先日…。
(竹山)うん。
これ作ったじゃないですか?
(竹山)いやあ怖い怖い怖い怖い!テンションも怖い…。
出し方が怖いです。
出し方とテンションが怖い。
ごめんなさいしまいます…。
(謎の所長)今回のテーマはまな板なんて簡単に作れるでしょうなんて思っていたら大間違い。
いざ作り始めてみると…。
(2人)うわあ!木が持つ力を十分に生かすためあらゆる工程を経て作られていた。
1年?使い方を間違えると1年持たないともいわれるしかし今回は長持ちさせる使い方を学び…。
結構やばいっすよ。
もう…ほら西日でしょ?
(竹山)はい。
確かにそうなんです。
まな板作った事ないからわかんないですけど夕方から作るもんなんですか?ハハハハハ…!そもそもじゃあまず…。
「まな」ってどう書くの?ひらがなだっけ?あのね漢字があるんすよ。
えっ?「真」の「菜」っていうのはおかずっていう事らしいんだけど。
(竹山)え〜!真のおかずを作る板という事で真菜板と。
(竹山)いい名前だなあ。
(澤部)すごい名前…。
…いう事らしいんですよ。
ただ僕が知ってる情報はここまでなんでここから先は先生ちょっと呼んでますから。
なるほど。
ちょっと勉強しましょう一緒に。
まな板には一枚板で作ったもの合板のものプラスチックや石で出来たものなどありますが選び方の基準に出来るものがあるのです。
持ってる包丁で選ぶのも1つの方法だと思います。
先生我々が作った包丁なんですけども…これ。
これは何になりますか?
(竹山)ハガネって言ってた。
(澤部)ハガネですよ。
ハガネでしたらば刃の当たりがやわらかくて刃の切れ味が長く持つという木のまな板が適してると思います。
刃がかたい和包丁には木のまな板が
やわらかいステンレス包丁にはプラスチックのものがよいのだとか
おー!
(2人)まな板クイズ。
切る前に?はい。
単純な事じゃないんですよね?「洗う」とかそういう事ではないんですよね?答えじゃない?今の。
切る前に…。
だってさそれ…クイズになるほどでもないじゃん。
(澤部)でも店長が尋常じゃない固まり方…。
(一同笑い)
(竹山)今ね。
正解です。
ハハハ…!何?このクイズ!正確には…両面をよく水で濡らしておく。
(竹山)両面を?はい。
確かにテレビで板前さんがこの木のやつ使ってる時いつも濡れてる…。
あー!濡れ布巾かなんかでこう…。
やったりとかして。
食材を切る前に軽く濡らす事で表面に水の膜が出来油やアクが染み込むのを防げるのだという
片面ばかり拭くと反りの原因になるので両面拭く事が大事なのだとか
(澤部)水でやる事によって?はい。
肉や魚を切ったあと雑菌の繁殖が気になりますよね。
そんな時熱湯で消毒する方法がありますが…。
熱湯をかける前にある事をするだけでまな板が長持ちします。
何をすればよいのでしょうか?熱湯をかける前に?なんかやるんですよねえ…。
氷じゃない?逆に冷やす氷で。
違います。
ハハハハ…!
(竹山)正解?正解です。
(澤部)え〜!えっこのクイズ全部「洗う」が正解…。
(竹山)単純に雑菌があるからそれを水で洗い流して洗い流したあとに熱いやつっていう…。
二重のなんかこう…バリアみたいな。
(飯田さん)肉とか魚を切ったあとにはですねタンパク質の汚れがまな板に残るんですね。
タンパク質を熱湯で洗ってしまうと固まってしまうんですね。
それがカビの発生の原因とあとにおいの発生の原因になってしまいます。
なので…。
扱い方は木もプラスチックも一緒なんですか?
(飯田さん)熱湯に関しては同じですね。
しかしプラスチック製のまな板を熱湯消毒する時洗うのは洗うんですよね?洗ったあとの話ですよね?はい。
アッチアチのやつはダメです。
(飯田さん)正解。
このクイズ易しすぎるなあ。
熱湯消毒の一番の目的って消毒じゃないですか。
大体85度のお湯で1分間さらしておけばほとんどの菌は死滅するんですね。
使い方をしっかりしないと1年も持たなかったりするんですね。
そういうものですね。
そうなんだ!包丁と一緒だね。
(2人)そうだ。
それではまず始めに…。
まずどこからいけばいいんですか?僕らは。
そこから?ハハハハ…!今日間に合うかな?今日中に作れますかね?材木屋へ行くの?はい。
1本の木から何十年も使えるまな板作り!
(澤部)イチョウの木?何がどう違うんですか?なぜまな板はイチョウの木で…。
(山岸さん)これがイチョウの木なんですけど。
ちなみにですけど…。
これだと3万から5万円ぐらい。
えっ…。
意外と安い…。
これ1本ですよ?
(山岸さん)原木の値段ですと。
これ1本ですよ?
(澤部)お父さんこれ1本よ?
(山岸さん)原木の値段としてはそうです。
これを製材かけて乾燥させて…。
まあそういう手間がかかってくるから…。
木そんなもんなんだね…。
そうなんだねえ。
ちなみにこの中で一番高い木はケヤキ。
早速このイチョウの木でまな板を作りましょう。
どうやってやりましょうか?それプロの仕事ですもんね!そうですけど…。
…という事は我々やる事ないですね。
いらっしゃい。
あっ社長っすか?社長どうも。
すいません。
山岸木材工業の竹山です。
よろしくお願いします。
雰囲気出すぎですって。
(一同笑い)
(竹山)見てるだけでホントに怖いんだよ。
(澤部)これチェーンソー!
(エンジンのかかる音)
(竹山)うわあ!わわわ!はいじゃあお願いします。
もう竹山さん!?
(竹山)ここを持つ?いける?
(澤部)うおー!わあ!すごいね!
(竹山)もう半分切れたよ。
そんな簡単にいくんだ。
私やります。
はいすいません。
(竹山)すげえ!すげえ!ちょっと離れてて。
はい切り終わりました。
うおー!
(竹山・澤部)すげえ!あんなに入っていくんだ。
すげえよ!全然力入れなくてどんどん切れるんですよ。
置いとくだけで?置いとくだけで。
うわあすげっ!ご飯にかけたいねえ。
(澤部)かつお節とかじゃないですから。
(竹山)おがくずってやつだ。
なんか来ましたよ。
(竹山)フォークリフト来た!えっ持ち上げるの?これでこの大木。
これで何キロぐらいあるもんですか?そんなあるんだ。
(山岸さん)ありますね。
(竹山)軽々と…。
(山岸さん)結構木口が白くて…。
(澤部)わあ!すげえ断面!
(竹山)うわあ!
(山岸さん)工場の方へ…台車の方へ持って行きますんで。
(竹山)すごいぞ。
(澤部)すごいな!これ。
これなんですか?
(山岸さん)これ製材機械の…。
これ帯鋸が今かかってますよね。
(澤部)向こうから丸太がこう…こっちに向かって…?
(山岸さん)台車が前へ進んできて製材するという。
(竹山)へえ〜。
すげえ!
(竹山)この機械相葉君運転するの?
(澤部)あの台車を相葉さんが運転?
(山岸さん)そんな難しい事でないので。
しますします。
いいんですね?出来る?
(竹山)大丈夫?見た事ない機械よ。
じゃあいってきます。
(澤部)大丈夫っすね?いってきます。
準備いいですか?
(竹山)大丈夫です。
いきまーす!出発…。
じゃエンジン…エンジンかけます。
あっ…エンジンかけます!
(澤部)エンジンかかってなかったんかい!うわあ!動いてる動いてる!うわあ!速え!うわあ!ゆっくり押してみてください。
(澤部)うわあ!
(竹山)きたきたきたきた!はいいくよ!
(2人)うわあ!すげえ!すげえ!ここからいよいよまな板に使う板の切り出し。
また前へ…。
いくよ!はい!オッケー!
(2人)うわあ!
(山岸さん)今度は少し重くなりますからしっかり抱えてください。
重いよ!
(竹山)はい!
(澤部)うわ!でっかい!うわあ!うわ!重い重い!重い…重い。
よいしょ!うわあ重い…きれいきれい!超きれいじゃん。
(澤部)超きれい!すごいよ。
きれい。
(竹山)においもすごくない?今切りたてだから。
あっいいにおい!
(竹山)いいにおいするでしょ?これをまな板にするという事なんですけども…。
そうですね本来ならばこれを…。
えっ!?1年?
(山岸さん)ええ1年ぐらい乾燥させないと水分が抜けないので。
木材を製品化する時はちなみにですけども乾燥してるやつ…ありますか?
(山岸さん)あります。
じゃあ乾燥していい感じに…。
これだったら今日作れますか?
(山岸さん)作れます。
加工して削ればすぐ使えます。
よし!じゃあ…ありがとうございました!持ってく?これ持ってく?持ってくんすか?せ〜の!重いよ。
先生ありがとうございました。
(2人)ありがとうございました。
(竹山)木材泥棒みたいだな。
ハハハハハ!プロが使うようなまな板はどうやって作るのか?先生今日お願いします。
(2人)お願いします。
何からいけばいいですか?あれがいいんじゃない?プロ仕様のがいいんじゃない?でかいやつ。
大変かな?確かにでもあのぐらいの出来ても…。
(澤部)1メートル!?
(竹山)結構でかいよ。
(澤部)うわでかっ!ここまでだ。
ちょっと待って…。
(竹山)でかいよ。
でかいな。
(澤部)でかい。
(竹山)ここまであるって事だよ?
(澤部)うわあでかいね。
ホントにだって毎回まな板係が出来るわけだよ。
(竹山)そうだよね持っていかなきゃなんないもんね。
可哀想じゃない?
(スタッフの笑い)ADさんがだんだんムキムキになってく姿はね…。
こんなADさんになっちゃうからね。
もうちょっとちっちゃくしましょうか。
(竹山)ちなみにこれで70センチ。
せっかくだったら記念だからやっぱり…。
きりよく…。
きりよく1メートルでどう?1メートルまな板使ってますっていう。
そうだね。
ごめんADさん!今回は横1メートル縦42センチ厚さ9センチの巨大まな板を作ります。
これこのノコでいくんすか?
(永田さん)そうですねはい。
これなんかポイントあります?どっちでいったらいいとかあります?
(竹山)太いのと細いの。
(永田さん)これはあの…こっちの粗い方が縦引き刃っていって縦に切る…。
えっそうなんだ。
(永田さん)目の細かい方が横引き刃っていって横に切るための刃物です。
横引き刃を操る…。
…いきます。
なんだったんですか?いえなんでもないです…。
(竹山)うわっこれ長い道のりっぽいなあ。
(澤部)あっでもうまい。
(竹山)うまいうまい。
切れてる。
(澤部)相葉君いいよ〜!いいっしょ?いいよ!切れてる切れてる!切れてる!オッケー!相葉さん切れてる!
(竹山)相葉君切れてるよ!はいよ!これじゃあ疲れちゃうんで刃のここからここまで全部を使うような感じでこういうふうに…。
(竹山)あ〜!確かにすごい。
いいよ!切れてる切れてる!切れてる!先生切れてる!先生いいよ!…ってやるんですね。
ああやるんだね。
あっでもうまいね。
あっいいね。
あれ?切れてるんすか?キレてないですよ。
最近なんですか?キレてないですよ。
(澤部)ハハハハハ!それ別に振ったつもりないです。
ちゃんと聞きたいんですよ。
1メートルに切ったらデコボコ状態の表面を機械ガンナである程度平らにしたら…。
手ガンナでちゃんときれいに仕上げれば艶っていうか木地がなめらかになるので。
これ手ガンナでかけたものなんですけども。
へえ〜。
へえ〜。
全然違う。
(竹山)手だ!
(澤部)きれい。
ボコボコの感じはないですね。
一切。
これをもっと突き詰めて究極的にカンナをかけるとこういうふうになって…。
(竹山)うわあきれい!
(澤部)あっツルツル!
(永田さん)透かして見ると周りの景色が映る。
あ〜なるほどここにね。
(竹山)あ〜ホントだ。
あっホントだ映る。
すげえ!
(永田さん)このぐらいの感じにカンナっていうのはかけられる。
さてこれを…目の方向がありまして。
目?はい。
(永田さん)木目がこういうふうに重なってるのをこっちから削るのがいいんですね。
どういうふうな…?重なってるのがわかんない…。
こうなってるんだ。
そうですそうです。
(永田さん)この模様が…。
(澤部)その矢印みたいのが?
(永田さん)そうですね。
こういうふうに重なってるんです。
でこれをこっちに向かって削る。
難しい作業なので先生出来なかったら上のタオル取りますよ?
(澤部・竹山)おお〜!
(竹山)うわっ長え!
(澤部)力入ってるわ結構。
ええっ!こんな感じで。
すげえ!すいません…。
力マックスだよ多分。
こんな違いが…こっちとこっちで。
うわ〜全然違う。
(竹山)ホントだ全然違う。
超ツルツル。
強めにいかなきゃいけない。
強めにいかないと。
(澤部)うわあうまい!うまいなやっぱ。
(澤部)いや〜うまい!うまい!すごい…。
お父さんこの仕事何年やられてるんですか?これはまだ…38年ぐらい。
超やってますね。
38年!?カンナはね全然ね死んだ親方がかけさせてくれなくて。
あっそれでももう38年やってるんですよね?だいぶ長いですけど…。
去年でも県の賞とったよ。
(澤部)こういう職人の?うんカンナでね。
県知事からもらえるやつ?そうそう。
それも取らなきゃいけない?そうですねはい。
そうか…難しいなあ。
素人だとどうしてもカンナざかいという段差が出来てしまう。
平らにするのは簡単ではないのです。
これか…この傷か。
それ消えねえなそいつ。
こいつら消えないね。
(竹山)あ〜そこ!
(澤部)あっ消えたけどもう1本出てきた。
(澤部)ああ消えたけどもう1本出てきた。
なんすか?消えてもう1本出来るっていう。
慣れてきたね。
一番遠いからね力加減が難しいんですよね。
職人さんの倍以上の時間をかけついに…。
だいぶ消えましたねでもね。
(竹山)めっちゃツルツルよ?ホントだね。
ホントだ!これはいいよ気持ちいい!気持ちいいね!あっすげえきれいになった。
カンナがけ終了。
サイドの木目はエアブラシという機械できれいに仕上げたら…。
おお!入れよう入れよう。
下描きします。
(澤部)『相葉マナブ』といったら…。
といったら…。
(澤部)もしや…。
(竹山)もしやあれでしょ?これ。
一向に浸透しないやつ…。
(澤部)ハハハハハ!相葉君が作った『相葉マナブ』のシンボルマークを彫ります。
いった!よっしゃ!
(竹山)よしよしよしよしきた!
(澤部)いいいいいいいい!いいよ!なんだかいいんじゃない?なんだか。
おお〜!
(竹山)山きたよ!これ山よ!ここだ。
(澤部)ここから!「マナブ」難しいよ。
むずいね。
絶対間違っちゃいけないとこよ。
(澤部)ここ間違えたら番組名変わっちゃいますから。
はい。
神経を使う文字の彫り込み。
(竹山)慎重に!
(竹山)最後文字難しいよ。
「マナブ」間違えられないよ。
慎重に!はい。
(澤部)おお…。
繊細です。
(澤部)うまいんじゃないですか?
(竹山)おおいいんじゃない?いいと思う。
いいと思うよ。
(竹山)「ブ」だ。
あと「ブ」!出来た〜!
(竹山・澤部)うわあ!出来ました。
出来ました!
(竹山・澤部)お〜!いやこれ素晴らしくないですか?今回。
(竹山・澤部)素晴らしい!このマークも含めて。
(竹山)いいね。
(澤部)いいっすいいっす!長さ1メートル。
イチョウの木を使ったオリジナルのまな板です。
これで…。
切りますか!
(竹山)あっ言ってた!そうだそうだ言ってた。
(竹山)拭きますよこれで。
あっ!うわっ寿司屋みたい!
(澤部)なんかいい感じ!寿司屋だ!
(澤部)グッと寿司屋!切ってこう包丁とまな板が接する感じはどうなんですか?
(切る音)トン!
(澤部)いい音!音が…音がいい!トン!ししおどしみたい。
トントントンいってみる?トントントンいってみます?いくよ?
(切る音)これでこのあとさあという事でいきたいと思います。
はいお願いします。
(澤部)おお〜うまい!ありがとうございます!うまい!うまい!マナブ板でまな板!なんかだんだん調子出てきましたね。
いいねえ!何回かやってきましたけどね。
ちょっとこれかっこいい板が出来ましたんで。
マナブ板だこれが。
マナブ板マナブ板!いいね。
いい!はいという事で皆さん来週もぜひ見てください。
じゃあねバイバイ!
(2人)バイバイ!2014/05/18(日) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
相葉マナブ[字]
世界でひとつの和包丁を作った相葉くん、今度は世界にひとつの「まな板」作りに挑戦!!和食のプロが使うような高級で長持ちするまな板とは!?
詳細情報
◇番組内容
一言に「まな板」といっても、プラスチックや木、さらには石のものまでいろんな材質があります。まな板選びのポイントは包丁がどんなものかによるらしい。世界でひとつの包丁を作った相葉くんが作る最高級のまな板とは!?
◇出演者
相葉雅紀
◇出演者2
カンニング竹山
澤部佑(ハライチ)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
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