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経団連の米倉会長が最後の会見5月19日 17時07分
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来月、退任する経団連の米倉会長が19日、最後の記者会見を行い、中国や韓国との関係が冷え込むなか、経済界が関係改善に向けて一層の努力をする必要があるという考えを強調しました。
米倉会長は、来月3日に2期4年の任期を終えて退任し、次の経団連会長には大手繊維・化学メーカー「東レ」の榊原定征氏が就任します。
米倉会長は19日、最後の記者会見を行い、4年間を振り返って「最も印象に残っているのが東日本大震災で、その際、不足していたガソリンなどの支援物資を政府に掛け合って被災地に届けることができ、少しはお役に立てたのではないか」などと述べました。
そのうえで米倉会長は、経済界の今後の課題について「中国と韓国は隣国であり、逃げることはできない。相互信頼が必要で、今後も草の根レベルで交流を深めていく必要がある」と述べ、中国や韓国との関係改善に向けて、経済界が一層の努力をする必要があるという考えを強調しました。
米倉会長は、現在、大手化学メーカーの「住友化学」の会長を務めていますが、来月には相談役に退く予定です。
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