生字幕放送でお伝えします
広々とした草原で牛がのんびり草をはんでいます。
空気もおいしいし気持ちいいです。
ここは熊本県の阿蘇。
今、新緑がきれいで一年で一番いい季節なんですね。
きょうは、地元の宝と阿蘇ならではの大自然の魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
ということで保田さんいかがでしょうか、この景色は。
どうも、こんにちは。
すっごいきれいですね!私、阿蘇行ったことあるんですけどすごい、すてきなところですよね。
そこでピクニックしたいです。
今、本当時期がいいですからね。
そして注目していただきたいのは草原に咲いている黄色い花なんですね。
見えますかね。
見えますよ。
かわいらしい。
これはウマノアシガタという野草なんですが今が見頃なんですよ。
かわいらしいですよね。
きょうは、草原の魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
阿蘇の草原は全体で2万ヘクタールにもおよびます。
草原は地元の人たちの暮らしに欠かせないもので1000年以上も続いてきたといわれています。
この草原で阿蘇の人々は牛や馬を放牧したり草を与えたりしてきました。
今も牛の放牧を支える、いわば恵みの草原なんです。
保田さん、ほら。
牛がいるでしょう。
かわいい!ちょっと牛ちゃん、こっち向いてもらいたいですね。
こっち向いてほしいね。
ここにいる牛たちはちょっと色が茶色っぽいのお気付きですか。
これはあか牛と呼ばれる牛で阿蘇の草原のシンボル的な牛なんですよ。
阿蘇全体でおよそ6000頭も放牧されているんですね。
たくさんいるでしょう。
放牧は毎年4月から11月ごろまで行われています。
放牧されている牛全部、妊娠している雌なんです。
じゃあ赤ちゃんいるんですか?
そうなんですよ草原のおいしい草をはんでたくさん急斜面で運動して元気な赤ちゃんを産むんです。
ちょっと、保田さんもおっしゃってましたけどやっぱ顔見たいですよね。
近くで見たいですよね。
ちょっと、われわれではなく特別にきょうは呼んでいただきましょう。
びゃーびゃー…。
今、牛を呼んでいます。
この掛け声この、びゃーという掛け声で牛が寄ってくるはずなんです。
牛を意味するべこが変形してびゃーびゃーと呼ぶようになったんですよ。
反応してますかね。
動きたくない気分なのかな?
びゃーびゃー…!
あか牛さん!ちょっと今、食べることに夢中ですかね。
僕もせっかくなんで呼んでもいいですかね。
飼い主さんの声にしか反応しないらしいんですがユージさん頑張って呼んでもらいましょう。
びゃー!びゃーびゃーびゃー!
鳴いてる、反応してますよ。
びゃーびゃー。
すっごい見てるけど…。
びゃーびゃー…!あの男は何だっていう顔で見てますよ。
われわれにちょっと驚いてる可能性はありますよね。
これ、でもね、先ほども実は一度びゃーという掛け声で呼んでいただいたら本当に遠くにいる牛たちも走ってたんですよ。
寄ってくるんじゃなくて走ってみんなで走ってここまで来たんですよね。
もうちょっと呼び続けていただきたいんですけどもあか牛、ここの阿蘇のあか牛100年ほど前に改良したものなんですよ。
非常に穏やかな性格で優しい性格をしているんですよ。
観光客の皆さんがいらっしゃいましたけども…。
観光客の方々の後ろからびゃーという声を聞いて牛が1頭、来ましたよ。
あんなに近くによっても全然びっくりしないんですね。
穏やかな性格なんですよ。
来てくれるかな。
びゃーびゃー…。
今、呼んでらっしゃる方がこのあか牛を飼ってらっしゃる方なんですか?
飼い主のお二人なんですけど。
田上さんと本田さんです。
ここの牛は、よく草原の草を食べてそして、運動もしてるのでやっぱ筋肉質なんですよね。
おかげさまでここに、いるのと同じでうちでやってると…。
おかげさまで…。
本田さん、やっぱりあか牛にとって草原というのは欠かせないものですか。
あか牛なんていうのは病気にも強いし日に照らす雨にぬれて本当に達者です、あか牛は。
雨が降ってもどこかに入れるとかはしないで自由に。
いいですね。
その点なんですね。
保田さん、あか牛というのは1日に3kmから6kmも歩いて、60kmから70kmも草原の牧草をはむんですよ。
すごい食べるんですね。
それ、やっぱり健康な赤ちゃんを産むことにつながってるんですね。
それも、ありますね。
運動も精いっぱいこの広い平野でしますので。
これだけ伸び伸び歩かせてもらったらいいですよね。
餌を、牧草をはんでますよね。
すごい。
これ、不思議な感じですね。
なんか、黄色いお花とあか牛の感じがかわいらしいですよ。
しかも、ここにいるのは全員、女性といったらあれですがね雌牛だから、ちょっとメルヘンチックな感じですね。
お花畑に。
幸せですねこのあか牛たちは。
来ますかね。
もう一回、呼んでみましょうか。
びゃーびゃー…。
結構、いい食べるスポット見つけちゃったのかな。
昼で、餌のほうが忙しいかもしれない…。
そうですよね。
お昼どきですからね。
さっきは全然ここいなかったんですけどね。
今、びゃーって呼んでくれてここに集まったまま動かずと。
ちょっと、のんびり食事しているので次にいきましょうかね。
お二人、ありがとうございました。
保田さん、あか牛がたくさん餌をはんでますけどもそういった、はむことによって実は草原の草が伸びすぎないという効果もあるんですよ。
どっちにもいいことがあるんですね。
伸びすぎないからあか牛を草原を守る役割も果たしているんですね。
ただ、それだけではこの草原を維持することはできないんです。
長い間地元の人たちが手をかけて大切に守っているんです。
こちらは毎年3月に行われる野焼きです。
草を焼き払うことで灰が土の養分となって新しい草が生えやすくなるんです。
枯れ草に火を放つと炎はあっという間に広がり草原を覆い尽くします。
阿蘇の草原を守るために長年にわたって草原を守ってきたんです。
真っ黒にこげた草原から新しい命が芽吹くんですね。
阿蘇は雨が多いので野焼きをしないとあっという間に木が生えて森になってしまうんですね。
手をかけることによってこのようにして草原を守っているんですね。
今の時期ならではの手ごろな植物がありますのでご紹介しましょう。
まずは、やっぱりねあか牛と地域の人たちにとっても大事な阿蘇なんですが実は動植物にとっても楽園なんです。
阿蘇では日本全国の5分の1に当たる1600種類もの植物があるんですね。
今の時期きれいなのが冒頭でも紹介しました黄色い花ですね。
ちょっと近くで見てみましょうか。
これとかかわいいじゃないですか。
かわいいですね。
これはウマノアシガタという野草なんですね。
なぜ、ウマノアシガタかといいますと実は、このお花の部分ではなく葉っぱの部分に注目していただきたいんですね。
分かりやすいのが、これかな。
これです。
これが、実は昔、馬が履いていたわらじに似ているからウマノアシガタという名前が付いたということなんですね。
でも、ぴんときますか?
いや、あんまり近くで見たことないんで分かんないんですけど言われてみたらそうなのかなっていう感じですかね。
僕も実はわらじの部分に関してはあんまりぴんと、こなかったんですがこのような形だったんだと。
でも、保田さん気になるのはこれだけ草原の草を牛が食べているのになぜ、この黄色い花だけこんなにきれいに残っていると思いますか。
めきめき食べても生えてきちゃうっていうことなんですか?
なるほど!違うんです。
実は、この花には毒があるんですよ。
なので、牛も嫌がって食べないということなんですね。
牛はそれを理解してるっていうことですか?
恐らく、もしかしたら一口ぐらい食べてだめだと思ったのかもしれないですね。
だから、いっぱいここの辺に咲いてるんです。
食べないから咲いてるんですね。
ほかにも今の時期見られるのがこちらなんです。
これはクララというマメ科の植物なんですがこれも毒性があるんですね。
なので牛が食べてないんですがクララという名前の由来なんですが食べると頭がくらくらとすることからクララという名前になった説もあるんですよ。
誰かが食べてみたんですね一回。
決して僕がふざけて言っているわけではないですからね。
草原に似合った名前ですね。
一応、説ですからね。
だから、もしねこれが毒があるからこうやって寝っ転がってるやつがもしあったら起き上がったときにクララが立った!なんて言ってね。
それでは、次にいきましょう。
はい、ありがとうございます。
実際、このクララが草原の珍しい生き物を育んでいるんです。
その生き物とはこちら、チョウです。
オオルリシジミといいます。
美しい瑠璃色の羽を持っていまして環境省の絶滅危惧種にも指定されている珍しいチョウなんです。
なぜ、この珍しいチョウが阿蘇で生き残っているのか。
その秘密がクララなんです。
実は、オオルリシジミはクララにだけ卵を産み付けるんです。
牛がクララを食べないからオオルリシジミは生き残っていけるんですね。
自然って、うまくできてますよね。
オオルリシジミなんですけども5月の今、ちょうど今がふ化が始まって一番たくさん姿が見られる時期なんですよ。
全国からファンの方々がカメラもって撮りに来ているんです。
阿蘇の草原の魅力をいろいろと見てきました。
ここで草原の魅力をいただいちゃいたいと思います。
草原の恵みに感謝しながら…。
感謝しながら恵みをいただくということで実は、ここ、いい匂いがこの辺り一帯漂っています。
地元の婦人会の方にお願いをしてですね特別に、あか牛のお肉を用意していただいています。
ちょっと音も聞こえてきましたね。
ちょっとジュージューという…。
もしかして…どうも皆さんこんにちは。
ちょうど、焼いてますよ。
うわー、すごい!お肉ですね。
どうですか、保田さん。
おいしそう!今すぐ、そこ行きたいです。
これは、たまらないですね。
こちらが、生肉も用意してあるんですがちょっと見てください。
これが、あか牛のお肉です。
普通のお肉に比べて脂肪が少なくて赤身が多いのが特徴なんです。
ヘルシーですからたくさん食べられると女性に人気急上昇中です。
これは、たまんないですね。
ちょっと、せっかくなんでいただいてもよろしいでしょうか。
焼きたてですか。
ありがとうございます!ちょっと、この大きさでいただくことなんてなかなかない。
ぜいたくだな…。
じゃあ、ちょっとせっかくなので、この辺を切らせていただきましょうか。
すごいやわらかい!おお、よく焼けてる!それではいただきまーす!イエーイ!最高においしいです。
脂身も確かに少ないんですけど程よく脂身があって甘みが広がってすごいおいしいです。
今、これ、味付けはなんですか?
塩こしょうのみです。
十分、おいしい。
これ。
お肉がおいしいんだ。
これいま焼いて頂きましたけど地元の皆さんは、ほかにどんな食べ方をするんですか?
それこそ、脂身が少ないのですき焼きにしたりとかうちは旦那が焼酎を飲んだりするので煮込みとかにします。
野菜と一緒に。
ビーフシチューとかもおいしいです。
これ、たまんないちょっと…。
もう一口、いっちゃいますか。
お箸とフォークがいっぱいあったらみんなで食べたかったんだけど僕の分しかないのですみません。
うまい!最高!僕ね、ジムでトレーニングとかもしてるんで。
いいたんぱく質だ。
本当においしい、これ。
あか牛は東京のスーパーとかでも買えるんですかね。
普通に出回ってるものなんですか。
そんなに、出回ってない…東京などにも出荷されてるんですか?
今は結構、全国的に広告とか宣伝とかされてるみたいだからだんだんと今から広がっていくと思います。
阿蘇にたくさんいる牛なんでそんなにたくさんはないと思いますけど食べられるところもあると思いますよ。
最高。
あとで、またいただきます。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
ちょっと名残惜しいというか…もうちょっと食べたかった。
ここからは、保田さんすごいところにご案内いたします。
カメラを切り替えます!見えますか?
見えますよ!ずいぶん、遠いところに…。
うわ、すごい。
遠いところから撮っていただいているんですがカメラさん上のほうに振ってください。
どうですか。
すごい緑ですね!
今、ズームインしてるところ注目してください。
これが、すごい場所。
普通の森に見えますよね一見。
三角形になってますけどね。
するどいですね。
ちょっと、近くまで行ってみましょう。
ここに、実は入り口があるんですね。
この下がその場所なので行きましょう。
ここから狭い道になりますが足元に気をつけて行きましょう。
何があるんでしょう。
今、三角形に見えるとおっしゃっていた場所のちょうど根元の部分に行くとその秘密が分かるんですね。
だんだん見えてきましたよ。
いくつも木があるような普通の森に見えたと思うんですが…。
すごい!
来ました。
見えましたか。
これ、すごいですね!
これ、見てくださいこの大きさ。
あの大きな森はたった2本の杉の木だったんです。
2本だけですよすごいでしょう。
これは、なかなか見れない光景ですよね。
高森殿の杉と呼ばれてるんですが樹齢が400年です。
高さは25mもあります。
僕ら、身長が結構大きい180以上あるんですけども…木の前にいたらちっちゃく見えると思うんですけどね。
やっぱり見てもらいたいのは杉の形なんですね。
2本とも太いんですけどまずこちらをご覧ください。
太さが半端じゃないです。
僕らが手をつないでも…。
こんな感じ…。
分かる?ほら。
これ、幹回りが13mもあるんですよ。
なんか、アニメの世界で出てきそうな木ですよね。
現実じゃないみたいな。
あとは、枝ぶりを見てもらいたいんですけどいっぱい木が生えているように見えても実は、一本の幹から3本に枝分かれしてる。
要するに1本の木なんですよ大きな。
上の伸びていく姿がすごいでしょう。
まっすぐきれいに伸びてるんです。
生命力というかなんか、パワーがありますね。
そのとおり、生命力あふれているんですよ。
ただ、これはこちらの木のお話であって隣の杉の木も見てみましょうか。
全く形が違いますからね。
今はまっすぐ上に伸びていくきれいな杉の木。
今度、こちら。
こちらも立派なんですが荒々しい様子が分かると思います。
こちらの木はまっすぐ上に上がるんじゃなくてね。
なんか絵に描きたい感じですね。
なんか、芸術的というか。
分かりますよ、なんか描きたくなっちゃうようなね。
また枝が荒々しくなってるんですがこの枝に注目してほしいんですよ。
この枝、おもしろいんですよ。
ここからスタートしましてまさかの地面に向かってこう生えていってここに至ったときにはなんと地面の中にもぐりこんでしまっていますね。
一度、もぐりこんだあとここから、また地上に向けて伸び上がってってるんですね。
ものすごい生命力を感じましたね。
木の力ってすごいですよね。
まだすごいところがあるんですよ。
この枝、途中なんですがなんと、杉の木なんですが杉の木から別の木が生えてきてるという。
なんとも不思議な。
葉っぱが全く違うんですよ。
分かります?杉の木ではないですよね。
新たな生命までも生んでしまう。
本当に生命力あふれる場所だといえますよね。
ここ行ったら元気になれそう。
いいこと言いましたね。
実は保田さん、この場所はですね2本の大きな杉が400年以上も仲よく並んでますから夫婦円満、恋愛運が上がるのではないかということで今、全国のたくさんの観光客が訪れてるんですよ。
若い方も多いんですよね。
土日なんてひきりなしにお客さん来るんです。
ですから、保田さんも、新婚。
そしてユージさんも新婚ですよね。
ちょっと写真撮って写メ、待ち受けにしたいですね。
あとで送りましょう。
是非旦那さんとお時間あったら来てみるっていうのもいいかもしれませんよ。
行きたいです。
旦那さん、またお料理のプロの方ですからあか牛を使ってすばらしい料理を作ってくれるかもしれませんよ。
あか牛っていうお話をしてくれましたけどね実は、ここ人間だけじゃなくあか牛も休憩しに来るんですよ。
すごいでしょう。
あの草原から道をやってきてここは休憩場所でもあるんですよ。
その光景も見てみたいですね。
「『私もう決めたのよマリラ。
2014/05/19(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「千年の草原を行く〜熊本県高森町〜」[字]
阿蘇山の裾野に位置する阿蘇郡高森町。その広大な草原は、5月、新しい野草などの命が芽吹き、綺麗な緑色一緒に染まる。1000年前から野焼きによって守られてきた。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】ユージ,【コメンテーター】保田圭,【司会】新井隆太 〜熊本県高森町から中継〜
出演者
【ゲスト】ユージ,【コメンテーター】保田圭,【司会】新井隆太
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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