■マーク・サポート『コンポジション№1』
ペレック好きの者です。たいへん面白く拝読しました。ところで、マーク・サポート『コンポジション№1』というのが、検索しても出て来ないのですが、邦訳は出ているのでしょうか? 読みたいので、ぜひ教えてください。
【2014/05/19 10:42】
URL | 弟子迷人 #-
■Re: マーク・サポート『コンポジション№1』
弟子迷人さん。
誰も読まないかと危惧していました。ご高覧ありがとうございます。
さて。虚言癖があるので僕はチョイチョイ嘘をつきます。
芥川が『奉教人の死』の中で『れげんだ・ おうれあ』という架空の書物をでっちあげたように。
僕のおちゃめなデタラメにみんなよくだまされます。
しかしご安心ください。
Marc Saport『Composition No.1』は実在する書物です。
(検索ヒットしないんですね。IT全盛のこの時代に…)
ちょっと学のあるところを見せようと思ってマニアックな1冊を取り上げてみました。
でも読んでません。現物を手に取ったこともありません。馬鹿を隠すための偽装です。
いちおう、本のスペックを書いておきます。
フランスの作家によって60年代に書かれた本で、未邦訳です。
きっとこの先も翻訳される可能性は薄いでしょう。
(『フィネガンズ・ウェイク』が全訳されるような狂気の国なので0%とは言い切れませんが)
紙の束が箱に入っている体裁です。1枚に1つの話が完結。枚数はかなりの大分です。
コルタサル『石蹴り遊び』の箱入カード版や、
「【堂廻目眩】世界のふしぎな奇書・実験小説まとめ【戸惑面喰】」で紹介されている
ブライアン・スタンリー・ジョンソン『The Unfortunates』に近い(と思われます)。
近年ロンドンのヴィジュアル・エディションズという零細出版社が復刊し、
iPadアプリ化もされているそうです。
この出版社はジョナサン・サフラン・フォアの『Tree of Codes』も刊行しており、
女性二人で変な本ばっか作っています。
【2014/05/19 17:07】
URL | 大塚晩霜 #-
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