の葵を携え、一路、京都へ。
葵を受け取るのは、京都の小学生たちです。
静岡の子どもたちが育てたフタバアオイで、伝統の飾りを作ります。
新緑の都大路を舞台に繰り広げられた平安絵巻。
ハートの形です。
子どもたちが作った葵が、祭りを彩ります。
多くの人の思いに支えられ、さらに歴史を刻んでいきます。
子どもたちが丹精込めて育てた葵を、お借りしてきました。
葵はかつて、あふひと呼ばれ、その響きから、大切なものに巡り合う日を意味するともいわれているそうです。
ともすると見逃してしまいがちなその身近なものの価値を大切にしていくと、そのことをこの祭りは、子どもたちの心にしっかりと伝えてくれていたようです。
それでは気象情報です。
こんばんは。
きのうの暑さから一転して、近畿から東北ではきょうは大きく気温が下がりました。
そんな中で行われたのは。
羊の毛の刈り取りです。
暑さで体調を崩さないように、夏を前にしたこの時期、毎年行われているそうです。
ただ、寒暖の差で、かえってかぜをひいてしまわないか、ちょっと心配ですね。
さっぱりした様子の羊ちゃん。
でも、きょうはちょっと寒そうですね。
そうですね、フワフワでしたもんね。
きょうはちょっと気温が低めでしたね。
心配になりますが。
あすは日ざしが戻ってきますので、九州から関東、また夏日となってきそうなんですね。
一方で、北日本は寒気が入って不安定な天気となってきそうなんです。
ではその理由を見ていきましょう。
それは発達しながら北上していくこの低気圧です。
詳しく見ていきましょう。
低気圧の上空には強い寒気を伴っています。
この影響で、大気の状態、不安定となりまして、北海道から新潟、雷を伴って強い雨の降る所がありそうです。
この低気圧、夜に向かってさらに発達していきます。
北日本では風が強まりまして、北海道では暴風のような風が吹く所も出てきそうです。
さらに気温が下がる影響で、北海道のオホーツク海側、夕方以降は雪の降る所があるかもしれません。
では気温の変化を見ていきましょう。
朝の6時です。
けさよりも低くなりそうです。
北海道や内陸各地は白で、10度を下回りそうです。
午後3時です。
九州から関東では、25度から30度近くに上がる所もありそうです。
北日本はきょうよりも下がります。
北海道では10度を下回る所、多くありそうです。
そして夜です。
夜は北日本、さらに冷え込みそうです。
白で、1桁の所が多くなりそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
あす、オホーツク海側では、雪が降る所もありそうということで、気温の変化も大きいですね。
そうなんです。
あす、気温が上がるのは、九州から関東ですね。
半袖でいいくらいですけれども、北陸から北日本は下がって、長袖が必要となります。
予想最高気温と、きょうと比べての気温の差を見ていくと、関東から九州、4度から5度ぐらい上がって、夏日ですね。
北陸から北日本、10度近く下がる所も多くなりそうです。
オホーツク海側では夕方以降、雪となりそうですから、路面の凍結には十分お気をつけください。
その北日本は、強い寒気の影響で、不安定となります。
雷雨、それから突風など、少し荒れた天気にも注意が必要ですね。
気象情報をお伝えしました。
こんにちは。
ナイスキャッチ。
誇らしげでした。
廣瀬さんです。
こんばんは。
ヤンキースの田中将大投手。
試合後には、監督が特別の存在になっているとタタ得ました。
同じニューヨークが本拠地のメッツとのこうりゅうせんで、すばらしい投球でした。
ヤンキースは4連敗中。
田中は自分で止めたいとマウンドへ。
コントロールが抜群でした。
いろいろな攻めができたと、的を絞らせません。
見逃し三振、すばらしい!
8回まで0を並べます。
9回の攻撃。
打ちました!初ヒット!メジャー初ヒットが出ました。
その裏、田中は大リーグ8試合目で、初めて9回のマウンドへ。
田中は大リーグ初の完投勝利を完封で飾り、負けなしの6勝目を挙げました。
ジーター選手も大喜びでした。
うれしそうでしたね。
対戦したメッツのコリンズ監督、日本のプロ野球・オリックスでも監督を務めていました。
実際に田中投手と当時、対戦もしているんですね。
日本のときほど、きょうは力で押してこない印象を受けた。
いつでも、どの球種でも、ストライクを取れるので、こちらは特定の球種に狙いを絞ることができなかった。
すごいピッチャーだと、舌を巻いていました。
大相撲夏場所です。
きのう、初めての金星を挙げた遠藤。
きょうは相撲のうまい豊ノ島との一番です。
遠藤、きのうは力強い突き押しで、横綱・鶴竜を破りました。
きょうはふるさと、石川県から応援団を迎え、豊ノ島との一番です。
突っ張ってはたいた。
遠藤の勝ち。
立ち合い、遠藤はきのうに続き、強烈な突き押し。
タイミングよくいなすと、突き押しに耐えていた相手は、簡単に手をつきました。
横綱を破った突き押しが効果的で、3連勝の遠藤。
それでも、まだまだ序盤と、心に隙はありません。
その遠藤にきのう敗れた鶴竜。
横綱の責任を肌で感じたと、重圧と戦っています。
きょうは平幕の豪風と対戦しました。
鶴竜は気持ちを切り替えようと、けさはいつもより30分早く起きました。
豪風とは15回戦って、すべて勝っています。
まわしがまだ取れない鶴竜。
今度は突き放しに変えていきます。
粘る豪風。
はたき込みました。
鶴竜の勝ちです。
立ち合い、きのうに続いて持ち前の鋭さがなく、狙ったまわしが取れません。
作戦を切り替え、突っ張りました。
落ち着きを取り戻し、連敗を免れた鶴竜。
重圧と戦う日々が続きます。
サッカー日本代表のザッケローニ監督。
ワールドカップブラジル大会に臨む代表メンバー23人が決まり、改めて大会に向けた意気込みを話しました。
代表メンバーの発表会見。
ザッケローニ監督は、自分たちのサッカーをして勝利に近づくと、決意を新たにしました。
ワールドカップまではおよそ1か月。
選手たちの力を最大限に引き出し、ブラジルに乗り込む覚悟です。
日本代表、来週水曜日からは、鹿児島で合宿。
27日にはキプロス代表と壮行試合を行い、その後、アメリカ合宿、強化試合を経て、ブラジルに入ります。
プロ野球は4試合です。
パ・リーグ首位のソフトバンク。
きのうは打線がつながらず、延長サヨナラで敗れました。
4位ロッテとの対戦です。
ソフトバンクは1回、松田。
1点を先制し、なおもチャンスの場面。
きのう、ノーヒットの松田が追加点となるタイムリー。
打率1割台の細川も続きました。
きょうは1回から打線がつながり、4点を先制します。
7年目の岩嵜は、今シーズン初めての先発。
低めへの変化球がさえました。
毎回のようにランナーを出しながら、粘りのピッチング。
中盤まで好投を続け、リードを守りました。
日本ハムは同点の2回、1塁2塁で曜。
サードへの打球。
おっと、3塁、セーフだ!
大崎は今シーズン初めて、サードでの先発でした。
満塁とチャンスが広がり、大引。
タイムリー内野安打で勝ち越し。
日本ハムはこの回、4点を奪って、序盤で大きくリードします。
5回、先発の上沢がピンチを招いたところで、栗山監督が交代を決断。
2人目は谷元。
このピンチは最少失点で切り抜けました。
日本ハムは投手リレーでリードを守りきり、3連勝。
勝率を5割に戻しました。
楽天対オリックスの試合は、2回が終わったところで雨が強くなり、ノーゲームになりました。
セ・リーグ、3連敗中と勢いのない巨人は、キューバで4番も打っていた新外国人が、きょうからチームに合流しました。
きょう合流し、登録されたセペダ。
体と心の準備はできていると、早速、4番で出場しました。
見せ場は3点を追う3回、2アウト2塁の場面。
インコースをうまく打ちました。
来日初ヒットがタイムリー。
打点を挙げられてほっとしたと、反撃へ勢いが出てきます。
しかし先発の大竹が6回、連続ヒットで、1塁2塁のピンチ。
そして中村には、外野の間を破られ、リードを広げられました。
ピッチャーが粘れず、セペダの活躍もふいになりました。
中日先発の濱田は、前回、プロ初先発で初完封した19歳です。
きょうも2回までを6人で抑えます。
中日打線は3回、2点を先制し、5番森野。
2試合連続の3ラン。
この回、一挙に5点を挙げました。
濱田は6回。
ストレートが高めに浮きました。
筒香の2ランで、この試合、初めての失点。
2点を奪われます。
それでも首脳陣は、この回を濱田に託しました。
後続を抑えて6回2失点で2勝目。
濱田はよくない終わり方と、次への課題を忘れませんでした。
さて、韓国の旅客船沈没事故。
刑事手続きで動きがありました。
「LIFE!」人気シリーズ続編
2014/05/15(木) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽集団的自衛権で与党協議へ・首相表明▽反中国デモで犠牲者[二][字]
集団的自衛権の限定的行使容認で与党協議へ安倍首相が方向性表明▽越で反中国デモ拡大犠牲者出て緊張高まる在住日本人への影響は▽葵が全国で減少 祭りの危機救った小学生
詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
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