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学食で大学生に100円朝食
5月19日 15時36分

学食で大学生に100円朝食
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大学生に朝食をとる習慣を身につけてもらおうと、東京・中野区にある明治大学の学生食堂で、朝食を100円で提供する取り組みが19日から始まりました。

この取り組みは、3人に1人が一人暮らしをしている学生たちの食生活の改善につなげようと、明治大学の中野キャンパスの学生食堂で19日から始まりました。
学生食堂では、今週金曜まで午前10時からの営業を午前8時半からに早め、学生たちに1食350円相当の朝食を特別に100円で提供します。
名付けて「100円朝食」で、差額は学生が加入する健康保険組合が補助します。
用意されたのは、焼き魚や納豆にごはんとみそ汁がついた和食のセットで、次々に学生たちが訪れて朝食をとっていました。
また、食堂では、いつも朝食をとっているかや朝食をとっていない理由などを尋ねるアンケートも行われ、大学ではこの結果も踏まえて、今後ほかの3つのキャンパスでも100円朝食を実施することにしています。
男子学生の1人は「一人暮らしなので、こういう取り組みは助かります。作るのが面倒なので、朝食は食べないことが多いです」と話していました。
明治大学中野教育研究支援事務室の小嶋信貴さんは「ぜひこうした機会に自分の食生活を見つめ直し、朝食を習慣づけてほしい」と話していました。

広がる100円朝食

100円で朝食を提供する取り組みは、生活のリズムをつくり、勉強にも集中して取り組んでもらいたいと、学生が加入する健康保険組合や保護者でつくる団体などが補助する形で関東や関西など各地の大学で行われています。
このうち、立命館大学が行った調査では、全体のおよそ40%の学生が毎日は朝食をとっていませんでしたが、100円朝食を実施してから学生食堂で朝食を食べる学生が増えたということです。

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