フィギュアスケートの浅田真央選手(23)が、来シーズン休養することを発表。その真相を、松村未央キャスターが独占インタビューしました。

グリーンのワンピース姿で、いつもの「真央スマイル」とともに現れた浅田選手。
まずは、来シーズンの休養を決断したその思いを聞いた。

(休養の発表に至った一番の理由は?)
ここ最近も、すごく滑ったりしているんですけど、また、ソチのようなシーズンをもう一度、練習も含めてできるかといったら、今はできないと思うので。
気持ちも心も、一度リラックスして、ゆっくり今後のことについて考えていけたらいいなと、今は思っています。

(決めたのはいつ?)
ここ2〜3週間前ですね。
わたし自身、まだ引退といっても、そこまでの決断に、まだ至っていなくて。
でも、今シーズン、もしやるとなれば、今から練習を本格的にしなくては間に合わないと思うので。
そうなると、今からまた、去年のように頑張るということは、少し大変なんじゃないかなと思って。
今シーズンは、とにかく休むという決断をしました。

(同じく休養宣言した高橋大輔選手に相談は?)
大ちゃんが休むという前にも、いろいろ、「疲れたよね」、「頑張ったよね」と話していて。
「大ちゃん、休むって発表したんだ」と言ったら、「そうだよ」と言っていたから。
「真央も発表すると思うから、見とくわ」って言われました。

(プルシェンコ選手もキム・ヨナ選手も、休養後に復帰しているが?)
わたし自身、休んで復活するというのは、したことがないので、わからないんですけど。復活するとなれば、それだけの勇気と覚悟がいることだと思うので。
復帰することは、本当にすごいことだと思います。

浅田選手は、休学していた中京大学に、2014年4月から復学した。
競技からいったん離れ、再びキャンパスライフを謳歌(おうか)している。

(大学で何を学んでいる?)
体育学部なので、いろいろ、心理学とかスポーツの歴史とか、あとロシア語とか。

(面白いと思った教科は?)
心理学は面白いですね。
今まで、スケート中心の生活で、スケートがメーンで、ずっと生活してきていたんですけど、今は大学がメーンで、空いている時間で滑るという、全く新しい生活なので、そういった意味では、すごく楽しいし、すごく新鮮な気持ちですね。

「スーパーニュース」のLINE公式アカウントで募集した質問を、直接本人に聞いた。

(スケートの次に上手なものは)
魚食べるの上手です。
焼き魚をきれいに食べるのが上手。

(小さいころから?)
はい。お店の人に、すごくほめられます。
「すごいね」って言われます。「こんなところまで食べちゃうんだ」って。

(今、一番ハマっていることは?)
朝、フレッシュジュースを飲むことです。
きょうの朝飲んできたのは、豆乳とバナナと、パイナップルと小松菜と、ほうれん草とニンジンです。
2週間くらい続いてます。

(一番好きな「ゆるキャラ」は?)
ふなっしー。...って、ゆるキャラですよね?

(どんなところが好き?)
う〜ん、ふなっしーのほかに、あんまり思い浮かばないんですけど。
ふなっしー、よく見かけるので...。

スケートを始めた時は5歳だった浅田選手も、現在23歳。
大人の女性としての「結婚観」について、語ってくれた。

(恋はしていますか?)
恋はしていません。

(姉妹で恋愛の話はする?)
恋愛というか、将来の話はします。

(理想の結婚像は?)
家庭は欲しいなって思います。

(どんな家庭がいい?)
う〜ん、幸せな!
子どもは欲しいなって、やっぱり思います。

(今はイメージできますか?)
イメージしてます。
いつになるかわからないですけど、そういう夢もあります。

浅田選手は、休養に入る前、7月に長野で開催されるアイスショー「ザ・アイス」に出場する。
カナダで新しいプログラムを作り、ファンに披露する予定。
浅田選手は「たくさんの方に、見に来てもらえたらいいと思いますし、被災者の方も招待するので、また1つ、いい思い出になって、楽しんでもらえたらいいなと思っています」と話した。