(オープニングテーマ「GLORYDAYS」)・「さぁ夜が明けた今旅立ちの時」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「引き返せない旅はノンフィクション」・「YoureadyornotReadyornotGo!!!」・「待ったなし本番よーいアクション」・「風に吹かれ戸惑う事も涙に暮れる夜だって」・「それはそれできっと悪い事じゃない
(悪くない)」・「まるでバネの力みたいに」・「深く沈めば沈むほど」・「高く飛べるんだ」・「はるか先へと向かい地平線を目指そうRisingsun」・「あの朝日に手をかざして」・「同じ想いが呼んだこの出会い」・「もう一人じゃないね」・「だから僕達は今輝きの旅」・「笑顔勇気突っ走ってくぜGLORYDAYS!」紀元前262年。
戦神と恐れられた秦国の昭王の時代もともとは韓の領土だった上党の地をめぐり秦国と趙国が激突した。
決戦の地は長平。
秦国の総大将は白起。
趙国は廉頗。
しかし両国の総力をあげたこの大戦は力が拮抗し2年たっても決着がつかなかった。
この状況にしびれを切らせた趙国王はここに愚かなる決断を下す。
総大将を廉頗から血気盛んな若き将軍趙括に変更したのだ。
2年の膠着は一気に流れだした。
(趙括)ム!
(喚声)伏兵だと!?特攻が読まれていたというのか!?ぬ!
(趙括)あれは…秦国軍の副将!我は趙国総大将趙括なり!副将ごときに用は無いわ!
(王騎)2年続いた至極の戦があなたのせいで台なしです。
死んで出直してきなさい。
おバカさん。
(雨音)紀元前260年9月総大将趙括を討たれた趙国軍は降伏しおよそ40万の兵が投降した。
しかしここで白起は恐るべき命を発した。
(風の音)白起はなんと投降した40万の趙国兵を生き埋めにして殺したのだ。
40万人をである!40万の死者の親族達の悲しみと怒りは如何ほどであったろうか。
(うなり声)趙国人の秦国人を呪う気持ちは如何ほどであったろうか!
(産声)しかしこの惨劇の数か月後よりによって趙国の国都邯鄲で秦国の王族の子が誕生してしまった。
(政)その赤子が…俺だ。
父上はそのころは子楚という名だったが趙国に人質として差し出されていたのだ。
だがそれにもかかわらず昭王は趙国に戦を仕掛けた。
(向)えっ!?驚くな。
それが政というものだ。
(向)よ…よくご無事で…。
無論趙国は暗殺を企んだ。
しかし役人を買収し父上を脱出させた男がいる。
ではその時ご一緒に帰国なされたのですか?いや…。
俺と母上は趙国に残された。
夜も更けた。
話はこれまでだ。
んっ…!なぜだ…。
先日母上に会って以来古傷がうずく…。
(太后のため息)
(太后)ちっ…。
(太后)私の後をノコノコ付いてきたって何もいい事なんかありゃしないんだからね!全く忌々しい!またその気味の悪い目で私を見る!
(太后)うっ!
(ひっぱたく音)
(太后)ハァ…!?あっ…!このガキ…!
(太后)ハッ!人が来た!ボサっとすんじゃない!
(足音)あ…?
(男)おい女。
あ…?お前例の女だろ?あはっ。
・
(太后と男の笑い声)
(男)じゃあな。
そのうちまた顔を出す。
ん?
(太后)何だいその物欲しそうな目は。
食い物が欲しいなら頭を下げてお願いしたらどうだ。
(ため息)フン!
(太后)それ取ってさっさと失せな。
全く母親をこんな目に遭わせてそれでも息子か!王家の子が聞いてあきれるよ。
・
(太后)面白くないね!
(ため息)ん?どうした向。
お疲れのようですね。
そう思うか?はい。
いつもでしたらむさぼるように書を読んでおられるのに今夜は…。
俺はそんなにガツガツしているのか?はっ!?あ…いいえ!だ…大王様け…決してそのような意味では。
分かっている。
からかっただけだ。
はぁ〜。
そうか。
お前になら話してもいいかもしれないな。
え?紫夏の事だ。
シカ…?お前が「ヒカ」と言った人の本当の名は紫夏だ。
あ…その人はどのような方なのですか?あの人は邯鄲の闇商人の頭だった…。
そして命の恩人だ…。
俺のな。
(道剣)考慮中とはどういう事だ!
(人々のざわめき)
(単元)道剣様…。
(道剣)ぬ…。
考慮中とはどういう事だ?この仕事を引き受けたからここに来たのではないのか?
(江彰)違うね。
引き受けるかどうかを決めるために来たんだよ。
だからその計画をさっさと話せ。
闇商人が図に乗るな。
この計画は我が国の大事だ。
そうやすやすと明かせるか。
それに仮に明かして断られれば…貴様らを殺さねばならぬ。
そっちこそ図に乗ってんじゃねぇよ。
ここは邯鄲だ。
分かってんのか?秦のオッサン。
今あんたらが秦人だってバラしゃたちまち刻まれて犬の餌だ。
俺達ゃ長平を忘れてねェぞ。
ん…。
(紫夏)コラコラからかうのはそれくらいにしときなよ江彰。
私らは商人。
熱くなるのは商売の話だけでしょうが。
(亜門)よォ。
久しぶりだが元気そ〜だな。
(紫夏)久しぶり亜門。
(亜門)や…やめろよ!私がこの者達を束ねる紫夏です。
どうかお見知りおきを。
(江彰)商売の話だから熱くなってんだよ。
人を運ぶっつ〜事しか聞いてね〜のに乗っかるわけにはいかね〜。
事が大きいからこの人達も慎重になってんでしょ。
(紫夏)私が知ってる範囲で教えてやろう。
ん…。
まず一つ。
3日前に昭王が死んだ。
(亜門江彰)ああっ!?マジかよ紫夏!あの戦神がついに死ん…だだだだ!?お前声でかい。
(道剣)女なぜそれを…!大王崩御は王宮内でも一部しか知らないというのに。
蛇の道は蛇ですよ。
秦国のお方。
ヌウ…。
それで?それで太子だった安国君が王になり次の太子には子楚って王子がなる事に決まった。
子楚…聞いた事があるな…。
あ!?まさかこの国で十数年も人質になっていた…。
呂不韋が全財産つぎ込んで取り入っていたあの王子か!?確か趙国の女との間に…。
ああ。
だが脱出の手助けをした呂不韋にもさすがに女と子を連れて逃げる余裕はなく2人はこの国に取り残されたまま…。
(亜門)ちょっと待て!人を運ぶってまさか。
(紫夏)そう。
これは7年前あの狸が子楚を脱出させた時と同じようにその子…政を秦国に送り届ける計画だ。
そ…そこまで知っているなら話が早い。
分かったであろう事の重大さが。
さあこれでお前達は抜けられぬ事に…。
お待ち下さい。
引き受けるかどうかは政様に会って考えます。
まずは政様に会わせて下さい。
(道剣)それはどういう事だ?商人が運ぶ品を確認するのは当然ではありませんか。
決めるのはそれからです。
(3人)う〜っ!
(単元)何だと女ァ!我らが王族を品と申したか!うるせェぞ!俺達の大将が会わせろって言ってンだからとっとと…。
(物音)
(男)そいつを捕まえろ!
(男)逃がすなァ!
(亜門)ちコソ泥か。
(男A)みんな集まれ!またあいつだ!政だ!
(3人)あっ!?
(男)逃がさねえぞ!
(男)このガキ!
(男)殺せ!
(男)ぶち殺せ!
(男)忌々しい!
(男)今日こそ逃すなよ!
(男)ぶちのめせ!
(亜門)政って…まさか今話していた政か!?ありゃど〜見ても貧しいコソ泥だぞ!?
(男B)俺にやらせろ。
長平で親父と兄貴2人を失った。
お…オイ何かヤバそ〜だ。
オラァ!ギあっ!ぐわっ!やりやがったなこの!ぶっ殺せ!うお!始まったぞ!うっ!うぅっ!うお〜っ!うっ!やるじゃね〜かあいつ!
(殴る音)ぐわっ!よっしゃ!やっちまえ!俺にもやらせろ!おのれ!待て!あなた方が行っても騒ぎを大きくするだけだ。
だがこのままでは!大丈夫。
彼らも少年が秦の人質だと知っている。
命までは奪えない…。
(男D)もうやめろ!痛めつけるのはいいが殺しては俺達が裁かれる!まだいいだろう!このくらいじゃ死にゃしねぇ!
(男C)もう気絶してる!今度にしろ!じゃあ腕くらいならいいだろ。
こいつは盗人だ。
(男達)やっちまえ〜!よォし…。
しっかり押えてろよォ。
(紫夏)やめろ!
(男達)え〜!?あなた達がやっている事は秦人以下です。
(男達)う…。
(男)あっ!待て!この女に礼くらい言ったらどうだ!秦の犬が!うっ…!あっ…!?
(男)二度と来んな〜!へっど〜だ物好きな姉ちゃん。
あんな小僧助ける価値ね〜んだよ。
第一あの目は人の目じゃねぇ…。
(亜門)大分分かったぜあいつの事が。
ど〜やらマジで飢えてるらしい。
親父が7年前に脱出してから秦国からの仕送りが途絶えているし母親の方も敵国の王族を生んだ事で政同様ひどい仕打ちを受けている。
大した働き口も無いとなりゃ結局は…んっ!すまねぇ。
でこのヤマはどうする?乗るわけないだろ。
秦国王の死が趙国王の耳に入るのは時間の問題だ。
そしてそれを知った趙国王がまず最初にする事は…政の暗殺。
(亜門)だろ〜な。
先々あんな奴に秦国の王になられたら趙国は目の敵にされちまう。
その政がいなくなったとなれば趙国全ての関は固く閉ざされる。
そうなるといかに俺達でも外へは出られない…。
趙国王に知らせが届く前に国外へ出られるかはもはや賭けだ。
失敗したら国賊として拷問の末殺される。
そんな博打は打てないか…。
(江彰)そういう事だ。
文句ないだろ?紫夏。
この仕事は受けられない。
悪く思うな。
それとこの件に関しては絶対に口外しない。
闇商人の口は固いから安心しろ。
じゃあな。
(田慈)趙国の闇商人風情が…。
斬りますか?いい。
今騒ぎを起こしたらマズイ。
おいお前。
紫夏とか言ったお前らの頭はどうした?さあな。
フラッとどっかに消えちまった。
ん…。
(紫夏)月がお嫌いですか?ハッ!?お前は昼間の…。
あっ…。
私も昔は嫌いでした…月が。
苦しみのどん底で見上げる月はいつも以上に美しく輝いて見えます。
まるで自分を嘲り笑っているかのように。
「ふざけるな!」あのころの私はそんなふうに月を眺めていました。
しかしそうではないと教えてくれた人がいます。
行商人だった私の養父です。
私達…昼私と一緒にいた亜門江彰の事ですが…私達は餓死寸前のところを養父に助けてもらったんです。
そんな養父が残してくれた言葉があります。
「月がいつも以上に輝いているのはくじけぬように励ましてくれているのだ」と。
は…。
あっ!ん…。
・行ってまいります母上…。
(男A)政だ!また政が出たぞ!はぁはぁはぁはぁ…!
(男)このやろ〜っ!
(男)捕まえろ〜!うっ…。
ただいま…帰りました…母上。
ん?また男か…。
(道剣)お待ち下さい政様!お迎えに上がったのです!ハッ!長きご辛抱誠に痛み入ります!政様!秦国への帰還の時が参りました!秦国へ帰るのです!秦…国…?
(道剣)先日昭王が崩御され政様のお父上が太子に就かれました。
つまり次の王はお父上にその次の王には政様がなられるのです!ハッ!王…?うっ!うわぁぁ〜!政様!?どうなされました政様!?
(田慈)いけない!すぐ馬車にお運びいたしましょう!
(亜門)オッサンら自分達だけでやるつもりだぜ。
(江彰)無理だよ…。
奴らではこの邯鄲からすら出られん。
おい紫夏奴らが行くぜ?どうした昨日からダンマリして。
フッ。
迷っているのか?
(紫夏)迷ってなんかいないよ。
江彰亜門。
お前達養父の事忘れてしまったのかい?死の淵から私達3人を救ってくれた養父の手を。
何を今更。
忘れるわけないじゃないか紫夏。
(紫夏)だったら分かるだろう。
今私達の前に1人の少年がいる。
誰かが手を差し伸べねばすぐにも殺されてしまうであろう少年が…。
だから何の迷いがあろう。
私達がする事は明白ではないか。
(単元)我々だけで本当に脱出できるのですか道剣様!やるしかない!今更計画を練り直す時間は無いのだ!
(田慈)ど…道剣様!
(道剣)ん!?く…!秦への門をくぐるにはよほどの手回しがないと無理ですよ。
ハッ!お前達っ!?この仕事引き受けましょう。
闇商紫夏の名に懸けて政様を秦国にお届けします。
(エンディングテーマ「21」)・「君はどう思うだろう?」・「空に溶けた声を」・「剥がれて消える理由を」・「たった一言のそれくらいなんだとして」・「どんな言葉を選ぶだろう?」・「息を止めて確かめて」・「鼓動は待ちきれない」・「手を離せば今以上を求めてしまうさ」・「止まることを許さないように」・「繰り返してるのは」・「まだ答えを探してるから」・「聞かせてほしい」・「空に溶けてしまう前に」2014/05/17(土) 02:10〜02:35
NHK総合1・神戸
アニメ キングダム2(7)「呪われた王子」[字][デ]
古代中国。春秋・戦国時代。秦国で天下の大将軍を夢見る信は、三百人隊の将となった。そして、戦場では同世代の若武者たちが、次世代の大将軍を目指し躍動していた。
詳細情報
番組内容
かつて秦国と趙国の間で起こった長平(ちょうへい)の戦い。この戦で秦国は勝利を収めるが、未曾有の大虐殺を行ったことで趙国から深い恨みを受けることとなる。その恨みは趙国に残された秦国の王子・エイ政(えいせい)に向けられ、彼は幼い頃から侮蔑と虐待の日々を暮らしていた。月日は流れ、時の秦王崩御を機に、政を秦国へと逃がす極秘の計画が趙国の闇商人・紫夏(しか)の元に持ち込まれる。
出演者
【声】森田成一,福山潤,野島裕史,細谷佳正,釘宮理恵,日笠陽子,仲野裕,玄田哲章,森川智之,鳥海浩輔,諏訪部順一,【ナレーション】高塚正也
原作・脚本
【原作】原泰久,【脚本】荒川稔久,和智正喜,村山桂,白石雅彦,玉井☆豪
監督・演出
【監督】岩永彰
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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