チケットとかグッズとか会場外観とか開演前のステージとかその他諸々etc...
終わって帰って気付いてみると携帯のフォルダにはそれらしき写真はゼロ。
まあ平生より写真は余り撮らん主義って訳でもなく、習慣自体がないまま今まで来てしまっとるが故にこんな事になる訳。
でも別にこっちとすてはまた武道館さやる気満々なので特に写真に収める気も起ぎながったってのが正直な所なんだげどもよぉぉ。
んでもまあこれあるからいいじゃんこれあるから。
これは流石に思わずにやけちゃうくらい良い写真だね。
皆座ってくれたりなんだりとご協力頂きありがとうございました。
ベレー帽はカシラ、中のベストはダブルスタンダードのメンズで確かD/him.とか言ったっけか。そん中はユニクロのタートル、パンツはタイガーオブロンドン、グラサンと革ジャンとローファーは古着です。
本番もベレーとベストとパンツときどきグラサンはそのまま。パンクスアピールっす。
[Champagne]に今までありがとうってのと、
champagne.vcにもありがとうよね。今まで長い間お世話になりました。
で、ライブ観ててくれた皆なら解ったっしょ?ああこいつら大丈夫だぁって。
だから皆に言ってやってよ。
「[Champagne]は最後までカッコ良かったし[Alexandros]はもっとカッコ良い事になると思うよ。」ってさ。
あと、
「読み方はクじゃなくてキらしいよ。」って付けるのを忘れなければ最高です。
はいそんな訳で申し遅れました私[Alexandros](アレキサンドロス)ドラム担当庄村聡泰です。
武道館の前夜は町田の磯丸水産にて蛤と帆立をおつまみに瓶ビール二本(一人で否独りで)、
武道館の後夜は広大なる惰眠を貪りGCCXを観ながらピザーラLサイズ(独りで尚全裸で)、
みたいな男ですが、今後とも一つ宜しゅうに。
所でタイトルにあるみたいに頭に三点リーダー(…の事ね)を付ける度俺はこんなバンドの事を思い出します。
Source Tags & Codes / ...And you will know us by the Trail of Dead
え?この期に及んでこれやるの?だってさっきの宜しゅうにの流れで粗方落ちたしいいじゃん。
いややりますよ当たり前でしょうにこちとら惰眠の翌日にゃ午前中からみっちりスタジオじゃボケコラカスゥ。
「俺等は止まりません。」とか言うよかこっちの方がよっぽどリアリティあるでしょ?
別に日記もいつも通りですよ。
だっていつも通りなんですから。
オルタナグランジ通過型の掛け算だらけな過剰ロック。
何が過剰かってえと先ずはバンド名よな。
「アンドユーウィルノウアスバイザトレイルオブデッド」
なげーよ(好きだけど)。
「そしてお前は死者の道により我々を知る事になるだろう」
って、何すか?眠ってた筈の俺の中二が目を覚ましそうになるんで勘弁して下さい。
んでジャケットな。
だせーよ(好きだけど)。
他作のジャケットも機会あったら観て欲しいんだけど謎のインドな仏像やらロードオブザリングの出来損ないみてえなイラストやらが放つ強烈な香りが我々をジャケ買いから遠ざけます。
んでメンバーな。
だせーよ(好きだけど)。
俺も今度のアー写で葉巻くわえて撮るぞコノヤロー。
はい、肝心の中身について何も触れとらんですね。
確かリリースが2002年で、at the drive-inとか引き合いに出されてた気がするんだけど個人的にはオルタナグランジ勢のスタイルをもう一歩進めた感じでしょか。っちゅうよりはダイナソーとかピクシーズとかのその前夜辺りのスタイルかなあ。
でもその辺て今聴いてみると所謂初期エモとかなり近いよね感触がさ。
今聴いとるペイヴメントとかすげえエモいもんなあ。ヘロヘロでポップで超カッコいいわねやっぱ。
つうかバカスカ系のドラムだったりひたすら分厚いギターノイズだったり何処かお耽美な雰囲気だったり、ボーカル(ころころ変わるけど)の線の細さと危う気な音程等も相俟って、俺はスマパンに程近い印象を受けるんだよなあ。
でこの手の要素が結集するとanother morning stonerの様な名曲が産まれる訳です。反復されるリフの中で徐々に熱を帯びて行くメロディがどうしようもなくドラマチック。荒めな音質との相乗効果で酩酊出来ますよ。
ギターに溺れるならit was there thaでひたすら反復されるガガガガーからのお耽美アルペジオがよござんすし、
how near how farみてえな郷愁感でおセンチになるも良し、
合間に挟まれるぶち切れ系な疾走ナンバー、これがまた良い感じにしっちゃかめっちゃかで気付けにはもって来い。
でもやっぱ全体にあるのは酩酊感かなあ、何なんだろ。音像のぼやかし方かな。すげえ気持ち良いんだよなあ。飲みながら爆音で聴きたくなる。
んで改めてジャケに目を落としてみると、その深い橙は幾重にも幾重にも塗り重ね塗り潰された上でのそれであり、その酩酊感と同様、掛け算の産物である事に気付く。
そしてその橙の中から物憂げにこちらを見つめる瞳。
うむ、何かそう考えるとやたら説得力のあるジャケだったんだなあとか自己解決してようし次はビール飲みながらもう一周みたいな。