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≫金正恩第１書記がいち早くコメントまで出した今回のピョンヤン市内で起きた高層マンションの崩壊とみられる事故。
原因は手抜き工事とされていますが実はこの住宅は軍が建設を担当したとみられています。
そのため事故直後には軍の関係者が現場を訪れ謝罪しました。
注目すべきはこの事故の報道そのものだと「コリア・レポート」の編集長辺真一さんは言います。
≫一体、どこが異例なのでしょうか。
そして、異例の対応を行った北朝鮮の狙いとは？≫高層ビルの崩落もビックリしましたがそれを北朝鮮が報道したというのが異例のようですね。
≫そこがポイントなんですけども今回、北朝鮮側は正確な死傷者の数は出していませんが韓国の聯合ニュースによりますとこの建設中のマンション２３階建てですでに９２世帯がもう入居していたとみられる。
建設中なのにです。
多数の死傷者が出たというふうにみられているんですが現在、ピョンヤンでは高層マンションの建設ラッシュとなっていまして皆さん、このＶＴＲをご覧いただきたいんですがご覧のように、これは去年の９月に撮影された映像なんですがこういった高層マンションが続々と建っている建設ラッシュがずっと続いているということでかなり本当に大規模に並んでいるんですがそんな中、今回事故の原因として報じられているのはこちらです。
手抜き工事ということでやはり建設ラッシュですから数をどんどん作っている状況の中で一個一個の工事がかなり手抜きになっていると。
≫見た目はきれいにできてるのに。
≫パッと見ですけれどね。
ただ、建設中に９２世帯が入居していたなんて報道もありますからこれ自体がちょっとびっくりするんですが川村さん、かなりこういった建物がどんどん建っている状況なんですね。
≫北朝鮮の場合は地盤とかそういう調査が不十分な場合があったりコンクリートが不足しているとか設計ミスということで２５年前に世界一の最高級ホテルという形でピラミッド形に設計したホテルがずっと工事やっていたんですが途中で外国人の観光客なんかが見に行ったことありましたが去年、とうとう開発断念して結局上層部は、建設できないと諦めましたという形でピラミッド形ではなくてこのまま廃屋といいますか断念したんですね。
そういうような設計ミスの段階が非常に強いということがいえますよね。
≫今回の対応ということでかなりすばやい対応をしているんですけれども事故が発生した直後に非常対策本部を設置。
４日後には軍関係者が謝罪をしている。
そして、金正恩第１書記がコメントを発表した。
これも、すばやい対応ということなんですが更にいいますと辺真一さんこうおっしゃっていますね。
昨日、朝鮮中央放送で事故について報道があったこと自体が異例だということで。
北朝鮮で起きた崩壊事故なんですけども今回の事故を公表したキーワードは高層マンションだからということなんですが「コリア・レポート」の辺さんのお話です。
高層マンションというのは富裕層や特権階級が利用するものだと。
つまり、この層というのは金正恩第１書記に忠誠を誓う人たち。
ここから不満が出て政権批判を防ぐためにすばやく対応したんじゃないかということを辺さんはおっしゃっているわけですが北朝鮮、いろんな問題がありますし、萩谷さん苦しんでいる一般の民衆の方もいっぱいいらっしゃるんですが。
≫本当そうですよね。
大きな遊園地とかばっかり造っていないで政策をきちっと展開して国際社会からの制裁を解除して一般の末端の庶民の人たちが幸せになれるようなことをとにかく考えなきゃいけないと思いますね。
≫なぜ、公表したのか。
すばやい対応にはこんな背景があるというふうに辺さんおっしゃっているんですがそんな中、驚くような話が出てきました。
これをご覧ください。
この方、皆さん、視聴者の方も誰だかわかりますか？≫全くわからないです。
≫実はこの人です。
銃殺されたと報じられていた金正恩氏の元恋人ヒョン・ソンウォルさん。
この方が実は生きていたというニュースが入ってきたんですね。
モランボン楽団に所属をしていて粛清をされたなんていうふうにいわれていました人気歌手。
去年８月にポルノ映画を制作したとして公開処刑されたと報じられていたんですが実は１６日朝鮮中央テレビが全国芸術人大会が開かれたと。
そこのニュースの中で演説をしていたんですね。
ですから、大二郎さん比べますと去年９月の映像と今回やはり…。
≫お化粧がちょっと違いますね。
間違いなく、雰囲気も。
≫国民的なスターということで金正恩第１書記が結婚する前の２０００年ごろに交際を始めたんですが金正日総書記に反対され別れさせられて２００６年に軍人と結婚して２年前に女の子を出産したという情報も入ってきています。
≫先週金曜日は動く映像も配信されているというか。
≫演説しているということなので。
≫間違いないですね。
≫これはどういう意図があるのかなということですが。
これも国際社会に向けての何かアピールなんですかね。
≫韓国の報道が少し緩いということを言いたかったのかもしれませんしね。
≫本当に生きてらっしゃるなら世界で言われたときに生きてるんだぞって報道すればよかったのに。
≫これは私はね、ひと言でいえば情報戦でカードに使いたかった。
だから韓国が間違った報道をしたとかあるいは人権の問題で国連からいろいろ言われているけどそんなことはないということをある種、トピックとしていいタイミングで出してくるということでいうとまさに誤報の原因を使ってやっているのは西側じゃないかということをさりげなく、見返すといいますか今後もだからそういうことに関しては国際社会はあまり敏感に反応しないでよというぐらいの背景があると思います。
2014/05/19(月) 11:30〜11:42
ＡＢＣテレビ１
ワイド！スクランブル　第１部[字]

あの橋本大二郎が24年ぶりキャスター復帰。大下アナとのコンビで最新ニュースから気になる生活情報までわかりやすく丁寧にお伝えします。“大事なポイント”は見逃しません

詳細情報
◇出演者
【司会】
橋本大二郎、大下容子
◇おしらせ
☆番組ＨＰ
　http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/

※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。

ジャンル :
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
情報／ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー／教養 – インタビュー・討論

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード（ステレオ）
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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