ボクらの時代 2014.05.18

今日の『ボクらの時代』はこちらの3人
(大泉)こっちこっち。
(大泉)ここらしいですよ。
(劇団)ここですか。
どうぞどうぞ。
(劇団)いやぁ。
(柴咲)よろしくお願いします。
(劇団)お願いします。
よろしくお願いします。
(劇団)お久しぶりです。
(柴咲)お久しぶりです。
お久しぶりですよ。
(劇団)僕は結構大泉さんは何回か。
会ってますね。
何でお会いしたんですか?
(劇団)取材だ何だとかで。
かなり『青天の霹靂』の取材がもう始まってますから。
これからはもう柴咲さんにもやっていただかないと。
やります。
任せてください。
フフフ。
頼みますよ。
頼もしいお言葉頂きました。
僕たち若干もう飽きられた漫才師みたくなってきてますから。
ハハハハ!そんなに?そろそろこの2人の絡みいいかなみたくなってきてますから。
大泉洋さんと柴咲コウさんに声を掛けたのは芸人の劇団ひとりさん
バラエティー番組で活躍する傍ら単独ライブではその芸名どおり一人で何人ものキャラクターを演じています
その才能は笑いの世界にとどまらず初の小説『陰日向に咲く』は100万部を超えるベストセラーに
作家や作詞家俳優として様々な分野で活躍しています
今回そんな劇団ひとりさんが映画監督に初挑戦した作品が『青天の霹靂』
(大泉)「俺は先のことが見えるんですよ」
大泉洋さんと柴咲コウさんさらに監督自身も出演
人生を諦めかけた売れないマジシャンが過去にタイムスリップし若いころの両親と出会うという笑いと涙の物語です
(大泉)「ろくでもねえ親父がいて俺を置き去りにした母親がいてそのせいで俺の人生惨めなんだよ!そうだろ!?」
今日は撮影以来久々に揃った3人が本音トーク
どんな話が飛び出すのでしょうか
男が寄り付かない…。
ヤダよ。
僕はもう柴咲さんは映画の撮影のときもほとんどしゃべってないので。
ホントにしゃべってないですよね。
だから今日は楽しみにしてたんですよ。
嘘だな。
やっと…。
いや。
カメラが回ってないと俺しゃべれないんで。
でしょ?だからそれを私すごくあのう不信というか。
ハハハハ!あなたね映画の出演者に不信感抱かれてるじゃないですか。
監督業されてたときはすごく…初監督じゃないですか今回。
なので色々やらなきゃいけないことしかも役者としても出なきゃいけない。
出ながら自分でカット言わなきゃいけない。
チェックしに行かなきゃいけない。
OKかどうか決めなきゃいけない。
やることたくさんだからそれは仕方ないなって思ったんですね。
頭の中でぐるぐる考えてあまりコミュニケーションが取れないのも仕方ないと思ってたんです。
だけどそうじゃないお仕事じゃないときの雑談は一切なかったっていうのが。
ハハハハハ!1回だけチャンスがあったのは覚えてるんですよ。
それは僕が監督やってて今度出番ってときに格好を変えなくちゃいけなかったんですよ。
僕衣装ばーって着替えて髪の毛ばってやったらそれが思いの外早かったんですよね。
そのときに柴咲さんが「着替えるの早っ!」て言ったんですよ。
そんなこと声掛けられたの初めてだった。
そっから「そうなんですよ。
僕こういうのせっかちで」みたいなことをやればよかったのに俺は「ええ」気持ち悪い。
気持ち悪い。
確かにまったく会話続かなかった。
あれはねホント申し訳ないです。
あれは最初で最後柴咲さんが俺にくれたチャンスだったんです。
それを「ええ」で終わらせちゃった。
俺はホントにあの夜後悔したんです。
「なぜ俺はそこでしゃべれんかった」あれがきっかけだったんですよね。
大泉さんはあのうそこら辺の人見知りとかがまったくないから。
ありますよ。
ありますけどもやっぱりこう何か僕はしゃべってない空気の方がつらいんですよ。
いや。
ないですね。
「ない」って何で。
何であんたが。
人見知りではない。
ホントにどんな人とでも気さくにホントにしゃべる。
分け隔てなくなんですね。
僕はねある意味ね作品の出来不出来よりも現場の空気が大事なんですよ。
とにかく楽しくしていたいというか。
瞬間が大事。
そうなんです。
何かね変な…ちょっと強迫観念ぐらい何か現場の空気が大事な人。
だから怒りんぼさんとかがいたらもう怒らないでっていう感じなんですよね。
だから何かこうその辺の録音部さんとかカメラさんの助手さんとかでも楽しんでてほしいんですよ。
へぇー。
大丈夫?楽しんでる?みたいな。
だからすごいのが柴咲さんたぶんいなかったときなんですけど長野でエキストラの人地元の人何人か結構な人数100人近くお願いしたんです。
そしたら撮影が全部終わって「皆さんお疲れさまでした」っつったら大泉さんが「いや。
ちょっとみんな1回劇場に集めて」「俺から挨拶したい」って。
えっ!誰もお願いしてないのに。
ハハハ!そう言うとただ俺がしゃべりたかったやつみたく聞こえますけど。
しゃべりたい人ですただ。
「監督も監督も」って言うから「俺次のやつでいっぱいいっぱいだからお願いします」って言って。
次のセッティングしてて。
セッティング全部できてるのに全然大泉さんが来なくて。
「あれ?大泉さんは?」っつったら「ごめんなさい。
まだ挨拶中で」何分挨拶してんだよ!「何か乗っちゃって」「もう止めて!止めて!」そうなの。
大変じゃないですかエキストラで集まってくれる人って。
楽しいだろうと思って来てみたらそこまで楽しくないでしょ。
長い時間拘束されるし。
だからやっぱりねこう一言ねやっぱね何かお礼を言いたいし笑わして帰りたいなって思いがあってね私はやった。
でも確かにその日私のトークが乗ってしまったのは事実です。
確かに。
確かにそれでその後の撮影が押したのは事実です。
乗ってしまう自分もいるんですけどもね。
そういう楽しんでってほしいなっていう思いはねあるんですよ。
だから思わずね。
でも監督やってみてこうやってプロでやってる女優さんとか役者さんってすげぇなって思いました。
顔が変わるんですよね。
そうなんですか。
何なんですかね。
それはもう大泉さんにも言ってるんですけど。
何だろう。
特別顔芸じゃないんですよ。
ぐって変えてるとかじゃないじゃないですか。
特別筋肉がどこがどうなるのか分かんないですけどやっぱそれたぶん内側から出てくるものなんでしょうね。
表情がどんどん変わってくから。
やっぱりまねなんでしょうね。
まねしかできないから。
なったことないっていうのはあまり関係ないのかなと思う。
何かね日常生活とかで普通の瞬間とかにそれを覚えとこうと思うことってあります?役者やってく上で。
意識してないですよね。
僕意識しちゃうんですよね。
あっそうなんだ。
すごいね何かものすごい悲しい出来事があったときに悲しんでる中でふっと思うときがあるんですよ。
それは同じ。
それはあります。
私例えば感動して映画見たりドラマ見て泣くじゃないですか。
鏡見ちゃうんです。
いや。
ホントそう。
嫌な癖と思うんだけど。
今いったい私はどういう顔してるんだろうって見ちゃう。
へぇー。
このストロークの間に変わっちゃうことないんですか?「今どんな顔してるんだろう」俺なんか顔止めたままトイレ行くもん。
こうやって。
変わんないように。
このまま。
このまま。
あぁこれだこれだみたいな。
鏡ないからね。
トイレまで行かないと。
ハハハハハ。
それはホントに役者さんならではですね。
それさすがにないですか?それはないですね。
僕はどっちかっていうと自分の嫌な部分はすっごいどんなつらいことがあって誰かが傷ついてるときとかでも「何かネタになりそう」っていう。
あぁー。
お笑いっていうことに対してね。
そうなんですよ。
何か面白いこと起きろー。
何か来そうだぞーみたいな。
そっちのアンテナの方が邪魔ですね。
ここのホントに入り込めなくて。
じゃあもう一緒かも。
職業病。
俺だからまぁ夫婦ゲンカとかするじゃないですか。
やっぱりその嫁さんのね怒ってる顔とか見て…。
ケンカしてんのよ。
うわー!とかケンカしてるんだけどもね嫁さん見ながら「いい芝居するなー」と思って見ちゃうんですよね。
芝居じゃないんですよ。
うわーとかって怒ってすっげぇ俺のことにらみながらぼろっとかって泣くといやーめちゃくちゃいい芝居するなと思って。
負けられないなとか思うわけですよ。
こんな芝居できる子いないわと思いながら見ちゃいますね。
劇団さんコンビだったんですよね。
僕コンビです。
僕はもう『元気が出るテレビ!!』出身ですから。
「お笑い甲子園」っていうのがその中であって。
高校生で…。
えっ高校生で?そうです。
僕もうそれ16のときからやってるんで。
それで今の事務所を紹介してもらって。
そこからずっとですね。
16からやってんの?やってますやってます。
それはコンビで?コンビでやってて。
しばらくコンビだったんですか?6〜7年コンビでやっててそれからピンになって。
ピンになったときに劇団ひとりっていう名前にしたの?いえあのね一番最初はカツカレーっていう名前でした。
カツカレーだったんですよ俺。
何で?それは僕の好物がカツカレーだったのでカツカレーでいいんじゃないかっつってそれでしばらく活動してたんですけど事務所から「未来が見えない」って言われて。
ハハハハハ!「芸名変えろ」っつって。
だから1カ月ぐらい僕カツカレーでやってたんですよ。
ハハハハハ!そう。
でもそこから映画監督にまでいくっつうのがすごいですね。
どこで何があるか分かんないですよね。
ビジョンとしてあったんですか?将来的にはもう映画監督。
たけしさんに憧れて?たけしさんがすごく憧れの人なのでそれはあったかもしれないですけどまぁまさかですよねでも自分が映画監督をやるっていうのは。
だから1作目の小説を書き始めたぐらいからじゃないですか。
ひょっとしたらあるのかなっていう。
そういうビジョンみたいなものが昔からありました?自分が役者になってこうなるんだっていうのは。
ありましたけどこういう世界に足を踏み入れるとは一切思ってなかったです。
だってスカウトなんだもんね?はい。
もうホントに降って湧いたそれこそ青天の霹靂ですけど。
(拍手)ありがとうございます。
ありがとうございます。
まさかこの私がっていうぐらいに内向的だったので。
うん。
僕はあれなんですよ大学に2浪して。
正直東京の大学に行きたかったんだけど受かんなかったから北海道の大学だったんですよ。
だからまぁ…いい大学でしたけどね結果。
僕は行きたくない大学だったから落ち込んで落ち込んでもうベッドの隅にホントに分かりやすくこうやって座ってましたから毎日。
おふくろが入ってきて泣きながら「お願いだから元気出してちょうだい」っていうそんなやつですよ。
でも何かそこで演劇研究会っていうとこに入んなかったら…。
それもまぁ話のネタにって入った演劇研究会だから。
へぇー。
はぁー。
そこでTEAMNACSっていううちの仲間連中に出会うわけで。
それがなかったらまた俺今ないからね。
最低だと思ったこの大学の失敗っていうのしか実は今を支えてるものはないんですよ僕をね。
だってそのルートを最初からビジョンで描くことなんか絶対できない。
1回大学落ちて。
それは絶対無理ですからね。
そうですよね。
うん。
だからまぁ努力というか…。
だから前向きであることしかないのかなとは思うんですよね。
そうですね。
うん。
腐っちゃうとね。
道が変わってもね。
腐っちゃってもしょうがない。
時間もったいないですからね。
しくしくするのはしょうがないけどその瞬間はね。
ずっとそれに引きずられてたらね駄目ですね。
大泉さんだから今回すごいこんなにちゃんとした人なんだなと思いました。
ちゃんとしてますね。
すごいちゃんとしてるんですよ。
もっとヘラヘラやってる感じだと思ってたんですよノリで。
全然違う。
しっかりしてるなと思って。
えっ大泉さんの方が年上ですか?上です上です。
結構上なんじゃないの?僕もう41ですよ。
37です。
僕4つも上ですよ。
あんまりでも年齢を感じさせないですよね。
ハハハハハ!元気があってね。
元気があって。
アハハハハ。
そうかもしれないですね。
僕はね大学時代でもう精神年齢的には止まってるんですよ。
止まりません?幾つかで年って。
そうですね。
もう変わんないですよね。
自分がね子供のころの41歳っていったら何かもうすごかったですよその大人さたるや。
何を聞いても絶対に答えられるのが40歳ですよ。
何にも分かんないからね。
分かんないですね。
いや俺もホントについさっきなんですけど俺ダサいなと思ったんですけど。
ここに3人で入ったじゃないですか。
ちょっとじゃあ1回入り込むのを撮るからっつって1回こっちにはけたじゃないですか。
はいはい1回こっちはけました。
あのときに柴咲さんと一瞬ツーショットになりかけたんですよ。
ヤベぇ何話そうと思って話すことねえなと思ったからずーっと景色見てたんですよ。
アハハハハ!アハハハハ!「あぁいいとこっすね」とかって言ってる自分のミクロの器。
気付かなかったです。
あれは37歳がやることじゃない。
そうですね。
あれ中学生と一緒ですから。
だからそういう意味でいうと俺男として現役なんでしょうね。
いやいやいやいや!カッコ良く見られたいっていう思いがどっかにあるんですよ。
それは持ち続けた方がいいんじゃないですか?まぁでも男はね多少あるんですよ。
そういうカッコ良く見せたいみたいなところね。
俺はね映画とか見た後に誰も俺のことなんか見てないと思うんだけど何かこう…。
スパイ物とか見ると特にそうなんですけどやたらカッコ良く出てきますね。
ハハハハハ。
やたらカッコ良く。
『007』とか見た後でも完璧ボンド風に出てきますもんね。
お客さんはそうじゃないですか?やっぱり。
いい映画見て影響されて自分も例えばプリンセスになりたいとかそういうのになりたいとかっていうのはねぇそれは男女共にあるかなと。
そうですか?何かカッコ良く見せたいとかっていうときがありますか?カッコつけたい…。
女性ってのはどうなんだろうね。
カッコつけたいっていうのはないよね。
あのね極端なんですよね。
どうでもいい人はどうでもよくて好きな人だけ。
うわーそれはあるんだ。
好きな人にはもちろん好かれたいしいいとこ見せたいしいい子だねって思われたい。
それはもちろんあります。
女性がね思う男性に好かれたいいい子に思われたいというのはどういうことをしようと思うのかな。
何でもできる子。
何でもできる…何でもできる感をアピールするわけ?うん。
そして自立してる感。
(大泉・劇団)ハハハ。
ハハハ。
何か依存してるような子嫌じゃないですか?あぁー。
「こいつは俺がいなきゃ駄目なんだ」はもう通用しないと思ってるので。
自分で全然生きていけるようなちょっとしっかりとしててさらには「支えられるよあなたのこと」みたいな演出をしちゃいます。
はぁー。
へぇー。
そういうのも考えてやってるんですね。
考えてっていうかそういう自分が好きなんでしょうね。
大泉さんはどうだったんですか?若いころの恋愛っていうのは。
僕小学校で終わっちゃったんですモテ期が。
あら早いんですね。
めちゃくちゃモテた小学校のとき。
面白い人モテますもんね。
モテましたぁモテましたぁ。
僕ホントモテましたから。
アハハハハ!カッコ悪いですよ今小学校の自慢してるんですよ。
小学校のときホント。
何かもう小学校のときとかって「誰が好きなの?」みたいな話とかなるときに大泉洋って言っとけばもう無難みたいな。
はぁー。
そういう存在でしたから僕。
それがピークだったんですか人生で。
それで終わっちゃいました。
早い段階で。
やっぱり中学高校ってそれぞれ人は内面を見るようになる。
あれが厄介だな。
アハハハ!面白いだけでいいだろうバカヤローと思うんですけどね。
俺は全然モテないですね。
あとやっぱこのタイプなんで。
自分からガン!とはいけない。
いけないんです。
だけどねっ奥さまもいて。
ご結婚早かったでしょ?そうですね。
あれはどっちかっていうと奥さんの方から来てくれたので。
そうなんだ。
はい。
奥さんが「デートしようデートしよう」って言われた。
奥さまが好きになったんだ。
そうです。
僕もそうですけど。
きっかけは。
きっかけは奥さんの方から。
僕ね20代中ごろのときに色々いろんな色恋があってこれよくないなと思ってもうそれを全部やめると。
次付き合った人と結婚するって決めたんですよ。
…でとあるテレビ局の受付にすっごい美人な方がいたんです。
長谷川京子さんにそっくりな人。
1回…1回じゃないな何回かデートを。
あっしたんだ。
したんです。
健全なデートですよ。
舞台見に行ったりご飯食べに行ってみたいなときにまさに一番駄目な自分が出ちゃって。
緊張し過ぎちゃって全然会話が盛り上がらないんですよ。
こっちの方が。
これだけ俺がタイプの人なのにこんな人ともうまくお付き合いできないんじゃどうしようもないなっていうときに今の嫁さんに出会ったんですよ。
まぁ気が楽で嫁さんと。
アハハハハ!何の緊張もなくて。
…でまたねだてにパネラーやってるからリアクションがいいんですよ。
何話しても「アハー!」みたいな「面白い!」みたいになるからこの人は気が楽だなぁ。
一切飾らなくていいんですよ僕が。
唯一素になれる人っていうか。
そう。
それで結婚するんだったらこの人だろうなと思って結婚したんですよね。
今の話を奥さん喜ぶかどうか分からないけどもでもねいいお話ですよね。
うん。
いいお話。
僕もでも何か自分の奥さんに求めるものっていうのは安心感なんですよね。
やっぱ男性ってそうなんですね。
安定が欲しいんですよ。
だから女優さんとか僕は絶対なかったと思うんですよね。
だからそうですよモテないですよ。
いや。
モテないってことはないでしょうけど。
モテないですよ。
だって安心できないじゃないですか。
こんないろんな。
できないもんね。
そう。
こんなさいろんなとこ行ってさカッチョイイ人とさ共演されてさ。
キスしたり何だりね。
キスしたり何だりとかもうヤダもん。
アハハハハ。
俺だから自分の奥さんとかもうホント極論だけど毛むくじゃらでいいと思ってる。
ヤダ!男が寄り付かない…。
ヤダよ。
アハハ!人でいいのよ。
えっ!アハハハ。
実際俺の嫁さんが毛むくじゃらじゃないですよ。
普通の人だけども。
結婚したら例えばねあるとき奇麗になられたら「お前どうした?」と思うもんね。
「何だお前何か最近奇麗になったぞ」「恋でもしてるんじゃないのか?」心配になっちゃうんだ。
心配になっちゃいますよ。
「これじゃいかん」と。
「他の男が寄り付く」と思ったらこっそり何かもうウンコとか付けちゃうもんね。
最低。
「あの子臭い」みたくした方がいいんじゃないかみたいな。
どうですか?今回映画を作って映画のヒットとかね視聴率とか気になりますか?なりますよもうホントに。
もうマジで2回見ました劇場ガラガラっていうのを夢で。
大丈夫大丈夫。
面白い。
ありがとうございます。
いやでもそれぐらいやっぱり。
ホントにまぁ役者さんはじめスタッフの人の努力とか死ぬほど見てるわけじゃないですか。
あれでコケたときってあの時間何だったんだろうなってことになっちゃうじゃないですか。
それはもうバラエティーとかで散々味わってるんで。
ものすごいみんなで努力して「これ完璧。
超面白い」っつって夜うまい酒飲んで「よっしゃ」っていうのが2%で。
アハハハハ。
「はい今回で打ち切りです」
(大泉・柴咲)アハハハハ。
そういう現場死ぬほど味わってきてるから。
恐怖心は捨てられないところですよね。
しかも今回…。
今までだったらねバラエティーに出てる分にはある意味演者じゃないですか。
プロデューサーでもなければディレクターでもない中で。
いよいよ今回監督というね。
もうやっぱりもう。
コケたらあなたのせいですよ。
いや。
それはね思いました。
映画監督ってこんなに偉いのかっていうぐらい全部決めるじゃないですか。
そうですそうです。
そんな俺ねエンドロールのフォントの形とか選ぶと思ってなかったんですよ。
あれを自分で選ぶしとにかく本編はもちろんだけど全部決めるから「あっこれはコケたら監督のせいなんだろうな」って思いました。
もしくは東宝のせい。
どっちかなんですけど。
これねおんなじぐらい主演っていうのもこれ何かもう何かかぶりません?持つでしょ責任感。
私ねそこ考えないようにしてたのか分からないけどホントに聞かれたらあれ今までどうだったんだろうって思う。
あぁ。
うん。
ただでもやっぱり主演はどうしても僕なんかどうしても気にしてしまうし。
それは当然だと思いますよ看板しょってますからね。
やっぱりこの映画ってなったときに主演が一番名前出ちゃうからね。
この映画が駄目だったなっていうときにその主演さんの名前が残ってしまうようなイメージはあるから。
今はたぶんいろんないい作品が来るから。
例えば全然そうじゃないときとかってどうしようもないものたぶん来るわけじゃないですか。
でもその中で評価を得てかなきゃいけないって俺はそっちのがよっぽどシビアな世界だなって思うんです。
そっか。
はい。
だって何かもう与えられた素材が悪いのに「じゃあこれで何か料理してください」って言われても「もう素材が駄目じゃん」まぁね。
僕らは自分でネタ作れるからその素材集めからできるじゃないですか。
だから役者さんってシビアだなって思うんです。
どうするんですか?いまいち本が納得できないときとかって話します?うん。
ただでもそれも一つの感性にすぎないので言うだけ言うし。
「そのせりふとかこの行間とかどう表現するか分からないけど何か変だよ。
ここからこっちに飛んじゃうのって変だよ」とは言います。
うんうんうん。
それは感想を兼ねて。
「でもやる」って言われたら「はいやります」って言うしかないけど。
素晴らしい。
それでもできないって人もいるからね。
「できないよ」で止まっちゃう人もいるけど。
僕もそう思うんですよね。
でもできないったってねぇどうやってできるようにするかしかないわけでね。
そこであんまり自分出してもあんまりよくなかったり。
例えばそれで脚本変えちゃったりとかしてもいい方にあんまり転ばないですよね。
出来上がったものであれ?とかもあるけど。
あれ?こんな編集になっちゃった?とか思うことあるときありますけどそれはもう結果。
うん。
今回はそれだった。
じゃあ次はどういうふうに選ぼうかとか自分の感覚を磨いていくしかないなと思うしどっちに転んでもいい結果を招いてもそうじゃなくても闘い続けるしかないっていうのはあんまり変わらないなと思って。
いや。
これでひとりさんも柴咲さんと話せるようになってよかったですね。
ぜひぜひ。
僕ももうたぶんこれきっかけでプライベートでも全然話せちゃう感じです。
ハハハハハ!おそらく。
もうねここで「はいカットありがとうございました」の後何か見えますよね。
ヘヘヘヘ。
すーっていなくなる。
それでは今日も素晴らしい一日を
たぶん急に「コウちゃん」って呼び始める。
2014/05/18(日) 07:00〜07:30
関西テレビ1
ボクらの時代[字]

大泉洋×柴咲コウ×劇団ひとり

詳細情報
番組内容
これは、毎回、様々なジャンルで活躍する3人が集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組です。出演していただくのは、学者、デザイナー、ビジネスマン、アーティスト、政治家、教師、映画監督、タレント…。一つのジャンルにとらわれることなく、今、旬で話題の人はもちろん、海外で評価を得ている人、大きな発見・発明を成し遂げた人、日本に感動を与えた人…、と多彩な顔ぶれ。
番組内容2
「日本のトップランナー」であり「先駆者」であり「成功者」でもある彼らが、何を語り、何を想うのかが番組の見どころです。また、この番組では司会者をおかず、あくまでゲスト達の、気負わないトークのみで番組を構成します。ある種、原点回帰とも言うべきシンプルな構成で、ゲストの顔ぶれと興味深いトーク内容を楽しむ番組。
日曜朝のリラックスした時間にフィットする、上質の番組をお届けします!
出演者
大泉洋 
柴咲コウ 
劇団ひとり

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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