西南交通大学が中心となっている超電導技術研究所のプロジェクトで、中国の科学者が人を乗せた状態での高温超電導磁気浮上の環状軌道試験を初めて成功させた。プロジェクトを率いる●自剛(デン・ズーガン、●は登におおざと)博士によると、内部を真空
にしたチューブの中を走るリニアモーターカーは、設計上では乗客を乗せない状態での
最大速度は毎分50キロ出すことが可能になるという。
この実験では環状真空チューブの半径が6メートルと小さいことから速度が大幅に制限
されてはいるものの、世界初の真空輸送システムのプロトタイプを作り上げたことに
意義があり、近い将来に運行を実現した上で新たな研究成果を発表する予定だという。
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