シドニアの騎士 #06 2014.05.16

ビィービィービィー…
(警告音)
(谷風長道)み…水…。
ビビッビビッ…
(警告音)
(星白閑)脱水症状…。
どうしよう?潤滑剤から水を精製するなんて前代未聞ね。
よしいくよ。
うん。

(長道・星白)ああっ!やった!すごい谷風君!水だ水だ!ふふっ!あっ…。
えっ?ま…まさか…。
えっ?こ…これって衛人?すごい。
二百五十六騎掌位の逆噴射よ。
迎えに来てくれたんだ。
うん!やった!俺たち助かったんだ!ご覧ください。
今二百五十六機の衛人が訓練生二名と十一日間彼らの命を守った機体を連れて戻ってきました。
安否が気遣われた谷風長道訓練生と星白閑訓練生はともに無事とのこと。
彼らにとっては実に3週間ぶりの帰還です。
(ララァ)長道…。
(アナウンサー)仲間を見捨てず星白訓練生を助けに向かった英雄的行為には…。
(海)もう消しましょうか?海苔夫様。
(岐神)いやかまわんよ海。
(アナウンサー)第四次奇居子防衛戦で活躍したこの機体を駆りたった一機で奇居子を倒した谷風訓練生はまさにシドニアの騎士の再来と言えるでしょう。

(弦打)どうだ?3週間ぶりのシドニアは。
はい。
なんというか…感動です。
(弦打・通信)本当はもう少しあのまま二人で漂流してたかったんじゃないか?
(通信)いやあれ以上はもたなかったです。
(管制官・通信)遭難者二名は検疫洗浄の後検査室で精密検査を受けてください。
(サマリ)だそうだ。
はい。
(サマリ・通信)掌位解除。
(弦打・通信)了解。

(佐々木)あぁ〜あ。
右腕なら予備があったのになぁ。
(丹波)しょうがねぇよ。
一八式のを使おう。
ありがとう谷風君。
えっ?一人じゃなくてよかった。
あっうん。
ふふっ。
男子はそっちよ。
ああ…そうか。
それじゃあ。
うん。
(音声ガイダンス)洗浄開始します。
うっ…。
あぁ…ううっ!ビッビッビッ…
(警告音)
(音声ガイダンス)疲労回復に1.5%の遅延が認められます。
念のため再検査を受けてください。
はぁ…。
(訓練生)あっ谷風もういいのか?ああ。
(訓練生)おかえり。
よかったな谷風。
おかえり。
ああ。
ありがとう。
ん?米?・
(科戸瀬イザナ)長道!ん?イザナ。
おかえり!ああ。
はぁはぁ…。
すごかったよ長道!本当に!あっ少し痩せちゃった?休んでなくていいの?寮にいてもやることないしそれに行きたい所があるんだ。
あっ。
ん?すごいな。
もうほとんど元どおりだ。
あれから3週間だからね。
でもここ何日かでやっと臭いが収まってきたんだ。
有機転換炉はずっと稼働しっぱなしだったけど全然追いつかなくて。
赤井さん…。
あっあの子は…。
あっ。
(纈)あっ。
ありがとうございます…。

(船員会)守備隊が戻ってきたそうだな小林。
(船員会)英雄のご帰還か。
谷風長道…斎藤ヒロキを継ぐ者。
(船員会)分かっているのか?小林。
谷風が斎藤の薫陶を受けて育ったのならいずれお前と袂を分かつ日が来るということだぞ。
(小林)シドニアは今奇居子頻出宙域に足を踏み入れた可能性が高い。
谷風の衛人操縦技術は貴重だ。
(船員会)避けられたかもしれぬものを自ら虎の尾を踏みに行ったのは貴様だろう。
(小林)ふん。
お前たちはただ自分たちが生き長らえられればそれでよいのだろう?
(船員会)我々を愚弄するのか小林!
(船員会)我々はただこのシドニアと人類が生き残るために何が最善かを論じているだけだ。
そのために谷風長道という駒が使えるなら使うまで。
(船員会)しかしもし害になるようなら…。
(船員会)お前自身の手で処分してもらうぞ谷風長道を。
あの…ヒ山さん。
あっ。
今日は重力鶏のいいのが入ったの。
唐揚げがおいしいわよ。
そうですか。
じゃあそれにしようかな。
毎日食べに来るのがいなくて張り合いがなかったわ。
よく帰って来たね。
はい。
あっ。
やっぱりここだった。
もういいの?再検査。
うん大丈夫だった。
よかった。
ふふっ。
(ララァ)はいお待ちどおさま。
うわぁ〜!いただきます!ふふふっ。
ん?おいしそうに食べるなぁと思って。
ああ。
久しぶりにちゃんとした食事だから。
うん。
(ララァ)じゃあ二人ともゆっくり食べなさい。
おいしい。
やっと戻ってきた気がする。
ああ。
そうだね。
ふふっふふふっ。
訓練生救出のニュースに沸いたシドニアですが市街では非武装主義を訴える一団によるデモが行われ警官隊と衝突するという事件が起こりました。
これによって警官3名が負傷しましたがいずれも軽傷とのことです。
ピッ
(リモコン操作音)
(落合)船規違反を感動物語にしたのは成功でした。
一般市民の多くは奇居子を倒した谷風長道の帰還に沸いています。
民衆はいつも英雄を欲しているのだ。
(落合)ただ斜め加速の被害は大きく水面下で反戦ムードが蔓延しています。
何かきっかけがあると一気に爆発しかねません。
(小林)ふん。
いざとなれば決別も覚悟しなければなるまい。
早く早く!はははっ。
ほら見て。
あっ…。
おめでとう長道。
(訓練生)やったな!谷風おめでとう。
(訓練生)知ってるか?お前の戦闘記録が仮象訓練装置に反映されたって!へえ〜すごいね。
(訓練生)鼻が高いよ。
(小林)奇居子との戦争の火蓋は切って落とされた。
もはや我々に後退の2文字はない。
先の戦闘においてはカビザシ回収班の功績は大である。
よって岐神海苔夫星白閑仄焔谷風長道この四人を新たに衛人操縦士に任命した。
・わあ〜。
・おなかすいた。
ふふふっ。
()谷風君おめでとう。
ああ…ありがとう。
()あのね私たち姉妹同士だと十一人の顔の見分けができるでしょ?でも谷風君とか分からないよね?誰が誰だか。
うん分からない。
()谷風君の鼻を折ったの焔だからね。
(焔・回想)ふっ!うわっ!ぐはっ…
(焔)な…何言ってんの!
(烽)焔今のうちに謝っておいた方がいいよ。
(焔)烽だって見られて怒ってたじゃない!
(岐神)谷風。
ん?あっ。
くっ!いろいろあったが今日から俺たちは四人で掌位を組む仲間だ。
(岐神)今までのことはお互い全部忘れよう。
あっ…ああ。
・それじゃあ今四人で掌位を組みましょう。
星白。
(焔)いいわねそうしましょう。
さっ早く二人とも。

()わあ〜すごい。
(烽)四人は私たちの誇りだよ。
ふっ。
ははっ。

(2人)ん?
(纈)あっ。
谷風さ〜ん!失礼します。
君は確か緑川さんの…。
覚えててくださったんですね。
ありがとうございます。
僕らの後輩だったよね?
(纈)いえ。
今日から第六百二十八期に途中編入になりました。
これからは同期ですね科戸瀬イザナ君。
く…君?今日は谷風さんに…。
ん?
(纈)どうしても兄の敵を取っていただいたお礼を言いたくて。
えっ?俺はただ…。
(纈)ありがとうございました。
あっ…。
(纈)あの〜何かお飲み物お持ちしましょうか?谷風さんは何を飲んでいらしたんですか?つゆ!
(纈・心の声)≪つゆ?天ぷらつゆ!?≫イザナちょっとごめん。
えっ?どうしたの?
(纈)谷風さん?すぐ戻る。
・あっありがとう。
えへへっ。
そうだよ〜。
すごいよほんとに。
艦長!
(護衛官)なんだ?お前は。
あっ。
(小林)かまわん。
通せ。
(2人)あっ…。
(小林)乗れ。
は…はい。

(小林)うまくやっているようだな。
ど…どうして俺にこんなにしてくれるんですか?
(小林)何か不満か?だっておかしいじゃないですか。
絶対秘密のはずの素顔を俺に見せたり。
じいさんが俺を地下から出さなかった理由はなんですか?ケガの治りだって普通より早いしやっぱり変ですよ。
俺自身に何か秘密があるんじゃないですか?
(小林)お前が不憫でならなかったからだ。
正規操縦士を選んだのは私ではない。
お前の実力だ。
でも俺…。
(小林)かつて…この船を守った英雄のようにシドニアの騎士になってくれ。
≪シドニアの…騎士≫星白。
大丈夫?艦長を追いかけていったみたいだったけど。
ああ…うんちょっと挨拶をしておきたくて。
そうよかった。
谷風君が何かしてしまったのかと思ったわ。
長道!あっ…。
ここにいらしたんですか?谷風さん。
正規操縦士になられた記念にこれから海中浮遊槽に行きましょうよ。
えっ今?だってこの前私行けなかったから。
痛っ…。
≪いや…だから?≫そうだな。
行こうかイザナ。
あっああ…。
(纈)えっ?イザナ君も行くんですか?当たり前だろ。
(纈)じゃあイザナ君は星白さんに連れていってもらってください。
んん…。
(纈)正規操縦士は同伴者1人まで連れて入れるはずですから。
いいわ。
でも海中浮遊槽は定員4人よ。
(纈)うっ…。
みんな一緒に乗りましょう。
ちっ!ん?
(纈)谷風さんアンコウ鍋食べたことありますか?ないと思うけど。
(纈)すごくおいしいですよ。
今度私作るので食べてください。
あっうん。
ふぅ…。
ピピッ認証確認。
ピピッ
(纈)あとの搭乗手続きは私がやりますね。
(音声ガイダンス)扉が開きます。
(纈)えいっ!うわっ!ああっ…あっあっ!ちょっと!なんなの!?君!二人で乗りたいの!ピッ
(音声ガイダンス)扉が閉まります。
(2人)あっ…。
うわっ!危ない!谷風君扉を開けて!あっ…。
ああ!ピッ
(音声ガイダンス)扉が開きます。
(纈・イザナ)うわぁ〜!うわっ!うっ…うわっ!痛たたたっ…。
(音声ガイダンス)2名様搭乗を確認しました。
扉が閉まります。
あっ!えっ?うそ…。
(音声ガイダンス)ヘイグス誘導海中…。
どうしよう…動いちゃった。
(音声ガイダンス)海中へ突入します。
安全のために手摺におつかまりください。
うわっ!きゃあ!あっ全周コースになってる。
しかも2周。
とりあえずいちばん近い出口で降りた方がいいよね。
いいよそのままで。
谷風君…。
また閉じ込められちゃったね。

(岐神)≪違う≫≪俺は欲しいものは全部自分の力で手に入れてきた。
だが最高の武具と名誉お前は俺の目の前から二つとも奪っていった≫
(岐神)くっ!
(勢威)どうした!?
(管制官)進行方向斜め32度縦マイナス13度に巨大な物体。
距離5万キロ単位。
(管制官)奇居子です!これは1体ではありません。
複数の本体が結合し巨大な胞衣を形成した連結型奇居子と思われます。
(勢威)連結型…。
なぜ今まで分からなかった!?
(管制官)胞衣を透過状態にして潜んでいたようです。
(小林)不可視化していたヤツがこちらを見つけて動きだしたんだろう。
(勢威)艦長!
(小林)至急討伐隊を編制しろ。
人選は任せる。
(勢威)はい。
うわぁ〜!生命って海から生まれたんですって。
えっ?少なくとも地球ではそうだったの。
あっ…。
谷風君が来てくれる前たった一人で宇宙を漂っているとき…。
ん?海の中にいるような気がした。
このまま海に帰るのかなって。
星白!あっごめん。
ピピピピッ…
(呼び出し音)ピピピピッ…出撃。
(管制官)東二番出撃口西四番出撃口衛人射出口準備完了。
操縦士は速やかに搭乗せよ。
(管制官)接近中の連結型奇居子は第三警戒線を突破。
(弦打)え〜っと…。
(サマリ)ぼやぼやするなよ弦打。
(弦打)ああ〜待ってくれ。
(焔)あっ…。
谷風君。
ん?ふふっ。
あっ…。
ピッピッピッ…
(心電計の音)うぅ…。
うそでしょ。
あっ。
()谷風お前のせいで!えっ?あっ長道?イザナ。
信じられない…歩けるの?病室に戻ろう。
(一同)くっ!俺のせい?仄たちどうしたんだろう?イザナ奇居子は!?俺どうやってここに…。
とにかく落ち着いて。
イザナ…。
どうしたの?顔色がよくないよ。
ま…まだ寝てた方がいいよ長道。
俺は大丈夫だよ。
ピッ
(リモコン操作音)あっ…。
(アナウンサー)それでは岐神操縦士にお話を伺います。
こんにちは。
(岐神)こんにちは。
(アナウンサー)連結型奇居子との戦い結果は撃退となっていますが内包奇居子本体を29個体中1個体逃したのみです。
まさに大勝利と言っていいでしょう。
そして岐神操縦士は一人で本体を4個体撃破という大活躍。
お見事でした。
満足していません。
確かに谷風操縦士へは強い批判も集まっています。
尾部切断が早ければ完全勝利もあったのではと。
違います。
尾部切断失敗は谷風だけの責任ではありません。
班を正しく管理できなかった僕にも同じく責任があります。
できるだけのことをしたつもりですが仲間を失うという結果になってしまいました。
2014/05/16(金) 01:49〜02:19
MBS毎日放送
シドニアの騎士 #06[字]

「敬礼」

詳細情報
お知らせ
【番組HP】
http://www.knightsofsidonia.com/index.html
【Twitter】
https://twitter.com/SIDONIA_anime
出演者
【声の出演】
(谷風長道)逢坂良太
(星白閑)洲崎綾
(科戸瀬イザナ)豊崎愛生
(岐神海苔夫)櫻井孝宏
(緑川纈)金元寿子
(仄姉妹)喜多村英梨
(小林艦長)大原さやか
(勢威一郎)坪井智浩
(落合)子安武人
(ヒ山ララァ)新井里美
(サマリ・イッタン)田中敦子
(山野栄子)森なな子
(佐々木)本田貴子
(弦打)鳥海浩輔
(岐神海蘊)佐倉綾音
(丹波新輔)阪脩
ほか
原作・脚本
【原作】
弐瓶勉(講談社『アフタヌーン』連載)
監督・演出
【監督】
静野孔文
【シリーズ構成・脚本】
村井さだゆき
音楽
【オープニングテーマ】
angela「シドニア」
【エンディングテーマ】
喜多村英梨「掌 —show—」

【音楽】
朝倉紀行
制作
【アニメーション制作】ポリゴン・ピクチュアズ
【製作】東亜重工動画制作局

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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