チョイス@病気になったとき「油断大敵!体がかゆいとき」 2014.05.17

「チョイス」。
それは選択肢。
人生にはさまざまな分かれ道があります。
就職結婚住まい。
私たちは節目節目で選択をしています。
これは人生の一大事病気になったときも同じです。
実は病気を予防したり悪化を止める更には改善もできるお勧めのすてきな選択肢があるんです。
それこそが「チョイス」
例えば体のかゆみ。
じんましんとか湿疹でしょ?…と思ったら大間違い!実は恐ろしい病気が隠されている事があるんです
全然かゆみが治まらんというかゆみだったですね。
かゆみがなんと命に関わる病気の予兆!?
このままだと治療何もしなかったら3年とか5年とかでしょうねみたいなお話は受けました。
更に驚くべき事が!
今日は怖いかゆみを徹底検証。
早く見つけるための注意点をばっちりご紹介しま〜す!
さあ「危険なかゆみ」。
これねちょっと怖い。
俺…前も言った事あるかもしれん。
かゆみあるのよ。
え〜どんな?別にじんましんとかなしにホントにかゆくて寝れなくなる時とか…。
夜ですか?夜でも朝でも…。
時を選ばずかゆみが起こって大変な時ある。
ほんで今おっしゃってた皮膚の中がかゆいじゃないけどあの感じ。
何か中でうごめく感じ。
チクチクチクチクッとしてかゆいかゆい…というのがあるから。
原因が分からないっていうのが怖いですよね。
怖い!不気味…。
「危険なかゆみ」やからね!今も何か「3年から5年このままやったら」みたいなコメントもあったしちょっとこれ怖いね。
かゆみって痛みよりまだ手前にあるっていうかまだ大丈夫なというイメージあるもんね。
でも今日は「怖いかゆみ」。
浜島さんはどうですか?「危険なかゆみ」っていう思いした事あります?何かちょっときつめのジーンズとかをはいてわ〜っと長時間早足で歩いていると何かちょっと猛烈にかゆくなるんですよ太ももとか。
あれ?それよくうちのお母さんとかがかゆがってたのとちゃうの?パンストのゴゴッてなったあの皮膚食い込んだの「あ〜かゆっあ〜」言うて…。
それならね。
それならいいですね。
危険じゃない…。
まれに危険やけどね。
こちら見て頂くと例えば前にご紹介したじんましんありましたね。
はい。
この病気は抗ヒスタミン薬などで治す事ができるというのありました。
でも今回のテーマは命に関わる怖い病気と関係するかゆみなんですね。
今こちらご覧頂くと今のじんましんなどのかゆみというのはお薬で治る場合が多いとか緩和される事が多いという事なんですが実はこれからご紹介する方はかゆみがあるんですがそれがどうもですねただごとじゃないぞと。
あら。
どんどん何か怖いかゆみどうも命に関わるようなかゆみになってきちゃいますよとこういうかゆみに悩んでる方がいると。
怖いね。
これは大変な病気の前触れだったという事でそれではその方をご紹介します。
ただのかゆみだと思っていたら命に関わる病気である事が分かった人がいます
25年前47歳の時異変に襲われました
何をしていてもだるくて…。
散歩してもきついし買い物に行ってもですね1時間ぐらい歩いたらきついんです。
輝子さんはしつこいかゆみと体のだるさに悩まされました。
市販のかゆみ止めを使いましたがかゆみはおさまるどころかひどくなっていきました。
近くの内科にかかったところ肝臓の働きが落ちている事が分かりました
大学病院で精密検査を受けたところ思いも寄らない病気が見つかりました。
病名は…
異変が肝臓で起こっていたのです。
肝臓の中では胆汁が作られます。
その胆汁を流す胆管という管が壊れその結果胆汁などがあふれ出します。
するとあふれ出した胆汁などが全身に回ってしまいます。
それが原因で体中にかゆみが出たのです
ただただに自分の体が…肝臓が悪かったからかゆみがあったとは思ってないんですよね。
この病気の根本的な治療薬はありません。
輝子さんは肝臓を悪くしないよういたわるしか方法はありませんでした。
輝子さんの肝臓の機能は徐々に下がり続けお化粧で隠す事ができなくなるほど顔色が悪くなりました。
更に強烈なかゆみが現れました。
その当時の輝子さんの様子を家族は今も鮮明に覚えています
かゆくて眠れなかったりとかしょっちゅう事あるごとに「さっきも塗ったろう?」というぐらい「ちょっとまた塗って」って。
シャツの上からかいたりするけどその時に血が…剥がれて血がついていたりとかTシャツについてたりは結構しょっちゅうやったと思います。
そういうのは。
いや〜何でかゆいかが分からん。
ただまあ肝臓も悪かけん少しかゆかったかなぐらいの感覚で私は思ってたと思います。
輝子さんに危機が訪れました。
肝臓にがんが見つかったのです
主治医の江口さんは輝子さんにある治療法を提案しました。
それは生体肝移植です。
新しい肝臓にするしか命を救えないと言われたのです。
長男の達彦さんが肝臓を提供する事になりました
2か月後大学病院で生体肝移植の手術が行われました
手術から5年がたちました。
長男の達彦さんからもらった肝臓は輝子さんの体の中で働き続けています
輝子さんはひどいかゆみに悩まされる事は全くなくなりました。
4人の孫たちの成長を見守るのが輝子さんの楽しみです
私はホントに幸せ者ですよ。
だから恩返しに一日でも長く生きてですね頑張りたいと思います。
はあ〜まあ結果はね生体肝移植で息子さんの肝臓で今もうかゆみもなくなってよかったんだけど怖いね〜!肝臓が原因という…。
「まさか!何で肝臓が?」って思いますもんね。
肝硬変で胆汁が全身巡ってそのかゆみだった。
だからやっぱり皮膚の奥がかゆいからもう血が出るほどいっちゃうんだろうね。
もうあらがえないかゆさ…。
そこには届けへんからねどうやっても。
うわ〜怖い。
そう。
…で徳永さんは原発性胆汁性肝硬変という病気でそのご家族がおっしゃってましたよね。
もうみんなの記憶にすさまじいかゆさがあると。
そういうかゆさを徳永さん送った訳ですが最終的に息子さんから肝臓を移植した生体肝移植という方法このチョイスでもって命を取り留めたという事になります。
すごくラッキーなケースですよね。
これはもう一番よかったケースという事ですからね。
詳しいところをスペシャルチョイスアドバイザーにお伺いしましょう。
徳永さんの主治医でいらっしゃいます佐賀大学医学部教授の江口有一郎さんです。
どうぞお入り下さい。
(一同)よろしくお願いします。
これはすごくもう恵まれたケースというかラッキーなケースですよね。
あんなにスムーズにはなかなか進まない事が多いですね。
症状ずっと続いてて。
ご自身に合う肝臓が身近に見つかったっていうのも含めて。
ただこれ肝臓から出たかゆみでいわゆる生体移植しなければ命を落としてたって事ですよね。
はいそうですね。
肝臓が非常に弱ってたんですね。
この病気で非常にかゆみも強くて肝臓も弱っていると。
その中で肝臓がんが出てきてしまいましたから肝臓がんだけ手術するというのはいかないのでどうしてもこの時は生体肝移植しか選択肢がなかったんですね。
…で非常にスムーズにうまくいって肝臓を新しく替えたと。
これ僕もね最初に言うたんですけどかゆみあるんですけどどれぐらいのかゆみなんですか?この肝硬変というか肝臓から来る胆汁のかゆみっていうのは。
やっぱりとにかく診察室に入ってこられてももぞもぞかかれるぐらいですね。
治まる事はないんですか?ずっとかゆいんですか?ホントにそうです。
それでもう必死なので例えばお一人暮らしの患者さんなんかは塗り薬が塗れないんですね。
なので畳に塗り薬を塗って自分で転がって塗るぐらい必死に…。
非常に苦痛が強いんです。
発作的に治まってまた来るという感じでもないんですか?もうずっとかゆい…?ホントに悩ましいんだと思います。
夜も安眠できないですし。
寝ててもかゆいんですか?はい。
もういろいろ手を替え品を替え洋服だったりシャンプーだったり替えられますがなかなか症状取れない。
まあ皮膚のものだと思いますもんね最初かゆいっていうのは。
まさかこの中からっていうのは。
病気が進行してくるにつれてどんどんどんどんかゆくなってくるっていう事…?はい。
この病気は最初にかゆみが出てくる肝臓病の中でも特に有名な病気なんですね。
でもやはり病気が進めば進むほどかゆみも強くなってくると。
肝硬変を起こすと皆さんかゆくなる訳じゃなしにこの原発性胆汁性肝硬変がやっぱりかゆみを伴う?特にかゆいんですけれどもただ肝硬変もやはり非代償期といって黄だんが出てくるようになるとかゆみが出てきます。
それこそ前お話ししたC型肝炎B型肝炎にしても肝硬変になるとかゆみを訴える方が多くなってきます。
やっぱりかゆみってそれぐらい案外見逃せないものであったりするんですね。
さあそうするとその肝臓が悪くなるとどうしてかゆくなるかという事なんですがちょっとその辺をご説明…。
そうですね。
こちらあります。
今VTRありましたけれども胆汁というのはもともと脂肪酸…脂肪だったりとかコレステロール脂質を吸収するための消化酵素を助けるものなんですね。
これが肝臓で作られて胆管というものを通って腸の中に流れて大部分はぐるぐる回っているんですね。
ところがこの病気は原因はよく分からないんですけれどもこういう細かい胆管が破壊されてしまってそうなるとここから入っていかなくなるんで体の中にこの胆汁がほかにもいろんな物質がありますけれども体の中にあふれてしまってかゆみが強く出てくるというものになります。
先生VTRの中でこのかゆみをどうする事もできなくてってあったんですけどホントにもう何の手だてもないんですか?この病気のかゆみはですねいろんな飲み薬であったり塗り薬であったりあるんですけども根本的によくなるものではないんですね。
あ〜そうなんだ。
胆汁が体に漏れ出すのを防ぐしかない。
だから肝臓を取り替えなきゃいけないみたいな。
このかゆみの成分というのがこういう胆汁だったりほかの物質…いろんなものが体の中にあふれるんですけどもかゆみのもととなる神経を刺激したりあとかゆみを感じる所脳の方を刺激したりしてかゆみが出てくるという事になってくるんで湧き出てくるかゆみというんでしょうか…。
徳永さんは最後のチョイスで息子さんから肝臓をもらって生体肝移植というのをした訳だけどもこれだって今ほっしゃん。
さんおっしゃったようにそう簡単な手術じゃないですよね。
そうですね。
この生体肝移植まあこれ肝移植というもので2つ脳死肝移植脳死になった方から肝臓を分けて頂く事がたまに報道なんかでありますよね。
あとは生体肝移植といって元気な肉親から肝臓を分けて頂いて入れ替えるというものなんですね。
これはやっぱり根本的に肝臓を取り替えますからまあ劇的な変化をもたらす事ができるんですけれどもただしやっぱり難易度が非常に高い手術でありますから体力が残っている状態じゃないとできないですし生体肝移植であればですね健康な肝臓を持っている方が使っていいですよという事で志して頂いてそういうケースがうまくいけば肝移植にたどりつくという事ですね。
そっか。
じゃあそれがその治療ができない方というのはやっぱりもうかゆみが出ると耐えるしかないって事ですか?そうですね。
あとはこういう肝臓病が進んでくればできるだけ進まないようにブレーキをかけるしかないという…。
だからかゆみを根本的にシャットダウンできないって事ですね。
今のところでは非常に難しいと。
うわ〜それはつらいわ。
肝臓の病気…だから最初だるいだるいってご本人もおっしゃっててああいう兆候が出たらかゆみも伴ってくるとこれはちょっと気を付けた方が…。
そうですね。
そういう内臓の病気の知らせである事がありますよね。
あとは皮膚が普通にガサガサとかブツブツが出てる訳ではないんですね。
ただただかゆい。
ムズムズかゆいと。
じゃあ見た目は何にも変わらないんですね。
はい。
ただそれはやっぱり患者さんかかれるんでかいた痕がかさぶたが出来てきて更に悪循環が起きてくると。
痛みよりつらい。
精神的にやられるっていう方もいらっしゃいますもんね。
はい。
欧米ではやはり自殺した方もいらっしゃいます。
え〜!よく聞く。
かゆみってやっぱり…。
痛みももちろん非常に…。
自殺ですか?え〜!心も潰してしまうというか追い込まれてしまう。
そういう症状が出たらお医者様に相談するという事しかない。
そうですね。
どうもありがとうございました。
さて実はかゆみが症状として現れる怖い病気というのはどうも肝臓病だけではないんですね。
ほかの病気でもひどいかゆみに悩まされている方がいらっしゃいます。
ご覧下さい。
かゆみに悩まされていたらとんでもない事に陥ってしまった人がいます
11年前糖尿病と言われました
吉田さんは息苦しさと強いかゆみに襲われるようになりました
皮膚の中側からもうかゆくてですね外の…蚊とかにかまれたようなかゆみじゃなくて皮膚の中がかゆくなってですね…
息苦しさとかゆみは徐々に強くなっていきました。
しかし吉田さんは間違ったチョイスをしてしまいました
忙しさにかまけ病院に行かず我慢してしまったのです。
すると大変な事に!
それをずっとむしってからそしたらそこが今度は…
脚に異変が起こり病院へ駆け込みました。
すると思いがけない臓器に異常が見つかりました。
それは腎臓。
検査の結果腎臓がほとんど機能していない事が分かりました
腎臓が機能しなくなると血液中に老廃物がたまり尿毒症という状態になります。
これを放置するともちろん命に関わります
そこで吉田さんは命をつなぐためあるチョイスを選ぶしかありませんでした
それは…
機能しなくなった腎臓に代わり機械で血液中の老廃物や水分を取り除きます。
透析を始めた結果…
かゆみは?ない。
かゆみはない。
なぜ腎臓が悪いとかゆみに襲われるのか?腎臓が機能しなくなり老廃物が体内にたまると全身のかゆみを感じる神経が過敏になり耐え難いかゆみを生み出してしまうのです
かゆみに対してあまり楽観視せずにそれが何か重大な病気を見つける手がかりになる事もあるのでそのようなかゆみというような症状があった時にはですね特に我慢する事なくクリニックを受診するというふうな姿勢があってもよいかと思います。
吉田さんは心を入れ替えてきちんと治療に取り組むようになりました
これ以上ひどくならん事を願いたいですね。
まだちょっと長生きしたかねと思ってる。
あ〜。
なるほどね〜。
今度は腎臓?ね〜。
まさかと思いますね。
「まさか」か。
腎臓もすごい大事な臓器というのも漠然と僕ら分かっているけど…。
吉田さんもともとまず糖尿病であったと。
それがもとで腎臓も弱ってきた。
だけどもうそのままほっといたんですね。
放置していたから今度は腎不全が起こってしまった。
さっきご覧になったように人工透析をしないといけなくなってしまったんですが今は健康管理をなさってお仕事も農業もちゃんとしてらっしゃるという事なんです。
よく腎臓や肝臓は沈黙の臓器っていって何か何も知らせてくれないんじゃないかと思いますがどうもその「かゆみ」というとこだけ見てると完全に沈黙してる訳でもないのかなという気も…。
ただ一回壊れたらもう戻りにくいっていうか治りにくいですからね。
たち悪いですよね。
やっぱり何か発してるんじゃないかなと思いますけれどそこで決して甘く見てはいけないという事でこの辺またスペシャルチョイスアドバイザーに伺ってみましょう。
かゆみにお詳しい順天堂大学の森建二さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
先生今度は腎臓。
腎臓がいわゆるフィルターの役目をしなくなって老廃物が全身に流れるようになってそれで起こすかゆみという事ですよね。
そうですね。
これもやっぱりもう耐え難いものがあるって事…?そうです。
今お話がありましたように内臓からですねサインとしてかゆみという信号を送ってるのに見落としてそして気付かないという事でせっかくの情報を見逃してしまう。
その結果重大な病気が隠されている事に気付かないという事がありますので。
決して沈黙してないですね。
沈黙してませんね。
かゆみってね痛みよりもやっぱりもうちょっと一般的に軽く見られがちでこんなかゆいぐらいで病院行ってどうかなって僕らもそう思っちゃうんですよね。
ついつい思っちゃいますね。
一般的に僕らが感じるかゆみとこの内臓から来るかゆみが決定的に違う部分ってどういうとこなんですか?一般的なかゆみというのは皮膚の表面から出るようなかゆみ。
内臓からのかゆみというのは深い所から出てくる。
先ほど肝臓の話でもありましたけれども深い所から出てくるような強いかゆみになります。
内面から出るかゆみという事はかいても治まらないという事ですか?そうです。
そのとおりですね。
そっか。
表面的だとかいたら治まりますもんねある程度。
その部分はね。
腎臓病はかゆみって多いんですか?腎臓病はですね要するに末期…慢性腎不全とかそれとか透析に入りますとかゆみが出てきます。
約70%から80%の患者さんはかゆみを訴えると。
そしてそのうちの10%はもう夜も眠れないような非常に激しいかゆみに襲われるといわれてます。
さあさっきの吉田さんですが結局は透析治療でかゆみを治めるという事になった訳ですね。
そうですね。
通常の透析ではなかなかかゆみ止まらないんですけれど吉田さんの場合は十分な透析がなされたという事なのでかゆみが止まったのかも分かりません。
6時間ぐらい…。
あっそうなんですか。
それぐらいでも週3回6時間やるって事ですか。
わ〜それはそれでまた大変な事やね。
まあ人間が持ってる臓器の分を人工的に機械でやるという事はそれぐらいかかるという事なんですね。
だからそのかゆみの原因物質が透析によって除かれればかゆみは止まるんですけれども除かれない場合にはかゆみは止まらないという事になります。
そうか。
だからもう治療としてはそれを除くしかないって事ですね。
そうですね。
でも透析を続けなければまたかゆみが起こってしまうという事ですか?そうです。
だから週3回要るんやろうね。
各日でたまってきたらそれをまた6時間かけて処理してっていう…。
今日はその「怖いかゆみ」という事で腎臓肝臓いってますが今の森さんがおっしゃったような透析治療を行っている方のかゆみまあホントにその方でないと分からないと思いますがそういう方々が実は自分のかゆみを川柳に詠んでそれがなんと「『透析のかゆみ』川柳コンテスト」というのが行われているぐらい…つまりもう詠まなければ恐らくいられないだろうと思うんですが…。
ちょっとその中からご紹介をしてみようと思うんですよ。
まずは透析を受けている患者さんの作品です
医療関係者の作品もあります
それだけかゆみが多いという事ですか?応募が多いという事ですか?多いんでしょうね。
4回目だそうです今。
実は透析してる方は相当かゆみで苦しんでいらして…。
こうやってみんなで発表して分かち合った方がちょっとでも楽になるかなって。
中には自殺してしまうという方もいらっしゃるぐらいのつらさであれば何かやっぱり寝不足になったり相当そういうかゆみが引き起こすいろんな悪いものっていうのがあるっていう…。
まさに怖いものがあるんでしょうね。
そうです。
その原因がなかなか分からなかったんですね。
患者さんは内科に行ったり外科に行ったり皮膚科に行ったり…行っても治療法がないものですから自分でかゆみ対策をとるしかなかったんですけれども…。
薬でなんとか治めるっていう事はできないんですか?はい。
その薬が最近日本で開発されまして患者さんは非常に救われたという事です。
よかったですね〜。
その薬は別に高価なものではなく…?やっぱり高価ですか?透析する…。
これは透析の患者さんだけにしか適用されてない。
ちょっと高い薬なんです。
なるほど。
だから透析の患者さんのかゆみというのが非常に激烈ですのでそれに対してだけ保険適用されてるという事です。
透析をしながらもあっ腎臓のために透析をもちろんやめる事はできないけれどもプラス薬があって。
そうです。
腎臓の機能低下が原因のひどいかゆみの場合透析治療でかゆみの原因となる物質を取り除きます。
それでもかゆみが治らない場合に薬が使われます。
2009年に登場したナルフィラフィン塩酸塩です。
この薬をのむと脳がかゆみを感じるのを抑えかゆみが軽減します
それが今唯一の透析のかゆみを止める方法なんですか。
へえ〜。
まだ透析自体をやめるような薬というのはないって事ですよね。
そうですね。
やっぱり大事にしなくちゃね〜。
やっぱりそうや。
すごい事が当たり前のように体で臓器がやってくれてるんや。
ホントね〜。
失って分かるよね。
この手間を考えれば。
ではここでそのかゆみについての少し分析をしてタイプをもう一回確認してみたいんですが最初はもう何度もやっているヒスタミンなどが原因のかゆみ。
これは抗ヒスタミンのお薬で軽減されたり治ったりするという事があるんですがその次が中枢性のかゆみ。
これは腎臓や肝臓が悪くてそれが神経に作用するという事なんですね。
これがその中から来るかゆみ…。
そうです。
そしてもう一つが乾燥肌によるかゆみとあって冬になって乾燥してくると何かかゆくなってくるあの乾燥肌と同じと言っていいんでしょうか?同じです。
乾燥肌がなぜかゆみを引き起こすのかというとかゆみの神経に変化が起こるからです。
これは電子顕微鏡で見た皮膚の表面。
通常は細胞同士が隙間なくぴったりとくっついていますが乾燥肌の場合は細胞と細胞の間に隙間が出来ている事が分かります。
隙間が出来ると皮膚の下で神経に変化が起こります。
乾燥肌になると真皮の中にあるかゆみを感じる神経が表皮の中まで伸びてきてしまいます。
そのため僅かな刺激でもかゆみとして感じるようになるのです
皮膚の乾燥だけ老人性皮膚掻痒症といいますけれどもその場合には保湿剤を塗る事によって改善します。
一方その内臓から来る…肝臓とか腎臓の障害で起きる乾燥というのは保湿剤を塗っても改善してこないと。
そっか。
じゃあ一応目安は乳液など保湿剤塗った時に治まるか治まらないかでこれは病院に行くか行かないかという…目安になるって事ですね。
なるほど。
痛いっていうのはよく体が悪いんじゃないかなって思うけどかゆいっていう感覚は何なんですか?どういう信号なんですかね?痛いのとはまた違いますよね。
あのですねかゆみっていうのは痛みの弱い感覚であると思われてたんです。
ずっと長い間。
思われてたのに違った?実はそうではなくてですね例えば頭が痛いという事はありますけれども頭がかゆいって事はありませんよね?あ〜「頭の中が」っていうね…。
胃が痛いって事は経験しますけれども胃がかゆいって事はないですよね。
ないですね。
胃がかゆいはないですね。
腹が痛いって事はあっても腹がかゆいって事はありません。
このように痛みとかゆみというのは根本的に違うっていう事が明らかになってまいりました。
全く別物の感覚。
そうです。
そして痛いと病院に行くけどかゆいと行かないっていう…。
しかしかゆくてもですね何も皮膚に症状がない湿疹などがなくてかゆい場合にはやはり内臓から…異常から来てるかゆみである可能性があるという事で。
内臓が痛みっていうのを発する代わりにかゆみっていうのを発してるって事ですね。
あ〜じゃあもうSOSのサインなんですね。
かゆみっていうのも。
そうですそうです。
まあかゆみを甘く見てはいけないという事で実はかゆみが症状として現れる病気は結構あるんですね。
まず肝臓病腎臓病今やりました。
森さんリンパ性白血病とか多発性硬化症などなどこれ全然かゆみが起きる病気なんですね。
はい。
リンパ性白血病といいますのは…。
白血病!白血病…これは血液のがんなんですけれどもこういうがん細胞が皮膚に浸潤してきまして湿疹を作ってそしてかゆくなるという事でこれは白血病の初期症状として現れる事がありますので決して見逃しちゃいけない。
そのかゆみはやっぱり湿疹みたいなのが出来る?白血病の場合は。
そうです。
はあ〜。
多発性硬化症というのはどうなんですか?これはですね脊髄の病気なんですね。
脊髄が障害されてまひが来たりしますけれどもこの場合も非常に強いかゆみが出るっていう事で知られています。
かいてもかいても止まらないと。
(ほっしゃん。
浜島)へえ〜。
つらい…。
つらいですね。
やっぱりこう見たら結構大きな病気というか命に関わる事だからホントかゆみって無視できないですね。
そのほかですね貧血…鉄欠乏性貧血とかあるいは甲状腺の異常そういう場合にもかゆみが出てまいります。
(ほっしゃん。
浜島)へえ〜!お聞きのようにかゆみはとても苦しい症状なんですが逆にかゆみを取り除く事ができれば状況はまた大きく変わってきます。
透析治療ではかゆみを取るためのさまざまな対策が始まっています。
ご覧下さい。
かゆみを克服するためさまざまな透析のチョイスが試みられています
その一つがこちら
透析時間も日本の平均は週3回の一回4時間なんですが佐藤さんの場合は…
通常は一日4時間のところ6時間に延長。
更に機械に通す血液の量も1.5倍ほどに増やしています
かゆみはいかがですか?患者さんに聞いてみました
長時間透析しまして…
(取材者)今は?楽になりましたですね。
今佐藤さんは月に10日程度夜間警備の仕事をしています。
長時間透析のおかげでかゆみがなくなり元気に働く事ができるようになったんです
そういうのが僕が目指している透析です。
更にチョイスがあります
透析患者の片山さんのご自宅を訪ねてみると…
なんと自宅に透析器が!片山さんは自分で透析器を動かし腕の血管に針を刺し透析をスタート!自宅で透析ができる…
毎日好きな時に好きなだけ透析ができます。
片山さんかゆみはいかがですか?
かゆみはですね半年1年ぐらいするうちにほとんど無くなりまして現在在宅透析5年たったんですけども3〜4年は…はい。
ありがとう。
片山さんは透析をする時以外は以前と変わらない暮らしを取り戻す事ができました
主治医の鈴木さんはかゆみを無くす事で患者の生活を大きく向上できると考えています
非常にすっきりされてそれからほとんど普通の生活をされているという事から考えますとですね…きちんと向き合って捉えていって頂きたいというふうに思います。
すごいな。
もう在宅透析なんかまでも…。
自分で刺してってね〜。
自分でやってって。
先生これ透析っていうのはすごく高いイメージ僕らはあるんですけどどんなもんなんですか?これは保険適用になってますので国が全て負担すると。
全額!?全額。
そうなんですか。
いやでもそれぐらいホントにかゆみっていうのが大敵なんでしょうね。
そうやね。
今のお二人それぞれお話あったように長時間透析をしたりご自宅で在宅血液透析をしたりしてこのチョイスでもってかゆみを無くすという事に成功されました。
その結果これですね社会復帰がなされたという事です。
かゆみを無くせばまた社会に戻る事ができますという事で何かよく「人の痛みを知る」っていいますけど人のかゆみを知る事も大変かなと僕は今日見て思ったんですよ。
ホントに。
言えないですよね恐らく人にはね。
まあかゆみってなかなか…。
「かゆいんで仕事休ませて下さい」というのは絶対無理ですもんね。
それだけかゆみって軽んじられてるっていうか「痛いんで休ませて下さい」というとありえますけど。
そういう事ですよね先生。
そうですね。
でも実はすごい体の中のSOSサインとしたら痛みもかゆみも一緒ぐらいすごいっていう事ですよね。
ホントね〜。
先ほど申しましたけれどもかゆみは痛みの弱い感覚であるという考え方が長く続いてたんですね。
そのためにかゆみの研究というのもうほとんど行われてませんので痛みの研究ばかり行われてたんです。
しかしかゆみというのは痛みよりも生活の質といいますかQOLを著しく下げるという事が問題になってきまして最近ではですね世界中でかゆみの研究が行われるようになりました。
痛みよりももっとすごいもんだろうと。
だから我々もかゆみを甘く見てましたけれども内臓からの重要なサインであるという事がありますので決して甘く見てはいけないという事なんですね。
病気をちゃんと治してかゆみ対策をしましょうという事になるんでしょうが…。
まあそのだからかゆみ出ないようにそうやって内臓を気を付けるっていうのがまず大前提ですよね。
やっぱりかゆみ取るのこんだけ大変なんやもん。
いくらこう国が全額負担してくれるといっても透析家でできるっていっても時間も大変だし…。
ホントね〜。
その辺りがほっしゃん。
さんの今日の感想になりますかね。
まず体をちゃんとしとかなきゃいけないという。
まあ何でもそうなんですけどやっぱり…。
でも先生がおっしゃったように今までいかにかゆみが軽んじられてきたかという事でやっぱりかゆいから病院に行くって「えっ何かゆみぐらい」って言う世の中じゃなくならんとね。
そうですね。
普通に痛みと一緒っていう事を…。
何だったらそれ以上っていう事なんでね。
ちょっと僕も病院行こう。
でもそういう考え方やったからさ。
ホント行って下さいよ〜。
2年間かゆくてかゆくて寝られへんかってもう。
もうすぐ行って!そうやろ?ホントすぐ行ってほしい。
俺お医者さんにすごい笑われる絵が浮かんでたの。
「先生かゆいんで…」。
「かゆいってお前帰りなさい」って言われるイメージやったけどやっぱ行こう。
行った方がいいですよ〜。
今そうじゃなくなった訳ですね考え方がね。
浜島さんは?いや〜もうかゆくて夜中に目が覚めるってホントに苦痛なんだろうなというのを今日VTR拝見して思ったんですけど痛みだと「痛い痛い…」って鎮痛剤のもうかとかすぐ人に相談しようかってなるけどかゆいってかきむしって皮膚の破損にもなるじゃないですか。
血が出たりして皮膚がボロボロになってもう第2次第3次的な被害もどんどん出てくるからやっぱり自分で悩まずにすぐお医者さんに相談した方がいいなと思いました。
だから周りでも常にかゆがってる人って常に痛がってる人と一緒という事ですね。
ずっとかゆいかゆいってやってる…それはもうやっぱり見ていかんとね周りの事も。
あいついっつもかゆがってるわって今までね軽く見てたけど結局「ずっと痛がってるわ」と一緒やからね。
やっぱり心配なってきた。
苦痛は苦痛ですからね。
先ほども申しましたようにかゆみは内臓からの内臓の異常を知らせるサインでもあるっていう事を認識してかゆみがあった場合通常の治療で治らないかゆみの場合には是非病院に行ってほしいと思います。
内臓がんの場合にもがん細胞からかゆみ物質が出されてそしてかゆみが起きてる場合もあります。
いろんな場合にかゆみが起きてますので難治性のかゆみといいますけれども普通の抗ヒスタミン薬で治らないかゆみの場合には必ず病院に行っていろいろ検査してもらいたいと思います。
今日「怖いかゆみ」という話をしました。
じゃあ最後にこちら森さんのかゆみ研究の最前線をご紹介します。
森さんが所長を務める…
ここでは薬の開発や謎の多いかゆみのメカニズムの解明に挑んでいます。
今かゆみは世界の研究者の注目を集めています
最近になってかゆみの研究が盛んに行われるようになりました。
特にヨーロッパアメリカではですねかゆみの研究所というのがあちこちに出来始めましてどちらかと言うと痛みからかゆみの方…かゆみのメカニズムの研究の方が中心になってきたと。
今森さんたちが注目しているのがこちら。
かゆみを感じる神経です。
この神経の働きを抑える薬を開発しています。
この薬が実用化されればかゆみをなくす新しいチョイスが生まれます
2014/05/17(土) 20:00〜20:45
NHKEテレ1大阪
チョイス@病気になったとき「油断大敵!体がかゆいとき」[解][字]

体の「かゆみ」は「じんましん」と思ったら大間違い。実は内臓の病気というケースも。早く対処しないと命の危険に直面することもある。知られざる危険なかゆみの選択を紹介

詳細情報
番組内容
体の「かゆみ」は「じんましん」と思ったら大間違い。実は内臓の病気が原因でおこるケースもある。体の奥からわき上がるかゆみで、かゆみ止めも効きづらいという。さらに早く対処しないと命の危険に直面することもある。そこで知られざる危険なかゆみの正体と、その対処の選択を紹介する。【出演】ほっしゃん。、浜島直子、徳田章アナウンサーほか
出演者
【講師】順天堂大学皮膚科学特任教授…高森健二,佐賀大学医学部肝疾患医療支援学教授…江口有一郎,【司会】ほっしゃん。,浜島直子,【リポーター】徳田章,【語り】佐藤真由美,江越彬紀

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
福祉 – 高齢者

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