サー・ジャック・ブラバム、逝去
Sir Jack Brabham dead
3度のF1ワールドチャンピオンのサー・ジャック・ブラバムが亡くなった。享年88歳。
オーストラリア空軍の元メカニックだったブラバムは、1940年代後半、オーストラリアのダート・トラックでモータースポーツのキャリアをスタートさせた。
彼は英国に渡り、クーパー・レーシング・チームに加わり、1959年と1960年のF1チャンピオンになった。
しかし、1966年チャンピオンになったときのマシンは、友人で同じオーストラリア人ロン・トーラナックとともに、彼自身が設計したブラバムのレーシングカーだった。
彼は、自らのマシンでF1ワールドチャンピオンになった唯一のドライバーである。
彼は、ジョン・アーサー・ブラバムとして1926年4月2日に生まれたが、ジャックと呼ばれ、のちにはブラックジャックとあだ名された。
ブラバムの遺族は、2番目の妻レディ・マーガレット、最初の妻ベティとの間に生まれた3人の息子(ジェフ、ゲイリー、デイヴィッド)である。3人の息子はモータースポーツで成功した。
またブラバムの孫のふたりも、モータースポーツでキャリアを築いている。
ジェフの息子マシューは、米国でインディ・ライトに参戦し、今月初優勝を果たした。
デイヴィッドの息子サムは、英国でフォーミュラ・フォード・チャンピオンシップに参戦している。
写真は、上(1枚目)から、ジャック・ブラバム、1968年、オーストラリアのオランパークレースウェイでマシンのテスト走行。2枚目は、ジャック・ブラバム(左)、1960年、シドニー市長から市の鍵を授与される。
-Source: The Sydney Morning Herald
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