報道ステーション SUNDAY 2014.05.18

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫おはようございます。
≫「報道ステーションSUNDAY」です。
この週末ショッキングなニュースが入ってきました。
数々のヒット曲で知られるCHAGEandASKAのASKA容疑者が覚せい剤所持の疑いで逮捕された事件でつい先ほどですが身柄が検察に送られました。
≫絶頂期の人気ぶりは事件であり芸能史においては伝説でさえあった。
≫まばゆいスポットライトに向かってこぶしを突き上げた希代のヒットメーカーは…。
≫車が出てきました。
ASKA容疑者が送検されます。
≫先ほどカメラのフラッシュの中検察に身柄を送られた。
東京・江東区の湾岸警察署。
シルバーの車の後部座席の真ん中に座った男。
黒っぽいシャツ黒縁の眼鏡をかけた表情はどこかうつろだった。
覚せい剤を隠し持っていた疑いで逮捕されたCHAGEandASKAのASKA本名、宮崎重明容疑者だ。
事件は、芸能界のみならず現代日本の暗部さえ浮き彫りにする。
≫眼鏡をかけて前をまっすぐ見つめています。
≫前を向いてはいる。
では視線の先に何が見えているのか。
逮捕に至る詳細な経緯は今のところ明らかになっていない。
ただ、1つの事実は昨日の朝、容疑者が突然警視庁の捜査員から任意同行を求められたことだ。
≫午前7時半ごろ東京・南青山のこちらのマンションから歌手のASKAこと宮崎重明容疑者が1人で出てきたところ捜査員から任意同行を求められました。
その際、非常に落ち着いていて素直に従ったということです。
≫警視庁によるとASKA容疑者はそのときややろれつが回らない状態だったという。
逮捕は午前10時前。
ASKA容疑者が先月6日と12日ごろ2回にわたり東京・港区のマンションの部屋で少量の覚せい剤を所持していた疑いがあるとしている。
そのマンションの部屋に住んでいたのが知人の女会社員の栩内香澄美容疑者37歳だった。
ASKA容疑者と一緒に覚せい剤を所持していたとして栩内容疑者もやはり逮捕された。
≫取り調べにそう述べたという栩内容疑者。
一方…。
≫宮崎容疑者は現在こちら東京湾岸警察署で取り調べを受けています。
容疑者は覚せい剤について私は今まで覚せい剤を所持したことはありませんと供述しているということです。
≫ASKA容疑者も容疑を否認。
しかし警視庁がASKA容疑者の尿を調べたところ覚せい剤の使用を示す陽性反応が出たという。
これは一体どういうことなのか。
昨日、関係先数か所で行われた家宅捜索。
≫東京・目黒区にあります宮崎容疑者の自宅では、現在、家宅捜索が行われています。
中からは複数の薬物と吸引器具のようなものが押収されたということです。
≫ASKA容疑者の自宅からは十数回分の使用量に当たる覚せい剤をみられる粉末のほか合成麻薬MDMAとみられる錠剤などが見つかったことがわかった。
粉末などは、袋や箱に入れられ書斎の引き出しの中などにあったそうだ。
チャゲ&飛鳥としてのデビューは35年前の、1979年。
ファンにとってそれ以降の活躍について多くの説明はいらないだろう。
≫1990年代以降スマッシュヒットを連発。
CDセールスでは記録的な数字をたたき出した。
≫これはデビュー20周年を迎えてのインタビューだ。
≫結局、2009年にデュオとしての活動を一旦休止。
去年、ようやく再開を発表するもASKA容疑者の体調不良を理由に予定されていたライブは延期となった。
その2か月後の去年8月だった。
週刊誌にこの記事が掲載された。
ライブ延期の真相として覚せい剤の使用疑惑を報じた。
週刊誌の担当記者に昨日話を聞いた。
≫このときASKA容疑者はホームページで疑惑を否定。
週刊誌のインタビューにも答えもらって飲んだのは鎮痛剤の一種だと主張した。
≫ASKA容疑者本人が疑惑を否定する一方所属事務所の対応は違った。
週刊誌の報道以降容疑者の活動を自粛した。
実はそうした中、警視庁はある情報を入手していた。
ASKA容疑者が覚せい剤を所持しているというものだった。
内偵を進めるうち栩内容疑者の部屋へ頻繁に通っていることを突き止めた。
そして逮捕容疑となった先月6日と12日。
部屋に覚せい剤があったという証拠を関係先の調べで得る。
更に、当時、この2人しか部屋に出入りしていないことを確認。
容疑を固めた。
ここに、先月ファンクラブの会員に配られた会報誌がある。
そこでASKA容疑者は近況を報告している。
≫今後、もし浅田真央ちゃんに会う機会があればソチオリンピックのときのあの精神力について談義してみたいと思います。
≫CHAGEさんのコメント。
≫東京湾岸警察署から最新情報を伝えてもらいます。
猪ノ口さん、お願いします。
≫ASKA容疑者は、先ほど午前8時半ごろにこちらの東京湾岸警察署から送検されました。
その際黒っぽいシャツを着ていて眼鏡をかけていてそして、正面を向いていましたが少しうつろな表情に見えました。
そして新たにASKA容疑者が任意同行された際の詳細なやり取りが入ってきました。
捜査員が聞きたいことがありますと声をかけるとASKA容疑者はどんなことについてですかと答えたということです。
昨日の警視庁の家宅捜索でASKA容疑者の自宅からは十数回分の使用量に当たる覚せい剤とみられる粉末や合成麻薬MDMAとみられる錠剤など複数の薬物が見つかっています。
その錠剤の数が100錠以上に上っていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
これらは、家族に見つからないように袋や箱に入れられ1階のASKA容疑者の書斎の引き出しに隠してありました。
逮捕後の検査でASKA容疑者の尿からは覚せい剤とMDMAの陽性反応が出ていることからある捜査幹部は我々の取材に対しASKA容疑者が複数の薬物を日常的に使っていた可能性があると話しています。
警視庁は今後、歌手であるASKA容疑者がどのようなルートで覚せい剤を入手したのか携帯電話やパソコンの使用履歴などを解析し調べる方針です。
≫それではこれまでの動きをまとめます。
まず、昨日の朝7時半ですねASKA容疑者、任意同行を求められました。
その際は非常に落ち着いた様子で素直に応じたということですが警視庁によるとその際、ややろれつが回らない状態だったということです。
9時48分には東京湾岸署にて逮捕されました。
容疑は4月6にと12日ごろに港区のマンションで少量の覚せい剤を所持していた疑いがあると。
尿検査を行ったところ陽性反応が出たということなんですね。
つまりは所持していただけではなくて使用していた疑いも出てきています。
正午を回りまして12時28分に容疑者の知人の女栩内香澄美容疑者が逮捕されました。
このあとに栩内容疑者の自宅港区マンションに家宅捜索が入ったんですがこの港区のマンションというのは覚せい剤を所持していた疑いがあるマンションでもあり昨日の朝、ASKA容疑者が1人でマンションを出てきたところ任意同行を求められたそのマンションと同じマンションです。
午後になりましてASKA容疑者自宅の家宅捜索がありました。
ここで押収されたのが覚せい剤とみられる粉末など、これは十数回分の使用量だったと。
最新情報で今中継で入っていましたがほかには合成麻薬MDMAとみられる錠剤など複数の薬物が100錠以上見つかったというのもわかっています。
2時間ほど前、送検されましたが容疑についてASKA容疑者は私は今まで覚せい剤を所持したことはありませんと否認しているということです。
≫現状も否認を続けていてただその尿からは陽性反応が出ていると。
本当になんでこんなことになってしまったのかという思いですよね。
最新情報を含めましてこのニュースに関してはのちほど詳しくまた、お伝えしていきます。
この1週間なんですが安倍総理の会見を受けまして集団的自衛権に関して議論が活発化しています。
そうした議論に非常に大きくかかわるニュースなんです。
こちら、ご覧ください。
まずベトナムです。
このベトナムでは中国に抗議する群衆が暴徒化しまして大変多数の死傷者を出している騒ぎになっています。
そのきっかけはなんだったかというと南シナ海の西沙諸島なんですがここの石油開発をめぐって両国の艦船が衝突をしたということでした。
更にもう1つ、こちらです。
フィリピン。
フィリピンでも反中デモが起きているんです。
これなんですがその背景というのは新たな火種なんですがこちらなんですね。
これ、フィリピンが領有権を主張している岩礁なんですが、たくさんの砂で埋め立てられているんです。
実は中国がここに滑走路を作るなど要塞化を進めていることが明らかになりました。
≫ベトナム沿岸警備隊にANNのカメラが同乗した。
領有権をめぐって中国と争う南シナ海の西沙諸島。
数十隻の中国船が展開し緊張した状況が続いている。
≫12日には中国の監視船がベトナム船に激しく放水。
≫現場海域ではこうした衝突が繰り返されている。
中国側はベトナム船が衝突してきたと反論しているがベトナム国内では反中感情がエスカレートしている。
≫こちらは日系企業の工場です。
ご覧ください。
玄関の窓ガラスが粉々に破壊されていまして床一面に破片が広がっています。
≫中国に抗議するデモは一部で暴徒化し多数の死傷者を出した。
更に…。
≫反中デモはフィリピンにも飛び火した。
ベトナムと同じく南シナ海で中国と対立しているが新たな火種が持ち上がったのだ。
それが…。
中国が実効支配する南沙諸島のジョンソン南礁。
去年、撮影された写真ではコンクリート造りの構造物1つしか確認できなかったが今年2月には、大量の砂が搬入され陸地が拡大しているのがわかる。
≫これは、先月沖合から撮影されたジョンソン南礁。
中国海軍の軍艦が護衛する中作業船や複数の重機が要塞化を進めているのがわかる。
≫これに対し、中国政府は…。
≫膨張する中国の動きにフィリピンはアメリカとの軍事同盟強化で対抗しようとしている。
南シナ海で高まる緊張。
それは日本の集団的自衛権をめぐる議論の行方にも大きくかかわってくる。
≫日本を取り巻く安全保障環境の変化を集団的自衛権行使容認を目指す理由とする安倍総理。
その行使は限定的だというが歯止めが利かなくなる懸念もある。
≫そもそも集団的自衛権とは直接、攻撃を受けなくても他国を守るために紛争に参加することだ。
仮にアメリカなどからの要請で南シナ海に自衛隊が派遣される事態はあり得るのか。
≫南シナ海の緊張が高まる中日本では、その安全保障をめぐって大きな転換をするということが発表されました。
この集団的自衛権の行使ができるように憲法解釈を変更するということですが集団的自衛権という言葉だけでもどうもとっつきづらい。
なんだかよく理解しづらいという方も多いので、そもそも富川さんお願いします。
≫自衛権というものには集団的自衛権と個別的自衛権があります。
これをいつも後藤さんが使っている劇場をお借りして説明させていただきます。
まず個別的自衛権というのはどんなものなのかといいますとある国が、日本に対して直接攻撃してきました。
日本は自分を守るために反撃します。
こういったことは自分たちが守るために攻撃をしていい。
これが、憲法でも認められている個別的自衛権なんですね。
集団的自衛権というのはどういうものなのかといいますと今度はアメリカのような例えば同盟国が攻撃されたとき。
日本は攻撃されていなかったとしてもアメリカを守るために反撃するようにできると。
これが集団的自衛権の行使ということなんですね。
そこで、これは憲法ではもちろん認められていないんですがそこで、安倍総理は木曜日にこういった憲法の解釈を変えて集団的自衛権を行使できるようにしたいという政府の考えをここで示したわけなんです。
では、なぜ安倍総理そこまで、集団的自衛権の行使にこだわるのか。
会見ではこういったイラストを使って説明したんですね。
こんなケースを強調したんです。
まずこちらで戦争が起きてしまった場合にこちらに住む日本人をアメリカが助け出して軍艦などで運ぶとします。
ただこの輸送艦自体が攻撃されてしまう。
そのとき、アメリカの政府は日本政府に対して助けてくれという要請を出したとしても日本は、守ることはできません。
そこで、集団的自衛権を行使できるようにすることによって自分たちが攻撃されていなくても相手国に反撃することができるようにしたいというのが安倍総理の考えなんですね。
では当のアメリカはこの総理の考えをどのように捉えているんでしょうか。
軍の当事者を直撃しました。
≫政府が集団的自衛権の行使容認に意欲を見せた翌日北海道函館市に巨大な軍艦が現れた。
≫こちらがアメリカ軍のイージス艦シャイローです。
これ、ものすごく大きくてやはり威圧感が漂っています。
そして、ご覧ください。
あちらには砲台も見えます。
物々しい雰囲気が漂っています。
≫航空機や艦船潜水艦を攻撃するためのミサイルを装備しイラクの自由作戦に参加するなど最前線で海上防衛を担う。
今回、特別にその内部を撮影することが許された。
≫こちらの目の前に見えているここ全体がいわゆるミサイルの発射システムになります。
≫主要装備の垂直発射システム。
1秒に1発程度の発射が可能だ。
更に…。
≫敵国から飛来する弾道ミサイルを迎撃するシステムも併せ持つ。
要となるのがこの板状のレーダーを使って高度な情報処理を行うイージスシステムだ。
100以上の目標を追尾しながら同時に10か所以上を攻撃できるといわれている。
イージスシステムは自衛隊との共同作戦を容易にする。
司令室に集められた情報を日米が共有しレーダーや兵器を連動させた攻撃が可能となるのだ。
最前線で戦うアメリカの現場責任者は集団的自衛権に対する政府の見解について…。
≫集団的自衛権の行使容認を検討するため与党協議に入ることを表明している安倍総理。
しかし、昨日、連立を組む与党、公明党の山口代表は改めて慎重な姿勢を見せた。
≫更に自民党内からも…。
≫日本にはいろいろな課題があってもちろん経済とか大きな課題がありますが公明党も慎重姿勢。
自民党内にも慎重の声がある。
なぜ、ここまで安倍総理は、この集団的自衛権に今こだわっているんでしょうか?≫昨日、実は菅官房長官にもう一度、改めてそれを問いたいと電話でお聞きしたんですが3点言っていました。
1つは、第1次安倍政権でこれに取りかかったけれども不本意に退陣をしてしまったと。
その自分のレジームからの脱却。
大きなシステムをもう一度回したいというのが1つ。
それから2つ目が中国の軍事的台頭。
この10年間に4倍の軍事力を増強している。
日本はこれに対して0.8%増やしたけれども今後社会保障費の増大を考えるととてもそこまでいかないと。
やはり集団的自衛権の行使ということで抑止力を高めたいんだと。
それからもう1つ小泉政権5年5か月。
安倍総理は副長官をやり幹事長をやり官房長官をやりましたね。
その間に9・11同時多発テロあるいはイラクのイラク戦争などつまりアフガンへの艦船の派遣、イラクへの陸上自衛隊の派遣。
これは非常に泥縄的に行われた。
システムができていないとそれをやりたいということですがあと私はもう1つあると思うんです。
今の政治環境。
安倍総理は非常に支持率で一強他弱といわれていますね。
来年以降、統一地方選挙がある消費税が10になるかもしれない総裁選もある。
更に翌年、衆参の国政選挙が両方ある。
この局面しか安定的に長期の視点に立ったものができるのは今しかないというのが安倍さんの気持ちだと思うんですが。
菅官房長官が言った抑止力が高まるかどうかというのはここはまだ我々にもはっきり見えてこないんですね。
≫それを行使する容認することによってもしかしたらば地域リスクが高まる可能性もあると指摘する方もいますからね。
≫ですからそこはぜひ議論を深めてもらいたいし。
これまでずっと封印してきたことを一気に1つの内閣で変えられるかどうか。
安倍さんご自身、5月15日がお父様の命日だったんですね。
我々、毎年集まるんですが。
そこで、あのパネルは自分が作ったんだという非常に強い思い入れがあるのはわかるんですが思い入れだけでこういう大きな転換をしていいのかという問題がずっと残りますよね。
≫国内の今、後藤さんがおっしゃったようないろいろなこととか、あるいは日本をめぐる安全保障の変化をお話されましたけど星さんは、どのように?≫大きく分けると2つありますが1つはやっぱりなんといっても、この間大きな尖閣問題ですね。
尖閣で、アメリカのオバマ大統領が一応日本を支持しますと。
安保条約の対象範囲だといいましたので尖閣でアメリカが場合によっては中国に対して向き合ってくれるということであればほかでもきちんと日本は集団的自衛権でアメリカのお手伝いをしましょうというそういうバーターを考えましょうというのが1つ。
それから日本とアメリカで軍事オペレーションの共通ルールガイドラインっていうんですけど年内に新しいのを作りましょうというのがありますからそれに向けてタイムリミットが迫ってきているなというのが2つ。
それから、もうちょっと大きい視点で見ますとやはり安倍総理はここで戦後体制に実務的な法律の改正とかグレーゾーンの問題とか意外と地味な話の積み上げだけじゃなくて自分はやっぱり戦後体制に自民党のリーダーとして風穴を開けたんだと戦後体制を見直したんだということの1つの大きな実績作りをやりたいと。
おそらく安倍さんは来年の自民党の総裁選挙で再選できたらそのあとは今度、本格的に憲法改正に取り組もうとしていますから憲法改正のこの第1弾というところもありましてそういう意味では安倍さんのある意味では非常に政治スケジュールということですがそれを我々も安倍さんがかなりそういうプランを立てている一種の動きのスタートだと認識したうえできちんとこれに対して反論したり議論していく必要がありますしやっぱり野党の非常に大きな責任だと思いますね。
≫お二人の話からも安倍総理の強い思いは伝わってきますが逆に言うと憲法の解釈の変更というとほかの全く違う考えの政党がついたときに毎回解釈の変更で日本の集団的自衛権に関して変わってきてしまうということがありますね。
≫それと理論的支柱といわれている高村正彦副総裁。
この方も平和維持のためには抑止力に加えて平和外交の展開というのも言っています。
そのために日中の外交関係を、どうこれからうまく運んでいくか。
そっちのほうがより重要な可能性だってあるわけですね。
≫こうしたさまざまな疑問があるんですが実は私、こうした疑問を安倍総理のブレーンに伺ってきました。
≫元外務官僚の岡崎久彦氏。
集団的自衛権の行使容認を報告書で示した安倍総理直属の有識者会議安保法制懇のメンバーの1人だ。
≫集団的自衛権っていうのはやっぱり、日本が自分たちが攻撃されていないのに全然関係ないところで巻き込まれていって例えば戦争とか争いに。
それで日本人の自衛官が血を流すんじゃという不安感だと思うんです。
≫決めるときにくだらない議論で手足を拘束されないようにする。
つまり、権利があるけど行使できないから行使できないとかね。
そんなことで国の利益を誤ったら大変ですからねこれは集団的自衛権は権利であって義務じゃないですから。
何かあったら戦争しなければならないということじゃないから。
するかどうかは総理が決める。
それ以外ないです。
≫可能性として、選んだ総理がもし決断をしたらば日本人の自衛官が、血を流す可能性もあるということですか。
≫そのとおりです。
≫こんなに政府が自信を持って国民の安全を守るためにやりたいんだっていうのならばなんでそれを国民に憲法改正の手続きをとらないんですかって。
≫きちんとってね。
じゃあ、あなたやってみてくださいそう言うなら。
憲法改正やってみてください。
≫岡崎さんは憲法改正を…。
≫できないですよ。
≫なんでできないんですか?≫3分の2を集めるなんて大変ですよ、そんなこと。
憲法改正ができるならとっくに変えてますよ。
最高裁がそれでいいって言ってるんだから。
憲法解釈というものはね憲法にちゃんと書いてある。
誰が持ってるかと。
これは最高裁なんです。
最高裁が最終判断の権限を持つってちゃんと書いてある。
だから、最終判断をするのは国民でもないし国会でもないしまして憲法学者でもないし。
まして政府の役人である法政局でもない。
最高裁なんです。
最高裁の判断が最終判断になる。
それは砂川判決ってものがありましてね。
そこで砂川判決が出るんです。
≫砂川判決とは1959年に出された最高裁判決のこと。
この中で日本は平和と安全のため自衛権を行使することは当然のこととした。
ただ、この判決が指す自衛権は集団的自衛権まで含めたものではないとの意見もある。
≫いかなる憲法解釈も砂川判決にはかなわない。
だって憲法に書いてあるんだもん。
みんな憲法を尊重するって言ってるでしょ。
みんな憲法をも守るなら最高裁のとおりにしなくてはいけない。
≫今回、安倍総理が会見で、いろいろパネルで説明された1つの例として邦人を輸送するときのアメリカの船の防護についてということなんですよね。
こういうことに関してもそれに対して公明党の山口代表がこれまでの政府の言ってきた考え方でも対応できると、個別的自衛権でも対応可だから、なんでわざわざ集団的自衛権に憲法解釈を変えるのかと。
≫結局ね、山口さんの言ってるのはその場で守ろうって言ってるんでしょ。
日本人は。
そんなの、同じですよ政府と。
法的にどんな小理屈をつけようと小細工をしようと日本人を守る気があるなら山口さんは政府と同じこと言ってるんです。
≫個別的自衛権でそれはできるじゃないかと言っている例が多かったので本当にね、集団的自衛権が必要とされるほかの例ってないのかなと。
例えば、安保法制懇で話し合われたような想定される一番危うい事態っていうのは…。
≫共同で行動するとならない限り日本の安全は今、考えられない。
日本はアメリカ1人で守れないもん。
一番の問題は日米同盟が危険にさらされたときですよね。
≫それが一番怖いですよね。
≫集団的自衛権の行使容認をめぐっては火曜日から与党協議が始まります。
これからもいろいろな方のところに行って、お話を伺って番組でもお伝えしていきたいと思っています。
≫続いては、なぜ手を出してしまうんでしょうか。
そして、なぜ断ち切ることが難しいんでしょうか。
改めてASKA容疑者が覚せい剤を所持していた疑いで逮捕された事件についてお伝えしていきます。
今、新たな情報が入ってきました。
ASKA容疑者の自宅から尿の中に含まれる覚せい剤を自分で検査できる器具が複数見つかっていたことがわかりました。
この器具は警察や病院で使われるもので一般には入手できないものだということなんです。
警視庁は自身に捜査が及ぶのを恐れたASKA容疑者が自宅で検査していたとみています。
ASKA容疑者の自宅から尿の中に含まれる覚せい剤を自分で検査できる器具が複数見つかっていたことがわかったという情報が入ってきました。
ここでASKA容疑者の年齢に注目していただきたいんですが現在、56歳なんですね。
年間で、今覚せい剤で検挙されているのが1万人以上いるんですが実は、50代というユーザー使用者が増えているんです。
一体なぜなんでしょうか。
≫午前8時20分過ぎです。
車が出てきました。
ASKA容疑者が送検されます。
3台の車列が組まれています。
ASKA容疑者を乗せた車が警察署を出ます。
≫小学校の校長に警察官看護師と違法薬物の汚染禍は昨今も収まることはない。
覚せい剤をめぐっての検挙者数は長期的には若干の減少傾向だが依然として年間1万人を超えている。
しかし、注目すべきはその年代だという。
≫使用すると、社会的信用や周辺の人間関係を失う一方で断ち切るのが難しいとされる覚せい剤。
厚生労働省も、その理由とともに一度手を出すと断ち切ることが難しいと警鐘を鳴らしている。
≫所持や使用といった覚せい剤取締法違反では懲役10年以下の罰則が科せられる。
≫ASKA容疑者の生活にも覚せい剤が入ってきてしまっていたとなってしまうんでしょうか。
≫CDの総売上が3000万枚以上という日本だけではなくて海外でも、絶大な人気を誇ったASKA容疑者がなぜ覚せい剤に手を出してなぜ逮捕ということになったんでしょうか。
≫昨日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたCHAGEandASKAのASKA容疑者。
≫独特の粘り気のある声豊富な声量。
CDの総売上3000万枚以上という金字塔を掲げ音楽業界でも希代の天才と呼ばれた男が一転疑惑の底に。
≫午前8時20分過ぎです。
車が出てきました。
ASKA容疑者が送検されます。
≫ASKA容疑者逮捕の一報に昨日行われた「ザ・レジェンド・プロアマトーナメント」に出場した芸能人からも驚きの声が。
≫そして、長年コンビを組んできたChageさんはこうコメントした。
≫ASKA容疑者に一体何があったのか。
≫トップランナーとしての苦悩。
なぜ、ASKA容疑者は逮捕されるまでに至ったのか。
≫中学の同級生だったChageさんとチャゲ&飛鳥を結成したASKA容疑者。
1979年にデビュー。
その後、スターダムにのし上がっていく。
≫当時のキャッチコピーは「九州から大型台風上陸!熱い喉が衝き叫ぶ!」。
当時から、ASKA容疑者の歌唱力は注目を集めていた。
≫デビュー当時のことについてASKA容疑者自身はこう語っていた。
≫そして、91年ASKA容疑者の歌詞に込められた独特の世界観が人々の心をつかんだ。
≫「SAYYES」は人気ドラマの主題歌にもなり282万枚という空前のヒットを飛ばす。
更に…。
2年後の「YAHYAHYAH」も200万枚を超すセールスを記録。
長者番付にもたびたびランクインするなどトップアーティストとしての地位を不動のものにする。
更に韓国や中国などアジアを中心にツアーを行うなど海外でも人気が高い。
だが、こうした華々しい活躍の一方で悩みも抱えていたという。
≫楽曲作りへの悩み。
CHAGEandASKAとしての活動は次第に縮小。
売り上げ枚数も激減していった。
2009年CHAGEandASKAは活動を休止。
そして我々が数年後目にしたのは衝撃的な記事だった。
去年発売の週刊誌でASKA容疑者の薬物疑惑が報じられたのだ。
当時、ASKA容疑者を取材した記者は…。
≫一方、ASKA容疑者はこう反論した。
≫今年4月にはファンクラブ会報で復帰に向けた最新の姿が公開された。
だが、その矢先…。
≫後部座席の真ん中に、ASKA容疑者の姿が確認できました。
ASKA容疑者を乗せた車が警察署を出ます。
≫実は96年には著書の中でこんなことを語っていた。
≫それから少したって彼が入院したことを知った。
覚せい剤中毒であった。
あの日、やせたなって思ったことがあたっていた。
もう戻れんなというひと言が頭の中で何度も繰り返された。
≫なぜASKA容疑者は嫌悪感を持っていたはずの薬物を所持していた疑いで逮捕されたのか。
調べに対し容疑を否認しているという。
≫ASKA容疑者は今朝8時半身柄が検察に送られました。
さて、続いてなんですがかなり、この1週間多くの場所で暑い日も増えてきました。
夏の電力需要も気になってくるところなんですが今日、大阪で巨大な太陽光パネルが稼働したんだそうです。
現場に矢島さんがいます。
矢島さん。
≫大阪市の湾岸エリアに来ています。
私の周りには、おびただしい数の太陽光パネルが並んでいるわけですが実は、これ昨日から稼働が始まったばかりの中国製の太陽光パネルなんですね。
大体、この周りには6000枚ほどの太陽光パネルが並べられているわけなんですが最大出力は2メガワットというメガソーラーです。
このメガソーラー上海電力という会社が中国の国家戦略の1つとしてチャイナマネーを投入してできたものなんですね。
このプロジェクト日本にとっては黒船となってしまうんでしょうかそれとも再生可能エネルギーの救世主となるんでしょうか。
≫福島県南部人口およそ2万人の西郷村。
≫そこはバブル時代にゴルフ場などに開発予定だった山林。
荒れ地となった土地が東京ドーム12個分買い占められていたのだ。
中国の電力会社が村で事業を始める。
そう、村に情報提供があったのは今年1月のこと。
登記簿を調べた役場は驚いた。
買い占めていたのは上海電力日本株式会社。
住所は、東京・丸の内。
聞いたこともない会社だった。
≫国土利用計画法では一定規模以上の土地を売買した場合届け出義務がある。
だが上海電力側から村への届け出は一切なかった。
連絡を受けた県がその会社に連絡。
すると社長を名乗る人物が村までやってきた。
そして初めて村に事業内容を報告した。
≫計画は本当なのか。
チョウ社長は事業の正当性を主張するため取材を受けるという。
我々は大阪湾に面した埋め立て地に向かった。
福島のケースと同じく開発が進まず手付かずとなっていた土地。
ここで第1号メガソーラーの地鎮祭があるという。
そしてチョウ社長が現れた。
日本で、27年間ビジネスをやってきたというチョウ社長。
その人脈を買われ上海電力にスカウトされたという。
続いて車から現れたのが中国の親会社上海電力のリュウ社長。
2人はそろって建設予定地へと向かった。
≫上海電力は今回日本の企業と合同会社を設立。
大阪市から土地を借り一般家庭700世帯分の電力のメガソーラーを建設。
売電価格は年間およそ8000万円を見込む。
≫会場では大使館や中国銀行など中国の関係者が多くを占めていたが意外にも地鎮祭は日本式だった。
≫出資者に徹して中国色は出さない。
これが、彼らのやり方だという。
≫パーティー会場に移り祝杯をあげた上海電力。
≫発言はここで顧問弁護士によって遮られた。
人口およそ2300万人中国最大の都市、上海。
上海電力とは一体どんな会社なのか。
≫ここが、上海電力の本社です。
上海電力は中国で初めて発電所を造った会社で100年以上の歴史があります。
≫上海電力は1882年に創立。
発電設備の容量は日本の北陸電力とほぼ同じ。
だが、日本と決定的に違うのはその親会社の存在だという。
≫中央企業とは中央政府が直接、管理・監督する国有会社のこと。
上海電力は、この親会社の信用力を持つことで巨額の資金調達が可能になっているという。
一方で、中央企業には中国ならではの義務もある。
≫この上納金が、企業トップの人事評価につながるため電力会社はより多くの利益を求め海外に進出しているという。
上海電力の場合オーストラリアなど5か国に進出してきたが国土が狭く立地条件の悪い日本に進出した狙いは…。
おととし始まった再生可能エネルギーの全量買い取り制度。
国は企業の参加を促すため1キロワットあたり40円というドイツの倍以上の価格で20年間の買い取りを保証した。
その後、国はおよそ原発28基分の太陽光発電を認可したが資金が集まらないなどいまだ稼働していない部分が8割以上だ。
そんな中、上海電力の狙いは…。
≫東京駅前にそびえ立つ高層ビル。
今年1月に開設された上海電力日本株式会社。
その戦略会議の撮影を許された。
チョウ社長と、中国人技術者が話し合っていたのは次の壮大なメガソーラープロジェクト。
≫出力48メガワット。
その規模は、今年2月ソフトバンクなどが建設した本州最大級のメガソーラーに匹敵。
そんな巨大事業に日本に上陸して数か月の企業が着手するという。
そして日本に持ち込まれるのは低価格が売りの中国製品だ。
≫開設から4か月。
猛スピードで開発を進めることに地元の反発はないのだろうか。
≫チョウ社長は次の地鎮祭には地元の市長も出席すると得意げに参列者の名簿を見せた。
≫栃木県の東部中国の上海電力が計画するメガソーラーの建設予定地に向かうと…。
≫地元の運転手も知らぬ間に立てかけられた発電所の看板。
そこは、廃業したゴルフ場だ。
地鎮祭に集まっていたのは不動産関係者。
2年ほど塩漬けとなっていた土地にチャイナマネーが舞い込み急遽、契約を結ぶことになったという。
≫上海電力側によれば設置予定のパネルはおよそ16万枚。
一般家庭1万5000世帯分を発電し、売電価格は年間20億円以上を目指すという。
またゴルフ場の斜面には桜を植えクラブハウスは太陽光の研修センターにして地域に貢献したいという。
≫パーティー会場では日中友好の証しとして共同演奏会も開かれ地元の有力者も出席。
上海電力の日本進出を歓迎した。
≫だが、会場に市長の姿はなかった。
上海電力側は大規模開発に必要な事前協議を済ませておらず出席を見送ったという。
この日、初めて上海電力の存在を知らされた自治会の幹部は…。
≫メガソーラーを所管する経済産業省はこうした外資の参入をどう考えるのか。
≫そして今朝、お披露目された上海電力が出資する第1号のメガソーラー。
果たして太陽光エネルギー発展の救世主となるのかそれとも電力業界に押し寄せる黒船ならぬ赤船なのか。
≫先ほどから上海電力の会長らも出席してこのメガソーラーの完成式典というのが行われています。
式典にはふさわしいくらい本当に日差しが強いわけですが実はこうした動きというのは中国だけではありません。
韓国やアメリカといった国もやはりこの売電価格が高いということが魅力なんでしょうか参入の計画が進められています。
じゃあ日本はどうなのかといいますと発電能力で考えますと原発28基分の計画があるということですが実際に稼働しているのはそのうちの2割にとどまっているということなんですよね。
≫政府は買い取り制度というのを推進しているんだけどもなんで矢島さん、2割ぐらいしか稼働しない状況なんですか?≫実は、この制度が始まった当初というのは書類さえ整ってしまえば認定が下りてしまうというケースがあったそうなんですね。
ですから例えばこうした土地が確保されていなくても認定されてしまうというずさんなケースもあったそうなんです。
そして、もう1つ考えられるのがブローカーの暗躍ということなんだそうでして事業の認定を受けてしまいますと電力を売る権利というのが20年ついてくるそうなんです。
このブローカーは高い価格での転売を狙っているために計画がなかなか進まないということが考えられます。
≫そういうことなんですね。
政府のエネルギー計画と実態というこのギャップを埋める具体策というのが本当に早く取り組むことが必要だと感じます。
続きましては竹内さん。
≫朝日新聞のインターネットサイト朝日新聞デジタルでこの1週間アクセスされた数が多いものをご紹介してまいります。
まずは10位と9位のニュースからお伝えします。
ラーメンニューヨーカーを魅了。
≫アメリカ・ニューヨーク。
6年前にオープンした日本ではおなじみのとんこつラーメン店一風堂では連日、多くの地元客でにぎわっています。
≫今年3月ニューヨーク・タイムズ紙が1面を使ってラーメン特集を組み今や50店舗以上もあるというラーメン店をランキング形式で紹介するなど、空前のブームを迎えているんですね。
ご存じでしたか。
ただ驚くのがラーメンの値段なんです。
一風堂では安くても1杯の値段はおよそ1200円。
高いものであれば、チップ込みで2000円以上になる商品もあるんです。
≫やっぱりチップがあるんですね。
≫なぜ高くてもニューヨーカーに受け入れられるのでしょうか。
≫続いて8位は梅田スカイビル外国人ラッシュ。
大阪駅のほど近くにある梅田スカイビルなんですがご覧のように建物が非常に特徴的でして空中庭園にある展望台からは大阪の街が一望できるということで大人気。
このビルに今、世界中から観光客が殺到していまして年間25万人にも及んでいるということです。
≫外国人の方なんですね。
≫こちらがそのタイムズ紙なんですね。
今から6年前に世界の建物トップ20という記事が掲載されましてギリシャからはパルテノン神殿オーストラリアからはシドニーオペラハウスといったように世界遺産となっている建物が多く紹介されていたんです。
なんと、そこに梅田スカイビルが日本から唯一紹介されたということです。
その魅力についてこう語っています。
≫アドレナリンが出るという。
だからかはわからないですが若者たちのデートスポットとして人気なんです。
≫逆輸入な感じですね。
≫行ってみたい。
≫長野さん、ぜひ。
続いて3位はこちらです。
バーベキューの木炭捨てた疑いで逮捕。
山林火災。
≫激しく燃える炎。
今月11日、兵庫県赤穂市で山火事が発生。
怪我人はなかったものの東京ドーム15個分となるおよそ70ヘクタールが焼失しました。
その原因とみられているのがバーベキューで使った木炭の不始末。
警察は家族でバーベキューをしていた会社員を逮捕しました。
山火事を起こせば故意でなくても50万円以下の罰金が科せられます。
重大な過失があった場合には数千万円の損害賠償を求められる可能性があるんです。
バーベキューがしたくなるこの時期ですけども皆さん、木炭の正しい処理法をご存じでしょうか。
意外と知らない方多いかもしれませんね。
日本バーベキュー協会の下城さんにその方法を聞きました。
まず注意したいのは水をかけて火を消そうとすること。
≫そうなんですこのように水を張ったアルミ製のバケツに木炭を入れるのが正しい方法なんですね。
≫水に浸す時間は30分程度。
意外と長いんです。
火が消えたのを確認してから家庭ごみとして処理してくださいということです。
また、なるべくごみを出さないように処理することも大切だと思うんですがこのように木炭を三角形に積み上げると早く燃えて灰にすることができるそうです。
≫できるだけ形を残しておかないということですね。
≫そうやってバーベキューを楽しんでください。
≫続いて今週最も注目を集めたのはこちらです。
預けた娘の死、責任どこに行政仲介。
≫こちらは大阪・八尾市で生まれた藤井さつきちゃんです。
今から4年前のことでした。
両親は市が預かってくれる人を紹介するファミリーサポート事業という制度を利用して生後5か月のさつきちゃんをほんの1時間だけ預かってもらいました。
しかし両親が迎えに行くとさつきちゃんは…。
≫さつきちゃんは預け先でうつぶせ状態となり一時心肺停止に。
そのあと脳死状態に陥ってしまったんです。
そして去年、3歳4か月という短すぎる生涯を終えました。
事故のあと、両親はさつきちゃんを預かった女性や市に、原因や説明を求めたんですが女性の体調不良を理由に3回の聞き取り調査で打ち切りとなってしまいました。
更に市は個人の問題としてその後の調査を拒否したんです。
一体、責任の所在はどこにあるんでしょうか。
両親は死や女性などに損害賠償を求めて提訴しました。
≫そして今回、星さんが注目した記事がこちらです。
軽減税率食料品の消費税収試算。
今年4月から消費税率が8%になったばかりですが来年の10月には10%に引き上げられるかもしれません。
その際、自民・公明等が導入を検討しているのが軽減税率。
生活必需品にかかる消費税は低く抑えるという制度ですがどの品目までを生活必需品とするのか。
今、その線引きが議論されています。
木曜日には財務省が線引きによって減ってしまう税収の額をまとめました。
こちらがその試算の結果なんですがこのようにお酒、外食、菓子類などそれぞれ、どのくらい税収が減るのかまとめられています。
仮に生鮮食品の税率を8%に据え置くと税収は3600億円減ってしまいます。
更に、食料品すべてを軽減税率の対象として8%に据え置いた場合は1兆3000億円以上も減ってしまうと発表しているんですね。
≫こう試算を出されちゃうと消費税を10%に上げなきゃまずいんじゃないかみたいな感覚になってきちゃいますよね。
≫こういうふうに10%として話がどんどん進められているように感じがするんですが星さんいかがですか?≫年末には来年の10月に消費税を10%にするか決めなくちゃいけません。
来年の予算の収入がかかっているので。
ただ、その表にもありますが高いステーキに安い税率がかかって安い牛丼に高い税率がかかるということもありますから相当慎重にやってもらわないと困りますしですから、法律改正しないといけませんから相当これから時間もかかります。
ただ私、自民党と公明党の話し合いにくれぐれも要求したいのは公明党が軽減税率を要求しているんですがその公明党の賛成意見を聞き入れて集団的自衛権で公明党の譲歩を引き出そうというようなねそんなことがかんぐられるようなことは絶対ないように。
この問題と集団的自衛権の問題は全く別ですから自民党と公明党はしっかりとけじめ、区切りをつけてやってもらわないと困りますね。
≫本当ですよね。
重ね重ね集団的自衛権も軽減税率も野党は、どこに…。
≫ワールドカップ出場に王手をかけたなでしこジャパンの最新情報をお伝えします。
女子ワールドカップ最終予選は反中デモで治安の悪化が懸念されているベトナムで行われていますが試合への影響は大丈夫なんでしょうか。
現地にいる松木さんそして吉野さんにお話を伺いましょう。
松木さん、吉野さん。
≫こちらが試合が行われるベトナムのビンズオン・スタジアムです。
このビンズオンという地域において反中国政府デモというのが起きました。
確かに14日には大規模なデモが起きたんですけれどもそういったことを受けましてこれ私のIDカードなんですけどこのカードの裏にこのようにベトナム語で「私たちは日本人です」と書かれたカードを携帯して我々も放送の中継の作業に取り組んでいます。
現在のビンズオン市内の様子ですが今朝も移動してきたんですが市内の様子はいたって平穏そのものでした。
やはりベトナム政府がデモそのものを規制しているということですので恐らく、今夜の試合も予定どおり行われると思います。
そして松木さん、注目の今、日本のなでしこジャパンの順位なんですが現在勝ち点4でグループ1位。
今夜のヨルダン戦で引き分け以上でワールドカップ出場権が決まりますよね。
ポイントはどこになりますか?≫佐々木監督が中1日、この暑さの中でのゲームということで相当メンバーを変更する可能性があるその中でも二十歳の猶本選手が今日は出場するんじゃないかと。
彼女のシュートもパスもいいですから本当に注目したいと思います。
で、なんといってもミドルシュートを打ってゴールに絡んでもらえたら大変うれしいです。
≫積極性を出してほしいですね。
≫松木さん、竹内です。
対戦相手のヨルダンについてはどうみていますか?≫ヨルダンは、なかなか戦いづらい相手だと思います。
というのは1戦目、2戦目とだんだんよくなってますから。
日本の情報が相当入ってきていますのでヨルダンの監督さんは日本人ということもあってよく日本を熟知している監督ですから今日のゲームは相当厳しくなる可能性高いと思いますよね。
≫沖山監督は日本の女子リーグでの監督の経験もあるということで教え子もなでしこジャパンの中にいますのでまさに日本を知り尽くしている監督なので侮れませんよ竹内さん。
≫そういうやりづらい相手にどうやって日本は対戦していけばいいでしょうか?≫やっぱりね立ち上がりの10分、15分向こうのペースにならないよう十分注意しながら自分たちのペースで戦うことが大事だと思います。
≫私たちも験担ぎで、立ち上がりという意味では昼食にいつもカツを食べています。
≫1戦目はトンカツ。
2戦目もそうでした。
≫今日は松木さん。
≫ちなみに串カツで行きます。
≫ぜひ皆さんワールドカップがかかった1戦今夜9時から放送しますので応援してください。
≫ありがとうございました。
≫カツか。
カツを食べると…。
星さん、なでしこジャパンって心が折れないというか。
≫次から次へと若いスターも出てきていますしたいしたものですね。
≫試合も中1日で行われているので厳しいスケジュールの中頑張っています。
≫お天気です。
今日は広い範囲でいいお天気となりそうですが沖縄では激しい雨に注意が必要です。
こちらは六本木の情報カメラの映像です。
ただいまの気温は23.2度。
日差しは強く暑いんですけれども湿度が低くカラッとした気持ちのいい風が吹いています。
それでは全国のお天気をお伝えします。
≫課題山積の安倍総理ですが≫この1週間後藤さんが注目するこんなニュースがありました。
こちらなんですね。
政府の規制改革会議が農業改革案に乗り出したと。
JA全中の指導権限を廃止して地域の農協が自由に活動できるようにすると。
また、企業の農地保有も条件付きで認めるなど農業への企業参入を促すような内容ということで後藤さん注目。
≫この日付なんですが5月の15日の朝刊なんですね。
つまりこの日、安倍さんは集団的自衛権の行使容認問題で記者会見した日です。
つまり次のテーマはこちらですと出してきたわけですね。
安倍さんの思いはいろいろあると思うんですが。
安倍さんは小泉政権でも5年5か月やりました。
小泉さんは抵抗勢力という業界団体、とりわけ郵政事業の民営化ということでそれを推し進めることによって政権の維持を進めてきた。
今回も農業団体。
岩盤規制といわれているんですが医療とか教育あるいは、雇用というのを岩盤規制と言われていたんですがこれになかなか風穴が開けられなかった。
これを安倍さんがドリルで開けようということになるとTPPも最終局面を迎えていますからJAが解体対象になるとなればTPPの反対の力もそがれるのではないか。
あるいは自民党の反安倍勢力も抑えられるんじゃないかということです。
次のステージに向かった安倍さんのなかなかしたたかなシナリオが始まったんだなというのがこの象徴的な15日の朝刊ということで非常に注目いたしました。
≫しかし星さん反対派の抵抗というのはかなりあるんじゃないですか。
≫もちろん表向きの改革だけじゃなく中身も伴わないと市場が見ていますのでね。
口先だけでやって、本当に改革が進んでいるかどうか意外と市場にジャッジされますから本腰を入れてやってもらいたいと思いますね。
≫じっくり見ていかないと2014/05/18(日) 10:00〜11:45
ABCテレビ1
報道ステーション SUNDAY[デ][字]

日曜日も報道ステーション!週末起きた最新ニュースを報ステならではの取材力で追跡。時代を映し出すドキュメンタリー特集、キーパーソンとの生討論。最新スポーツ情報も。

詳細情報
◇番組内容
週末に起きたニュースを現場の緊迫感や速報性を重視して取材。またスポーツ速報、長野智子によるキーパーソンとの生討論、硬軟取り混ぜた時代を映し出すドキュメンタリー特集など、情報満載でお送りします。
◇出演者
【メインキャスター】
長野智子

【サブキャスター】
富川悠太(テレビ朝日アナウンサー)

【スポーツキャスター】
竹内由恵(テレビ朝日アナウンサー)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/hst-sun/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:59682(0xE922)