おはようございます。
7時になりました。
戦後の安全保障政策の大転換となりうる議論が本格化します。
安倍総理大臣はきのう、憲法解釈の変更によって、限定的に集団的自衛権の行使を容認することを視野に検討を進め、与党協議に入る考えを表明しました。
きのう夕方、集団的自衛権を巡って、記者会見に臨んだ安倍総理大臣。
その4時間ほど前、安倍総理大臣が設置した有識者懇談会は、憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認するよう求める報告書を提出しました。
報告書は、日本の平和と安全を維持し、地域や国際社会の平和と安定を実現していくうえで、従来の憲法解釈では十分に対応できないと指摘。
日本が実行できるようにすべき具体的な行動事例を挙げました。
集団的自衛権については、日本近隣の有事の際、攻撃されたアメリカの艦船などを防護すること。
攻撃国に武器を供給する可能性がある不審な船に、強制的に検査をすること。
シーレーン・海上交通路での国際的な機雷の掃海活動に参加することも明示しました。
また、国連のPKO活動については、駆けつけ警護を挙げています。
活動に参加するほかの国の部隊が攻撃を受けた場合に、自衛隊が武器を使って救援できるようにするというものです。
そして、武力攻撃に至らない侵害、いわゆるグレーゾーンの事態として、海上保安庁などが速やかに対処できない離島で、武装集団が不法行為を行った場合に、対処できるようにすべきとしています。
報告書の提出を受けて、安倍総理大臣は記者会見し、憲法解釈の変更によって、限定的に集団的自衛権の行使を容認することを視野に、与党協議に入り、法整備を進めていく考えを表明しました。
その上で、次のように強調しました。
一方、安倍総理大臣が記者会見を行っていたころ、総理大臣官邸の周辺では。
主催者の発表でおよそ2000人が集まり、抗議活動が行われました。
集団的自衛権。
国民はどう考えているのか。
賛成、反対、そして分からないと、さまざまな意見がありました。
では政治部の岩田記者に聞きます。
岩田さん、安倍総理大臣がきのうの記者会見で重視したのは、どんな点だったんでしょうか?
国民に分かりやすく、みずからのメッセージを伝えることでした。
安倍総理大臣は記者会見でパネルを2枚使い、集団的自衛権の行使を容認しなければ実行できない具体的な事例を説明しましたが、これも安倍総理大臣の発案だったということです。
また、安倍総理大臣は、日本が再び戦争をする国になったといった誤解があるが、そんなことは断じてありえないなどと強調しました。
行使容認を巡って、国民世論は割れていて、連立を組む公明党も慎重です。
安倍総理大臣は行使を容認する場合でも限定的なものにとどめる意向で、こうした姿勢をにじませ、国民の不安や懸念を払拭すると同時に、日本の平和と安全を守るための法整備の必要性、重要性を伝えたかったんだと思います。
この集団的自衛権を巡る議論は今後、本格化します。
有識者懇談会のメンバーの一人は、集団的自衛権は国の固有の権利だとしたうえで、どこまで行使できるかに議論を集中すべきだと指摘します。
一方、政府で憲法解釈などを担う内閣法制局の元長官は、第三国どうしの戦争に参戦し、犠牲者も出るという、集団的自衛権の本質を踏まえ、議論を進めるべきだと指摘します。
各国はどう受け止めているのでしょうか。
中国外務省の報道官は。
その上でわれわれは日本に対し、平和的な発展の道を歩み続け、歴史を直視して深く反省し、地域の平和と安定に建設的な役割を果たすよう求めると述べました。
アメリカ国防総省は声明で、アメリカ政府は、日本で憲法上、集団的自衛権の行使が認められるかどうかという議論が行われることを歓迎するとしています。
その上で、アメリカ政府は日本が平和を尊重するという伝統を、今後も続けていくことを確信しているとして、周辺国の懸念に配慮する姿勢も示しました。
再び岩田記者です。
焦点は与党協議に移ったわけですが、慎重な立場を示している公明党はどんな反応を示しているんでしょうか。
安倍総理大臣の記者会見を受けて、山口代表は次のように述べました。
山口代表の発言について、自民党からは従来と比べてかたくなではないという受け止めが出ています。
自民党幹部は、安倍総理大臣の記者会見の内容を巡って、政府・自民党と公明党との間で入念な打ち合わせが行われたとしていて、公明党は安倍総理大臣の日本の平和主義を守り抜く、今後のスケジュールは期限ありきではないといった発言を評価しています。
ただ、公明党内で、集団的自衛権の行使容認ではなく、個別的自衛権や警察権の範囲内で対応すべきだという声が多いことに変わりはありません。
そうしますと、自民党と公明党の協議は今後、どのように進んでいくんでしょうか。
自民、公明両党は20日にも協議を始める予定で、集団的自衛権の行使容認とは直接関係のない、グレーゾーンへの対応から議論が始まる見通しです。
行使容認に慎重な公明党は、こうした課題から検討に入ることで、できるかぎり集団的自衛権の議論を先送りしたい構えです。
政府・自民党は、公明党の理解を得るため、時期を区切らず、丁寧に議論を進める方針ですが、政府高官などからは、いつまでも先送りするわけにはいかず、夏ごろまでには結論を出す必要があるなどという声が出ています。
来年春には統一地方選挙があることなどから、政府・自民党は少しでも早く公明党の理解を得るため、働きかけを強めるものと見られます。
政治部の岩田記者でした。
ところで、小松内閣法制局長官は、体調が思わしくなく、職務に支障を来すおそれがあるなどとして、政府高官に辞任する意向を伝えました。
小松内閣法制局長官は、外務省の国際法局長などを経て去年8月に就任しましたが、ことし1月、腫瘍が見つかり、およそ1か月入院したあとも、通院しながら職務に当たっていました。
こうした中、小松長官は、ここ最近、体調が思わしくなく、職務に支障を来すおそれがあるなどとして、政府高官に辞任する意向を伝えました。
政府関係者によりますと、安倍総理大臣も小松長官の辞任を了承しており、内閣官房参与に就任するということです。
小松長官は集団的自衛権の行使容認に前向きな立場を取ってきており、安倍総理大臣が外務省出身者として初めて内閣法制局長官に起用しました。
政府は、小松長官の後任に、横畠裕介内閣法制次長を起用する方向で調整に入りました。
中国人2人が死亡したベトナムの反中国デモ。
中国外務省は、中国人に犠牲者が出たことを初めて確認し、ベトナム側に電話で抗議したことを明らかにしました。
ベトナム政府は外国人の安全確保に努める姿勢を強調しましたが、週末には再びデモが呼びかけられていて、先行きは不透明な情勢です。
洋上でにらみ合う中国とベトナムの当局の船。
南シナ海では、きのうも領有権を巡る緊張が続きました。
ベトナムでは今週、中国に抗議する大規模なデモが相次ぎ、参加者の一部が暴徒化。
外国企業が入る工業団地などを襲撃しました。
これまでに現地で働いていた中国人2人の死亡が確認され、さらに中国国営の新華社通信は、中部ハティン省にある中国系企業の幹部の話として、中国人従業員8人ほどと連絡が取れなくなっていると伝えています。
中国政府も、中国人に犠牲者が出たことを初めて確認。
昨夜、王毅外相がベトナムのミン副首相兼外相に電話で抗議しました。
広東省広州の空港には、襲撃された企業の中国人従業員や家族が、次々に帰国しました。
ベトナムのカンボジアの国境にある検問所でも、大勢の中国人がベトナムから脱出しようと、出国手続きをしています。
日系企業にも影響が。
ジェトロ・ホーチミン事務所によりますと、今月13日から14日にかけて、合わせて10社程度がデモ隊の襲撃に巻き込まれ、窓ガラスが割れるなどの被害が出たということです。
ただ、けが人や工場の設備が破壊されるなどの深刻な被害は確認されていないということです。
ベトナム外務省の報道官は、襲撃は一部の暴徒の仕業だと釈明したうえで、治安の確保に努める姿勢を強調しました。
しかし、ベトナム国内では、インターネット上であさって、再びデモの呼びかけが行われています。
事態が沈静化するのか、先行きは不透明な情勢です。
ベトナム各地で起きた反中国デモでは、現地の日系企業にも被害が出ていることから、大手企業の間では、当面、ベトナムへの出張を禁止するなどの対応を取り始める企業も出ています。
このうち精密機器メーカーのオリンパスは、当面、ベトナム出張を原則、禁止することを決め、きのう、すべての社員にメールで周知しました。
オリンパスは、ホーチミン近郊のドンナイ省に、医療機器とデジタルカメラの生産工場がありますが、今のところ被害はなく、通常どおり操業しているということです。
また日立製作所は、ハノイ近郊とホーチミンなどに子会社の工場や販売会社があり、被害は出ていませんが、社員に対して、現地への出張をなるべく控えるよう呼びかけています。
このほか、ホーチミンに販売会社がある三菱電機も、現地の従業員に対して、外出の際は安全に留意するようメールで注意を呼びかけています。
韓国南部で起きた旅客船の沈没事故からきょうで1か月です。
修学旅行中だった高校生など284人の死亡が確認され、今なお20人の行方が分かっていません。
現地ではきょうもダイバーによる捜索が続けられています。
事故現場近くの島、チンドから中継です。
捜索活動の拠点となっているチンドの港です。
きょうは晴れて、風も穏やかです。
行方不明者の家族はこの1か月間、港にとどまって、捜索活動を見守っています。
今回の事故について、韓国の検察はきのう、乗客を避難させなければ死亡することを明確に認識しながら、救護措置を一切取らず、真っ先に船から脱出したとして、旅客船の船長ら4人を殺人の罪で起訴しました。
また事故の原因については、大幅な過積載などによって、傾いた船が元に戻ろうとする力が、相当程度弱まっていたことが指摘されています。
今回の事故を巡っては、船長をはじめ、乗組員のほとんどが非正規労働者でした。
乗組員らは乗客を避難させる訓練を受けていなかったとされています。
こうした実態の背景には、会社側が乗組員の賃金を安く抑えようという利益優先の姿勢にあるといえます。
安全対策にずさんだった会社側の体質が厳しく問われ続けています。
傾き続ける船の中に多くの乗客を残したまま、真っ先に船を降りた船長。
責任も権限もない契約職の船長。
今回の事故で、船長をはじめ乗組員のほとんどが、1年契約の非正規労働者だったことは大きな衝撃をもたらしました。
旅客船を運航する企業が利益を優先するあまり、賃金の安い契約職を増やし、厳しい環境での仕事が増えた結果、乗客の命を守るという職業倫理が欠けていったのではないかという指摘です。
15年間、韓国国内のさまざまな航路で非正規雇用の契約で船長や航海士を務めてきた男性から証言を得ることができました。
5年前、ある旅客船で航海士として働いたときのことでした。
船体の一部がさびついて傷つき、補修が必要だと、乗組員たちの間で話題になっていました。
ところが会社側は、傷はペンキで塗って隠すよう指示してきたといいます。
韓国の船会社のほとんどが、経営が厳しいという実態が背景にあると、この男性は話しています。
船会社の安全に対する意識に問題があるということですが、長野さん、今後の捜査は次は何が焦点となりそうでしょうか?
捜査のポイントは、会社側に移っています。
検察は旅客船を運航していたチョンヘジン海運が、旅客船のずさんな安全管理をどこまで認識していたかについて、捜査を進めることにしていて、会社の実質的なオーナーに対して、きょう、出頭するよう求めています。
このオーナーは、家族で多くの企業を経営するほか、宗教団体も運営しています。
また、海外に住宅を保有するなど、大金持ちとして知られていて、韓国社会の注目を集めていますが、オーナーは事故発生以来、ずっと姿を隠したままです。
このため、きょう、検察に出頭するかどうかは不透明で、事故の責任追及がどこまで進むかが今後の捜査の焦点となりそうです。
韓国全体にとって大きな衝撃となった今回の事故ですが、今後、韓国政府はどのように対応しようとしているんでしょうか?
パク・クネ大統領は近く、国の安全システム構築の方針を発表するとともに、事故当時の対応に不手際があったとして、談話を発表する形で、改めて謝罪することにしています。
事故のあと、パク政権は支持率が低下しています。
乗客の救助や現場の情報の把握などで問題があったと、国民が不信感を高めているためと見られています。
これに追い打ちをかけるように、2週間前にはソウルの地下鉄で、およそ250人の乗客がけがをする追突事故も起きました。
多くの命が失われた事故から1か月という節目を迎えても、今の韓国は、社会の安全に対する不安から抜け出せないままでいます。
次です。
福井県の高浜原発について、原子力規制委員会は、安全審査で重視している地震の揺れを巡って、関西電力が示したこれまでより厳しい想定をきょうにも了承する見通しです。
了承されれば審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発に次いで2番目です。
高浜原発3号機、4号機は、運転再開の前提となる原子力規制委員会の安全審査を最も早い去年7月に申請した6つの原発のうちの1つです。
今月9日の審査会合で、関西電力は、高浜原発の北東にある3つの活断層が連動する前提で、震源の深さを4キロメートルから3キロメートルへと浅くし、審査で重視されている基準地震動と呼ばれる地震の揺れの想定をこれまでの550ガルから700ガルに引き上げる考えを示しました。
規制委員会はきょうの会合で関西電力から改めて説明を受け、異論が出なければ、高浜原発の基準地震動を了承する見通しです。
了承されれば、審査が優先的に進められている鹿児島県の川内原発に次いで2番目です。
ただ、高浜原発は想定の見直しに伴って補強工事が必要で、運転再開の時期は見通せない状況が続いています。
東京電力福島第一原子力発電所3号機で、格納容器のすぐ外側の部屋に水が流れ出している様子が確認されました。
格納容器からの漏えい場所が具体的に確認されたのは初めてで、東京電力は格納容器からの汚染水の漏えい場所と見て、止める方法を検討することにしています。
赤い丸で囲んだ部分が、水が漏れている場所です。
事故で溶け落ちた核燃料がある格納容器のすぐ外側の、主蒸気隔離弁室と呼ばれる部屋で格納容器内部から延びる配管を通すための貫通部から、水が流れ落ちている様子が、遠隔操作のカメラで確認されました。
水は鉛筆2本から4本分の太さで継続して漏れていて、床全体に広がりながら、格納容器と反対の方向に流れているということです。
東京電力は配管の貫通部が損傷して核燃料を冷やした汚染水が漏れ出していると見て、止める方法を検討することにしています。
メルトダウンが起きた福島第一原発の1号機から3号機では、格納容器が損傷し、汚染水が流れ出していますが、具体的な漏えい場所が確認されたのは初めてです。
格納容器の損傷箇所を特定するための調査は、1号機では汚染水が流れているのが見つかった格納容器の底の部分を中心に、2号機では、格納容器の下部にあるドーナツ状の圧力抑制室という部分を中心に、遠隔操作のロボットで行われることになっています。
今の計画では、格納容器の損傷を補修して水をため、放射線を遮りながら溶け落ちた核燃料を取り出す方法が想定されているため、今後の調査や補修方法の検討の結果が注目されます。
さて、日本の空の状況が大きく変わっています。
おととし、LCC・格安航空会社が参入する中、2012年度に飛行機を利用したのは延べ1億人。
9年後には2億人に達するという予測もあります。
その一方で、問題も出てきています。
便数が増える中、パイロットの数が足りず、運航を取りやめざるをえない便が出てきているのです。
おととし就航した、関西空港が拠点のLCC、ピーチ・アビエーションです。
来週から来月いっぱいまで、448便もの運航を取りやめる事態に追い込まれました。
機長は全員で52人、1人でひとつき当たりおよそ50便の運航に当たっています。
ところがこのうち8人が、相次いで病気やけがで乗務できなくなり、400便以上を欠航せざるをえなくなったのです。
会社では採用担当者を増やし、対応に当たりましたが、代わりのパイロットを見つけることはできていません。
この会社が欠航に追い込まれた背景には、深刻なパイロット不足があります。
国内の空の便の利用者は、3年前は年間およそ7700万人。
LCCが参入したおととしには8500万人、去年は9100万人と増加しています。
その一方で、パイロットの数はほぼ横ばい。
こうした中、パイロットの激しい争奪戦が始まっています。
ピーチ・アビエーションでは去年、数人の機長が相次いでほかの航空会社に引き抜かれました。
なんとか機長を確保できないか。
新たな即戦力として考えたのが、外国人機長の採用でした。
しかし、他社との競合で外国人機長の確保もできていません。
このパイロット不足は今後、さらに厳しさを増すと見られています。
大量採用された今40代のパイロットが、15年後から一斉に退職するため、今の2倍のペースでパイロットを養成する必要があります。
ところが日本は、ほかの国に比べてもパイロット養成施設が少なく、例えばアメリカの525施設、イギリスの106施設に対し、僅か20施設ほどで、このままでは需要に追いつかないと見られています。
こうした中、どうやってパイロットを確保できるのか。
北海道が拠点の航空会社、エア・ドゥです。
これまで、航空大学校や経験者を中心に採用してきました。
この会社が新たに注目したのは、私立大学のパイロット養成コースです。
パイロットを輩出するようになって長くても4年と歴史が浅く、他社に先駆けて関係を築けば、人材を確保できると見込んだからです。
去年から4つの私立大学と協定を結び、大学側に優秀な人材を推薦してもらうことにしました。
国土交通省の専門委員会は、さらなるパイロット不足に備えて中間報告をまとめ、自衛隊パイロットの転職を進めたり、パイロットを目指す若者への経済的な支援を検討するなど、新たな対策を提言しました。
一方専門家は、パイロットの数だけでなく、その質にも配慮すべきだとしています。
客としては、飛行機の利用がさらに便利になっていけば、ありがたいですが、利用する側が不安にならないように、体制作りを急いでもらいたいですね。
では次です。
トルコ西部の炭鉱で起きた爆発事故は、犠牲者が283人に上っています。
今も取り残された作業員の救出活動が続いていますが、犠牲者はさらに増える見通しで、トルコ国内では、政府の対応への批判が一段と強まっています。
トルコ西部のソマにある炭鉱で13日に起きた爆発による死者は、トルコ政府の発表で283人に上り、トルコの炭鉱事故としては、史上最悪の惨事となっています。
炭鉱内には、発生から2日以上たった今も少なくとも数十人の作業員が取り残されていると見られ、夜を徹した救出活動が続いています。
しかし、炭鉱内には一酸化炭素が充満しているため、時間の経過とともに生存者を救出するのは難しくなっていて、犠牲者はさらに増えるものと見られています。
事故発生から丸2日が過ぎました。
救出活動は難航し、作業員の家族や友人からは、いらだちや諦めのことばが聞かれるようになっています。
事故現場には、エルドアン首相に続いてギュル大統領も訪れ、トルコ政府として、今後、炭鉱の安全対策に全力を挙げる姿勢を示しました。
一方で、トルコ国内では15日、政府が経済成長を優先し、炭鉱の劣悪な労働環境に対策を取ってこなかったなどと訴える市民や労働者の抗議デモが、全土の主要都市に広がりました。
さらにエルドアン首相に同行した側近が、デモ隊の若者を足で蹴るところを写真に撮られ、新聞各紙に掲載されたことで、火に油を注ぐ形となり、エルドアン政権への批判が一段と強まっています。
さあ、けさの知りたい!二宮アナウンサーです。
おはようございます。
今週は各地で30度を超える所もあって、暑くなりましたよね。
暑くなりましたよね。
そんなとき、食べたくなるのが、こちらですね、かき氷。
最近では削り方や具材にこだわった進化型かき氷を出すお店が次々と出店市、人気を集めていますね。
ご紹介していきましょう。
こちら、先月オープンしたかき氷カフェバー。
おしゃれな雰囲気ですよね。
一年中かき氷を食べられるように年中無休、明け方まで営業しています。
楽しそうだな。
メニューもユニークなんですよ。
こちら、有機にんじんマスカルポーネ。
食感ですけれども、氷をきめ細かく削ってますんで、口に入れた瞬間、もうふわっと溶けます。
味もにんじんの風味を生かして、マスカルポーネチーズの味とマッチしているんです。
お店の雰囲気、おしゃれですので、取材の会話もはずみました。
誰?
お客さんです。
何しに行ったんですか。
何言ってんの?
ちょっと。
あくまで取材です。
さらに海外からの出店もあります。
こちら、台湾に本店があるお店、先月、日本にオープンしました。
皆さん、笑顔で囲んでらっしゃるこちらがマンゴーかき氷です。
氷にほんのり色がついてるの、分かりますよね。
これ、マンゴージュースを凍らせて、それを削ってかき氷にした。
氷自体に味もついていますし、さらにマンゴーの果肉、マシュマロ、アイスもトッピングされていて。
へー。
ボリューム満点。
かき氷のイメージ、違いますよね。
がらっと変わりますよね。
お値段も高め?
1人前だと1000円前後ぐらいになっていますということです。
ぜいたくですね。
さらにこんなイベントも開かれました。
先月開かれました、かき氷コレクション、略してかきコレ。
こちら、有名かき氷店の味を楽しみながら、魅力を知ってもらおうというものです。
いろいろありますね。
チケットは発売後、すぐに完売して、大勢の人が訪れているんですが、なぜ今、かき氷が人気なのか。
イベントの実行委員会、小池さんによりますと、震災後の節電意識の高まりで、手軽に涼をとれるかき氷が注目されたと。
さらに、お店側からすると、初期投資が少なくて済むので出店が相次いだことが影響しているのではないかということです。
なるほどね。
そういうことがあるのか。
かきコレ、ちょっと行ってみたいですね。
そうですか。
そんなかき氷、町おこしにも一役買っております。
暑い町として有名な埼玉県熊谷市。
今週は巨大な温度計もお目見えしました。
その暑さを生かして、取り組みしています、こちら、かき氷雪くま。
熊谷市のくまですね。
8年前から始まっていまして、現在は市内の25店舗の飲食店がさまざまなかき氷を提供しています。
この雪くまなんですが、名乗るには基準があるんです。
この3つ。
地元の水を使っているなど、こういった3つの条件を満たさなければ、雪くまを名乗ることはできません。
さあそしてこの取材の日、新たにメニューを作った洋食店が審査を受けていました。
メニュー、こちら、地元で取れたトマトやじゃがいもを使ったビシソワーズ風かき氷。
スープみたいってことですか?
ということです。
甘くはないです。
こういうのもあるんだ。
見た目も鮮やかですが、ではその味、どうなのか。
審査の結果、めでたく雪くまに認定されました。
熊谷市商工観光課の生江さん、暑いからこそおいしいかき氷が食べられる。
ぜひ熊谷に来てくださいとおっしゃっております。
熊谷行って、二宮さんみたいに女性を誘ってもいいわけね?
誘ってはいないです。
さらにかき氷、急に食べたとき、こうなりません?
分かります。
頭がキーンと痛くなること、ありますよね。
これなぜか、こうなるって、こうなってるんですね。
のどのすぐそばに、脳につながる太い動脈が流れています。
かき氷を食べると、動脈の中の血液が冷やされて、それが脳に運ばれることで、頭がキーンとするということですね。
この現象に着目して、こんな医療機器が開発されました。
こちら、かき氷を食べたときの状態を機械で再現するもので、このようなチューブがついています。
この中を冷たい水が流れるようになっています。
これ、どんな状況で使うか。
病気や事故などで、心肺が停止したとき、脳に血液が流れなくなって、障害が生じるおそれがあるんですね。
そんなとき、一般的には脳を冷やすことで、低温に保つ処置が必要だといわれているんです。
これまでは体の表面に冷却シートを貼ることで冷やそうとしていたんですが、どうしても時間がかかってしまう。
そこで先ほどの機械、心臓マッサージと併せて、のどを冷却することで、体の中から速やかに脳を冷やそうという機械なんですね。
開発に関わった医師の武田さん、今後、医療機関で導入が進んでいけば、蘇生後の脳障害の軽減にも期待できると話しています。
これからの季節、かき氷ね、どんどん食べたい季節になってきますが、おなか、壊さないように気をつけながら楽しみましょう。
けさの知りたい!でした。
続いて気象情報です。
東京・渋谷、今はどんな様子でしょうか?渡辺さん。
けさは渋谷、よーく晴れています。
もうこの時間から太陽がパワフル、日ざしが強力です。
きのうの日中はこちら、東京、上着が欲しいくらい、ちょっと涼しかったですよね。
でももうこの時間から上着が必要ないくらいです。
きょうはきのうよりも気温が上がりまして、半袖で過ごせる所がある一方で、きのうに比べて大幅に気温が下がる所もあります。
きのうとの気温の変化が激しいですから、注意が必要です。
まずはきょうの予想最高気温から見ていきましょう。
気象情報でした。
けさお伝えしているニュースです。
ベトナムでは、再びデモが呼びかけられています。
南シナ海での領有権争いを巡って、ベトナムで起きた反中国デモ。
一部が暴徒化して、これまでに中国人2人の死亡が確認されました。
中国の王毅外相は昨夜、ベトナムのミン副首相兼外相に電話で抗議。
一方、ベトナム外務省の報道官は記者会見で、治安の確保に努める姿勢を強調しました。
しかし、ベトナム国内では、再びデモの呼びかけが行われていて、事態が沈静化するのか、先行きは不透明な情勢です。
勇敢な猫、話題になっています。
アメリカ・カリフォルニア州の住宅に取り付けられた防犯カメラが捉えた映像です。
4歳の男の子が自転車で遊んでいると、後ろから犬が近づき、男の子の足にかみつきました。
そこへ1匹の猫が猛烈な勢いで現れ、犬に体当たり。
犬は吹き飛ばされ、逃げていきました。
男の子を救ったのは、男の子が生まれる前からこの家で飼われているメスの猫。
父親がインターネットの動画サイトに投稿し、話題になっています。
あっぱれでしたね。
では為替と株です。
2014/05/16(金) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼安倍首相が表明。集団的自衛権の行使容認を視野に与党協議へ。ポイントは?▼ベトナムで反中デモが暴徒化して中国人が死亡。最新状況を▼航空業界で深刻なパイロット不足
詳細情報
番組内容
▼安倍首相が集団的自衛権の行使容認を視野に与党協議に入る方針を表明。ポイントをわかりやすく▼南シナ海で中国とベトナムのにらみ合いが続く中、ベトナムで抗議デモが暴徒化し、現地で働く中国人が死亡。現地の最新状況を▼LCCのピーチアビエーションで来週から大量の便が欠航する。原因はパイロット不足。航空業界が抱える深刻な課題を伝える▼毎週(金)は「けさの知りたい」。かき氷と最新医療機器の意外な関係とは?
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
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